• 公開日:2025年10月16日
  • | 更新日:2025年10月17日

ししおどし作ってみた!~第3話 ハードウェア製作~

はじめに

 

みなさまこんにちは。2025年入社新人FAEの上田です。

 

第2話は、待望の「製作」実習 ソフトウェア編でした。

今回は、筐体製作のお話をします。

 

皆さんなら、丸い竹筒と平らな基板、この2つをどのようにくっつけますか?

 

竹取物語

今は令和、竹取の翁とFAEといふ者ありけり。

野山にまじりて竹をとりつつ、

よろづのことに使ひけり。

 

まずは筐体の材料について。

題名にもあるとおり、筐体には竹を使います。

買うと高い竹ですが…

 

 

令和版竹取物語として、翁(祖父)と新人FAEで竹取に行きました。

安心してください、実家の山です。

 

この後、竹の加工も手伝ってもらいました。

じいちゃんありがとう。

 

基板と竹の固定~アイデア出し~

製品の完成には、竹と、基板を固定しなければなりません。

 

土台となる竹が丸みを帯びていたため、どのように基板を固定するか悩みました。

 

思いついた方法は2つ

・超速乾瞬間接着剤でくっつける

・グルーガンでくっつける

 

新卒FAEが思いつく方法はこのくらい。

どちらも「固定したら終わり!」の、デバッグは全く考えられていない方法です。

 

そこで、ベテランFAEに相談すると、

神2「プラスチック板とスペーサー使うのがいいよ!」

と。

 

またまた一瞬で解決しました。

先輩社員、偉大です。

 

基板と竹の固定~いざ実践~

スペーサーを使う案をそのまま使わせていただくことにしました。

 

以下の手順で進めました。

  1. 基板に穴をあける
  2. プラスチック板に穴をあける
  3. プラスチック板と竹を両面テープで固定する
  4. プラスチック板と基板をスペーサーで固定する

 

実際に固定した後がこちらです。

多少動かしてもプラスチック板は落ちないくらい、しっかりと固定されました。

 

ちなみに後日、配線不備が見つかり、実際に基盤を取り外しました。

瞬間接着剤で取り付けなくてよかったです…。

 

完成、そして成果発表

さまざまな困難がありましたが、無事に完成させることができました!

 

次回、最終回。お披露目編です。

 

第4話(最終話)