記事一覧
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これだけ押さえればOK!AC/DC電源設計の流れとコツ
はじめに 「AC/DC電源の設計って難しそう…」そう思っていませんか?正直、私も最初はチンプンカンプンでした。 回路図を見ても部品の役割がわからず、トランスのデータシートは数字だらけ、評価のためのオシロの設定方法すら手探り…。 でも、そんな私でも一歩ずつ設計を進め、動く電源を完成させることがで……
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ADC入力をUARTで送信するシステムを試作してみた
経緯/背景 とあるお客様からの「センサーからのアナログ入力をディジタル値に変換してUARTで出力するシステムを作りたい」とのご要望をいただき、PoC: Proof of Conceptとしてシステムを作ってみることにしました。 用意するもの ハードウェア 開発するためのPCと評価ボード、……
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Kakipで物体検知(1)
はじめに いま、ロボティクス、監視カメラ、ドローン、製造ラインといったさまざまな分野で、「リアルタイムに物体を検知・認識する技術」が求められています。クラウド依存でなく、端末単体で高精度かつ高速処理を実現するエッジAIは、ネットワークやセキュリティ、レイテンシの課題を解決する上でも不可欠です。 ……
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MCUbootを用いてルネサスマイコンのファームウェアアップデートをしてみた その2
はじめに 前回、ルネサスのARMコアマイコンRAファミリのRA6M4と、ルネサスFlexible Software Package (FSP)を用いて、MCUbootのDirect XIPモードを実装してみました。 マイコンRA6M4は、最大1MBのROM(Code Flash)を持ち、Du……
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GreenPAKで超お手軽『絶縁DC/DC』を作ってみた
こんにちは。この記事の中の人です。 これとかこれも書いてます。 あるお客様からこんなお声を頂きました。 「絶縁DC/DCのコストを下げたいんだけど、なんかない?」 ザックリとしたご要望ですが、切実さは伝わってきました。 現在、このお客様は高効率の絶縁DC/DCモジュールをお……
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マイコン外付けメモリについて 【DRAM編】
本稿ではマイコンと共に基板に搭載されることが多い揮発性メモリであるDRAMについて、その構造・用途およびルネサス製マイコンのDRAMサポート状況をご紹介します。 揮発性メモリとは 半導体素子によって構成された記憶装置が半導体メモリですが、記憶保持観点から、……
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ルネサス製品ForgeFPGAの評価ボードを使ってロータリエンコーダを動かしてみた
背景 日頃より、現在ご使用中のCPLDをもっと安価で低消費電力のICに置き換えたい、または、GreenPAKよりもう少しだけ容量があるといいのにな、、といったお客様はForgeFPGAにきっとご興味を頂けていると思います。しかし、開発環境の立ち上げから始まり、評価ボードを実際にどうやって動かしたら……
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ルネサス低消費マイコンの機能紹介
低消費マイコンの需要 昨今マイコンを始めとしたデジタル製品において消費電流の削減等省エネに対する対応が注目されております。背景としては、IoT化の普及によりバッテリー駆動のアプリケーションにもマイコンが搭載されるケースが多くなり、マイコンの低消費電力性能がバッテリーの長持ちに直結すること、エネルギ……
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ΔΣADCのしくみとRX23E-B
ΔΣADCの基礎知識 AD変換(アナログ・デジタル変換)は、アナログ信号(電圧、電流、温度など)をデジタル信号(二進数)に変換するプロセスです。本資料では、特に高精度計測に適したΔΣADC(デルタシグマADコンバータ)について解説します。 AD変換とは AD変換は以下のステップで行われます。 ……
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機械学習の基礎について解説
はじめに AI(人工知能)は、すでに私たちの社会に不可欠な技術となっています。スマートデバイスの音声認識やオンラインショッピングのレコメンド機能、さらには製造業や医療現場の効率化など、幅広い分野で活用が進んでいます。このようなAIの発展を支えているのが「機械学習」です。AIを適……
