- 公開日:2025年11月05日
- | 更新日:2025年11月26日
新人FAEがハプティクス騒音計作ってみた~ソフトウェア編~
はじめに
みなさま、こんにちは。新人FAEの川合です。
前回の第一話では製作物の仕様書について書きました。今回からいざ製作へ!
まずはソフトウェア編になります!
まずは大まかな流れを…
まずは自分で何を作るのか、大まかに把握するため日本語を交えながらソフトの処理を書いていきました。
こうすることで今自分はどこを完成させていてどこが未着手なのか頭の中で整理しながら進めることができました。
動かない!
さて、次の工程として一つずつ作りこんでいくフェーズに入りました。
ここで第一つまづきポイント、ADCの値が出ない!
何を入力しても値が0しか表示されないんですよね。
二日間格闘した結果、設定でトリガーソースをソフトウェアにすることでちゃんと動作し始めました。
灯台下暗し。
音量測定
次に実際どうやって音量を検知しようかと考えました。音は波であるという性質が故に小さいアナログ値が一番小さい音で…とはならないんですよね。無音状態は真ん中になります。
ここはソフトで何とかしましょう。考えた案がこちらになります。

まず最初に無音時のADCの値を定めます。
この無音のはかり方はマイクからアナログ値を100個取得、平均値を無音状態としています。
その後、無音状態からの絶対値の平均値を音量としました。
例えば上の図だと
|A|=180-120=60
|B|=120-20=100
(60+100)÷2= 80→厳密には違いますがこれを一応音の大きさとして扱います。
今回は取得回数2回で解説しましたが実際はこれの100回分を行っています。
難しい!7セグ
今回音量表示のために7セグメントLEDを使うことにしました。表示方法はI2Cを使わず気合のダイナミック点灯をさせます!
しかし、その決断によって頭がとても混乱する事態となりました…
こちらソフトウェアの動作確認中の写真になります。

いや、表示はされているけども…配線が多すぎる・・・
配線を始めてからおよそ30分以上かかり、かなり後悔しました。
まとめ
いろいろと苦戦しましたが何とかソフトウェアのほうは仕上がりました!
次は大苦戦、ハードウェア編になります!
