• 公開日:2022年11月02日
  • | 更新日:2022年12月07日

Arm Cortex-M0+を搭載した新製品 MSPM0Lシリーズのご紹介

はじめに

Texas Instruments社(以下、TI社)は数多くのマイコン、プロセッサ製品を保有していますが、今回は新製品のMSPM0Lシリーズをご紹介させていただきます。

MSPM0Lシリーズの特徴

MSPM0Lシリーズに搭載された「Arm Cortex-M0+」は、低コスト、低消費電力で動作するアーキテクチャです。MSPM0Lシリーズは、3つ特徴がございます。

低消費電力

MSPM0シリーズはスタンバイ状態で1.1μAで動作する超低消費電力のマイコンとなっており、バッテリーで駆動するアプリケーションに最適です。

小型パッケージ

WQFNパッケージ(16pin)では 3mm x 2mmのサイズ感となっており、他メーカーと比較しても小型なパッケージが売りとなっています。

コストパフォーマンス

スペックの割にお求めやすい価格帯で、Webプライスで$0.4台からリリースされております。

またMSPM0シリーズは今後もラインナップが増えていく予定で、他のラインナップともハード/ソフトコンパチとなっており、アプリケーションの性能に合わせて汎用的に置き換えることが可能です。

 

図1. MSPM0L機能ブロック図

開発環境

ハードウェアとしては、TI社よりMSPML0シリーズの評価ボードがリリースされております。

LP-MSPM0L1306

ソフトウェアとしては、TI社よりソフトウェア開発キット(Software development kit)が提供されております。

MSPM0 Software Development Kit (SDK)

※ 評価ボードのご購入、またSDKのダウンロードはTI社へのリクエストが必要です(2022/11時点)

またTI社が無償で提供している統合開発環境(IDE)のCode Composer Studioでご開発が可能です。

Code Composer Studio

まとめ

MSPML0シリーズは低消費電力で動作する次世代汎用マイコンになります。

本製品にご興味をお持ちの方や詳細な製品情報が必要な方は、以下のリンクより資料をダウンロード頂ければ幸いです。

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