記事一覧
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クラスDアンプのノイズ対策とは
EMIとは クラスDアンプのオーディオアンプICに対するノイズ対策について紹介する前にEMI(Electromagnetic Interference:電磁妨害)について説明しておきます。クラスDアンプについてはこちらをご覧ください。電子機器から放射された電磁波が別の電子機器に影響を与える現象をE……
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フィルタレス製品の測定方法とは
フィルタレス製品とは クラスDアンプのオーディオアンプICの中にはフィルタレス、あるいはインダクタフリーと呼ばれる製品が存在します。これらの製品ではPWM(Pulse Width Modulation:パルス幅変調)信号を平滑化するためのLCフィルタ(外付け回路)が不要になります。そのため、LCフ……
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ポップノイズとは ~BTL出力編~
ポップノイズって何? ポップノイズの説明にきましては既に「ポップノイズとは ~シングルエンド出力編」でご紹介済みですので、是非こちらをご参照下さい。今回はBTL(Bridge Tied Load)接続でスピーカを駆動した際に発生するポップノイズのお話になります。 BTL出力のポップノイズ クラ……
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低価格スイッチタイプホールセンサー製品のご紹介
はじめに TI社のホールセンサー製品は、リニアタイプ、スイッチタイプ、ラッチタイプと幅広いラインナップをそろえています。この度スイッチタイプのホールセンサー製品として新たにTMAG5231がリリースされますのでそのご紹介をさせていただきます。 スイッチタイプホールセンサー T……
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ポップノイズとは ~シングルエンド出力編~
ポップノイズって何? オーディオ製品の電源をオン、オフした際にスピーカから可聴領域のノイズが出力される場合があります。そう言えば、経験したことがあるような…という方がいらっしゃるのではないでしょうか?同じノイズ音を聞いても人によって聞こえ方や表現の仕方はマチマチですが、「パツッ」、「プチッ」、「ポ……
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オーディオアンプICの保護機能とは
保護機能の目的 オーディオアンプICの保護機能はそもそも何の目的で必要になるのかをご存知でしょうか?多くの方々は既にご存知だと思いますが、保護機能が働かなかった場合、つまり異常状態が継続した場合には誤動作、電気的特性の劣化、損傷、焼損、長期信頼性への影響などの懸念が生じます。新しい製品については保……
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オーディオアンプICの出力電力の計算方法とは
シングルエンド出力の電力計算 スピーカ・インピーダンスが既に決定している場合、所望の出力電力を得るために「電源電圧として何Vが必要になるのか?」、あるいは「何Aの電流をスピーカに流す必要があるのか?」を概算で求めるシーンがあると思います。そんな時のためにオーディオアンプICの出力電力の計算方法をご……
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オーディオアンプICの入力形式とは
入力形式の違い オーディオアンプICには様々な種類の製品があります。アンプの動作方式についてはクラスABアンプとクラスDアンプの違いをご紹介済みですが、今回は入力形式にフォーカスしてお話しさせて頂きます。オーディオアンプICの入力形式として①~③に大別することが出来ます。クラスABアンプとクラスD……
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LCフィルタとは
クラスDアンプの出力で使用されるLCフィルタの目的 クラスDアンプの出力で使用されるLCフィルタにフォーカスして話をして参ります。オーディオ製品のスピーカアンプとして使用されるクラスDアンプは入力信号レベルに応じてパルスのDuty比を変化させるPWM(Pulse Width Modulation:……
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クラスDアンプとは
クラスABアンプとクラスDアンプの違い オーディオアンプでよく耳にするクラスDアンプですが、クラスABアンプとの違いをご存知でしょうか?「クラスDアンプ」=「デジタルアンプ」として一般的に定着している感がありますね。このクラスABやクラスDですが、アンプの動作方式の違いを表しており、Aランク、Bラ……