TVSダイオード
システムの誘導サージ保護に対応
Texas Instruments社のTVSダイオードは、主として誘導サージの影響を受ける回路に対して適用されます。特徴は応答速度が速く、クランプ電圧の誤差も少ないため、他社の同性能のデバイスよりも損失が小さく 小型のパッケージで、回路サイズを小さくすることができます。
TVSダイオードには、単方向と双方向があります。
単方向タイプはデジタル信号のような0V～Vccのような片方の極性で使用される場合に使用されます。
双方向タイプは、－Vcc～＋Vccで使用される信号に使用されます。
今回は、TVSダイオード（双方向）の代表的な使用例を３つ挙げさせて頂きました。
TVS3301 ～入力電圧：24V系 信号/電源
製品ページ：TVS3301
出典：Texas Instruments https://www.tij.co.jp/lit/ds/symlink/tvs3301.pdf
- 特徴
- IEC61000-4-5（8/20μs）35A
- IEC61643-321(10/1000μs)4A
- 主なアプリケーション
- 産業用センサI/O
- PLC I/Oモジュール
- アナログ入力
TVS1801 ～入力電圧：12V系 信号/電源
製品ページ：TVS1801
出典：Texas Instruments https://www.tij.co.jp/lit/gpn/tvs1801
- 特徴
- IEC61000-4-5(8/20μs)30A
- IEC61643-321(10/1000μs)4.5A
- 主なアプリケーション
- 産業用センサI/O
- PLC I/Oモジュール
- 12V電源ライン
TVS0701 ～入力電圧：5V系 信号/電源
製品ページ：TVS0701
出典：Texas Instruments https://www.tij.co.jp/lit/gpn/tvs0701
- 特徴
- IEC61000-4-5(8/20μs)30A
- IEC61643-321(10/1000μs)15A
- 主なアプリケーション
- 産業用センサI/O
- ソリッドステートドライブ
- 5V電源ライン