• 公開日:2018年12月28日
  • | 更新日:2022年10月27日

新人FAEの「人感リモートレリーズ」作成への道(5)

あらすじ

製品の作成に取り掛かりました。プログラミングに    苦戦するも、全ての機能を実現することが出来ました。
今回はついに製品を実装し、その全貌が明らかに!果たして、人感リモートレリーズは完成するのか・・・!

製作⑤ 実装

いよいよ装置本体のハードウェアを製作していきます。第1話で製作した回路図を元に、部品と配線を基板にはんだ付けしていきます。

配線図作成

配線図
フリーソフト「Fritzing」で作成

実装に向けて配線図を作成しました。部品の配置や配線はできるだけコンパクトできれいにまとめたいところです。

実装作業

はんだ付けを行っていきます。ブレッドボード上での動作が出来ているのでこれが最後の作業になります。あまりに小さなコードは加工やはんだ付けが困難で、なかなか手強かったです。理想通りに配線ができず、部品配置が異なってしまいましたが、、、どうにか実装することが出来ました。

ついに!「人感リモートレリーズ」完成!

ついに完成しました!これが「人感リモートレリーズ」です!

「人感リモートレリーズ」完成!!

青く光るLCDとカメラの起動する様子はなかなかかっこいいです。そして自分の細かい動きも捉えてカメラが動作する姿を見ていると、とても愛着が湧いてきます。

人感リモートレリーズ仕様

・4.5V 単3×3本用電池BOX 2個(センサ・LCD用、Maruduino用)
・2.5mmステレオプラグ接続
・距離5m、縦47°横41° 背景との温度差4℃以上で検出
・センサ検出に反応して、カメラのスリープモード復帰
・モーションセンサ動作安定のため、電源投入後30秒より起動

いよいよお披露目~製作発表会~

緊張の製作発表会

いよいよお披露目のときがやってきました。一ヶ月取り組んできたことを皆さんに発表し、デモンストレーションを行います。会場には立ち見の方が出るほど盛況で、発表はかなり緊張してしまいましたが、なんとか終えました。
さて、デモンストレーションです。果たして、私の侵入に反応してくれるのでしょうか、、、

デモ成功!!

成功しました!!はっきり写っています!1ヶ月の苦労が報われた瞬間でした。

おわりに

長かった製作実習がようやく終了しました。企画から製作までを1ヶ月で行い、最後に発表をするというのは、私にとって難しく、常にプレッシャーを感じていました。慣れない作業で手際も悪く、次から次に問題が出てきます。基本を忘れず、地味な作業も一つずつ諦めずにやっつけて、一人で出来ないことは先輩社員の方に助けていただくことで、ようやく完成させることが出来ました。助けていただいた方には本当に感謝しています。たった1ヶ月で、ノウハウが0の状態から製作ができたことは、確実に自信になり、今後の糧になりました。

これで記事は終わりとなります。
最後までお読み頂きありがとうございました。