記事一覧

  • LVDS・LVPECL/CMLの長距離伝送が可能 DS15BA101/DS15EA101の使用方法

    最大1.5Gbpsの信号を20m以上離れた機器間で伝送したい LVDS/LVPECL/CMLと言った高速インタフェースを長距離伝送した場合に、DS15BA101/DS15EA101をご検討してみてはいかがでしょうか? DS15BA101/DS15EA101は組み合わせてご使用頂くチップセットです……

  • TI社製 ネットワーク・シンクロナイザー LMK05xxxのメリットとは?

    はじめに クロックジェネレータの製品、「ネットワーク・シンクロナイザー」をご存じでしょうか? ネットワーク・シンクロナイザーはその名前の通り、入力された信号に同期したクロックを生成する製品です。 ネットワーク機器では、外部から供給された信号に同期した、より低ジッターで高品質なクロックが求められ……

  • 拡張ハミング符号の仕組み 誤り検出・訂正基礎講座 第3回

    はじめに 前回の記事ではハミング符号について解説しました。ハミング符号は1bitのエラー訂正を行えましたが、2bit以上のエラーになると、エラー検出を正しく行えませんでした。今回は2bit以上のエラーが出力されたときにもエラー検出を行うことが可能な、拡張ハミング符号について解説します。まだ前回の記……

  • マイコンとSplunkを使ってスマートファクトリー化させてみた

    センサーデータを可視化したいと思ったり、様々なデータをサーバーで管理し、分析したいと思ったりしたことはありませんか? センシングしたデータをパソコンに送ってExcelでグラフにしてみる・・・、そういったことはできるのですが、自社のサービスに組み込もうと思ったときに、何からすればよいか分からず、……

  • 電源の過渡応答性を良くするために

    近年、 「負荷過渡応答性(Load Transient Response)の良い電源ICはありますか?」というお問合せが増えています。 特にFPGAのCore向け電源など、低電圧・大電流化の流れの中で、負荷急変時の過渡応答性が良い電源ICの需要が高まっています。 そこで本記事では、過渡応……

  • 負荷過渡応答を測定する治具例の紹介

    「電源の過渡応答性を良くするために」の記事でもご紹介したように、負荷変動に対する応答性は、電源ICにとって重要な性能になります。 実際の応答性を比較するためには、負荷を同等の条件として実機評価のもと比較する必要があります。ただし、数10Aレベルの負荷変動がある場合や、変動のスルーレートによっては電……

  • TI社 BAWテクノロジーを使用したクロックジェネレータ製品 ~BAWとは?BAWを使うメリットとは?~

    はじめに BAWという言葉を聞いたことが有りますか? BAW(Bulk Acoustic wave)は圧電体のバルク振動を利用した共振器です。 昨今、TI社から、このBAWテクノロジーを使用した超低ノイズのクロックジェネレータがリリースされました。 BAW共振器を用いたクロックジェネ……

  • DC400V入力→DC5V出力の非絶縁降圧DC/DC

    とあるお客様からこのような御相談を頂きました。 「DC400Vから非絶縁でDC5Vを作りたい。 電流は100mAもあれば十分。トランスは使いたくない。何か良い方法は無いか?」 デジタル電源やkW級のモーター制御にはマイコンを用いることが多く、それらのコントローラ用電源として、DC400……

  • PSpice for TI のインストール手順

    PSpice for TIとは? PSpice® for TI は2020年9月にTexas Instrument社よりリリースされた回路シミュレーターです。従来のPSpiceシミュレーターは有償でしたが、PSpice for TIは無償で利用する事が可能で、デフォルトで5700種類以上のTI製品……

  • Smart Tuneのメリットとは?

    はじめに Smart Tune(※)機能をご存じでしょうか? (※ Auto Tuneと呼ばれていましたが、現在はSmart Tuneと呼称が変更されています) この機能はTI社のステッピングモータードライバーに搭載されております。 主に電流減衰(Decay)の用途に使用されます。 従……