MECHATROLINK-Ⅲ・スレーブ対応
プロセッサでシステムコストを削減しよう!

MECHATROLINK-Ⅲ・スレーブ対応 Texas Instruments社プロセッサー

半導体製造装置やモーター制御を行う領域において、MECHATROLINKを新規で採用したい、MECHATROLINKⅡからⅢに変更したい、さまざまなご要望があると思います。Texas Instruments社(以下、TI社)のプロセッサーは、専用のASICなしでMECATROLINK-Ⅲを実現できるため、システムコストの削減が可能です。詳細は以下のブローシャーにありますので、是非ダウンロードしてください。
【Summary】

MECHATROLINK-ⅡとⅢ 何が違うの?

MECHATROLINKのバージョンの仕様については下記の通りです。
" ⅡからⅢに置き換える最大のメリットは、100Mbpsの高速通信が実現できることです。MECHATROLINKⅡでは、RS485で行われていた通信が、MECHATROLINKⅢでは、Ethernetベースの通信になったことで高速通信が実現できました。これにより最大31.25µsec伝送周期に対応できるようになったため、細かな同期を取りたいアプリケーションに非常にオススメです。
その他にもHUBによるスター接続に対応することで、幅広いトポロジーを形成できることや、オンライン中にスレーブ機器の交換や、スレーブ機器の追加が可能になったようです。メリットだらけですね。

MECHATROLINK-Ⅲのデモ動画

以下は安川電機様が提供しているMECHATROLINK-Ⅲのデモ動画になります。これは同期機能を活用してモーターの8軸制御を行っております。動画でも解説されていますが、ナノレベルの位置決めが必要な「半導体製造装置」「検査装置」といったアプリケーションをターゲットにされているようです。

Texas Instruments社プロセッサーSitaraについて

Arm Cortex-Aベースとした統合性、性能、ペリフェラルのバランスがとれたプロセッサー

MECHATROLINK-Ⅲに最適なプロセッサーSitaraシリーズについて説明します。TI社のSitaraは、シングルコアからマルチコアのArmコアを搭載した産業機器向けのプロセッサーです。長期にわたる製品ライフサイクル、拡張された温度範囲範囲(Max:125℃)、豊富なペリフェラルが売りとなっており、産業用通信プロトコルに対応するPRU-ICSSコアを搭載しています。
PRU-ICSSは、EtherNet/IP, EtherCAT, MECHATROLINK等の産業用通信だけでなく、モーター制御のためにEnDat、BiSS C等のエンコーダー受信にも活用することができます。Sitaraシリーズは産機向けに多数採用いただいているプロセッサーになり、TI社のプロセッサーシリーズの中でも特に注目されている製品になります。

製品ラインナップ

Sitara向けのダウンロード資料

Sitaraの概要や評価環境等につきましては、以下の資料が参考になります。興味ある方は、是非ダウンロードください。

お問合せについて

本内容につきまして、ご質問・ご要望等ございましたら、お気軽に下記の弊社営業担当までご連絡頂けますと幸いです。