最新の記事
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ルネサス低消費マイコンの機能紹介
低消費マイコンの需要 昨今マイコンを始めとしたデジタル製品において消費電流の削減等省エネに対する対応が注目されております。背景としては、IoT化の普及によりバッテリー駆動のアプリケーションにもマイコンが搭載されるケースが多くなり、マイコンの低消費電力性能がバッテリーの長持ちに直結すること、エネルギ……
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ΔΣADCのしくみとRX23E-B
ΔΣADCの基礎知識 AD変換(アナログ・デジタル変換)は、アナログ信号(電圧、電流、温度など)をデジタル信号(二進数)に変換するプロセスです。本資料では、特に高精度計測に適したΔΣADC(デルタシグマADコンバータ)について解説します。 AD変換とは AD変換は以下のステップで行われます。 ……
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機械学習の基礎について解説
はじめに AI(人工知能)は、すでに私たちの社会に不可欠な技術となっています。スマートデバイスの音声認識やオンラインショッピングのレコメンド機能、さらには製造業や医療現場の効率化など、幅広い分野で活用が進んでいます。このようなAIの発展を支えているのが「機械学習」です。AIを適……
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次世代IoT通信規格「Matter」について
Matterとは スマートホームの市場が広がるにつれ、さまざまなメーカーやプラットフォームが独自の通信規格を採用してきました。 その結果、製品ごとに互換性がなかったり、操作アプリがバラバラだったりと、ユーザーにとって使いづらい状況が続いていました。 こうした課題を解決するために登場したのが「M……
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ルネサスエレクトロニクスBLE製品 DA14531MOD (1) SPSサンプルコードを動かしてみました
冒頭 本記事では、ルネサス製品であるDA14531MODを搭載したボード「BLE TINY Click」(MIKROE社)の動作確認についてご紹介します。 DA14531MODとは DA14531MODは、ルネサス社のBLEソリューションで、低消費電力・アンテナ内蔵・ソフトウェアが付属している……
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ビギナーのためのCAN通信基礎
CAN通信とは CANとは、Controller Area Networkの略称であり、1980年台にドイツのボッシュ社によって開発された通信プロトコルです。 主に車載ネットワークで使用されておりますが、車載用途だけでなく産業用ネットワーク等でも利用されております。 &……
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【ルネサス社】電池残量検知ICの専用GUIツール使ってみた
はじめに この記事では、ルネサス社が提供する電池残量検知ICであるFGIC(Li-ion Battery Fuel Gauge IC)を用いて、 専用GUIツールである”RSB tool”が、バッテリーの状態によってどういった表示となるかをご紹介します。 ・バッテリー残量を正確に表示した……
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MCUbootを用いてルネサスマイコンのファームウェアアップデートをしてみた
はじめに ルネサスは、MCUbootを用いたファームウェアアップデートのアプリケーションノートとサンプルプログラムを提供しています。 アプリケーションノートでは、ルネサスFlexible Software Package (FSP)で提供されるMCUbootモジュールの適用方法を解説し、サン……
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ルネサス社 センサーシグナルコンディショナーとは
製品概要 ・ルネサス社のSSCは最大24ビットの高分解能出力を提供し、センサーのオフセット、感度、温度ドリフト、非直線性などを高精度に補正します。 ・抵抗性センサーや圧力センサーなど、多様なセンサーに対応し、産業・車載・コンシューマ向けなど多くのアプリケーションに適しています。 ・アナ……
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HVPAKでLEDドライバー作ってみた
製品概要(HVPAKとは) 2021年ルネサスエレクトロニクスはDialog Semiconductor社を買収しました。 GreenPAKとは、GreenPAKは旧Dialog社のミックスドシグナルのプログラマブルデバイスです。 ※GreenPAKの基礎知識や情報についてはこちらの記……