- 公開日:2025年11月27日
- | 更新日:2025年12月17日
科学的に運動能力向上!パターキットを作ってみた ~第4話 成果発表~
- ライター:sota fujikawa
- マイコン
はじめに
みなさんこんにちは。2025年度新卒FAEの藤川です。
これまで、製作品が完成するまでの工程についてお話してきました。
そして今回はついに成果発表!
どんな仕上がりになったのか、どんな工夫や学びがあったのかを振り返りながらお伝えしていきます。
成果発表
発表当日。
午後の発表に備え、午前中は耐久性確認のためにひたすらパターを打ち続けていました。
しかし、試しているうちに「測定できない場合がある…」という不安が。
ここで大きく変更して動かなくなるのは怖い――。
ハード?ソフト?原因は分からないまま、祈るような気持ちで会場へ。
発表自体は順調に進み、いよいよ実機のデモ。
動くのか…?
結果は、4回に1回しか動作せず。
表示はされるものの、「0」ばかりが並ぶ画面に無念の思いが込み上げました。
技術展示会
成果発表から1週間後、社内で製作品を披露することが決まっていました。
「ここでは何としてでも動かしたい!」その一心です。
問題は、時間計測が安定していないこと。
ならば、原因を突き止めるしかない。
そこで、変数をひたすら追いかけることにしました。
何度も何度も値を確認し、少しずつ改善を重ねていきます。

すると、原因が判明!
計測タイマが変なタイミングで動いている理由は、監視タイマが常に動いていて、
測定不要な場面でもセンサ1の遮光を検知していたことでした。
そこで、監視タイマを「実行モード内のみ」で動かす制限を追加。
結果、、、測定できた!!
何度試しても、しっかりと測定結果が表示されるようになりました。
この経験で学んだのは、「いつ、どのような条件で動かすかをしっかり考えることの重要性」です。
そして迎えた展示会、テーマがゴルフということもあり、たくさんの方に興味を持っていただけて本当に嬉しかったです!
苦労した分、動いた瞬間の喜びは格別でした。
さいごに
いかがでしたでしょうか。これで製作実習のお話は終了です。
失敗と成功を存分に味わい、確実に成長につながったと感じております。
これからも、たくさんのチャレンジを通じてさらに成長していきたいと思います!
最後までご覧いただき、本当にありがとうございました!
ps. 新卒5名の製作実習です。

