• 公開日:2025年09月30日
  • | 更新日:2025年10月20日

ルネサスエレクトロニクスBLE製品 DA14531MOD (3) デバイスネーム変更してみました

冒頭

本記事では、ルネサス製品であるDA14531MODを搭載したボード「BLE TINY Click」(MIKROE社)を使用し、ルネサスのBLEソリューションであるSerial Port Service(SPS)の動作確認についてご紹介します。「ルネサスエレクトロニクスBLE製品 DA14531MOD (2) SPS UART ボーレートを変更してみました」に引き続き、本記事ではデバイスネームの変更手法をご紹介します。

 

事前準備

ルネサスエレクトロニクスBLE製品 DA14531MOD (1) SPSサンプルコードを動かしてみました

ルネサスエレクトロニクスBLE製品 DA14531MOD (2) SPS UART ボーレートを変更してみました

の内容をご確認ください。

 

デバイスネームの変更方法

  1. フォルダ「user_config」内の「user_config.h」を開きます。170行目を以下のように変更し、保存します。
    変更前:#define USER_DEVICE_NAME        “SPS_531”
    変更後:#define USER_DEVICE_NAME        “DEVICE_TEST”
  2. 「ルネサスエレクトロニクスBLE製品 DA14531MOD (1) SPSサンプルコードを動かしてみました。」の手順に従ってファームウェアをビルドし、書き込みます。
  3. 「Renesas SmartBond」などBTデバイスをスキャンできるソフトでスキャンしてみます。
    デバイスネームが「DEVICE_TEST」になっていることが確認しました。

最後に

本記事では、デバイスネームをデフォルトの「SPS_531」から「DEVICE_TEST」にしています。

次回は、ホスト1台とデバイス2台を使用し、ホストが接続するデバイスのBDアドレスを指定できるよう、手法をご紹介する予定です。

以下に、DA14531MODの製品ページのリンクを記載します。

DA14531MOD