記事一覧

  • RL78マイコンで始めるvibe coding入門 – 第1回:定番のLチカ!動いちゃったぞ?!

    今、vibe codingが熱い🔥🔥🔥 最近エンジニア界隈でじわじわ広がっている「vibe coding」。人工知能支援ソフトウェアを用いた開発手法で、2025 年 2 月頃「Andrej Karpathy氏」によって提唱されました。 下図の通り、2025年2月頃から検索ワードが増えています……

  • 非画像領域のセンシングAI「Reality AI」

    はじめに 近年、工場の予知保全やスマート家電、ウェアラブル機器など、私たちの身の回りのあらゆる場面でAI技術の活用が急速に進んでいます。 特に、機器の異常検知や音声認識といった機能を、クラウドを介さずにデバイス自体でリアルタイムに処理する「エッジAI」の需要が高まっています。 こうした……

  • AUTOSARの基礎

    近年、車両のSDV(Software Defined Vehicle)化の影響で、自動運転などの分野にかかるソフトウェア開発の規模が 大きくなるにつれて、開発にかかる負荷が増大しています。 AUTOSARはソフトウェア開発の負荷を減らすことを目的に導入される事が多いですが、構成が階層別に別れてお……

  • [ルネサス]e² studioを使いこなす!デバッグを効率化する便利機能

    はじめに 組み込み開発において、プログラムが意図した通りに動かない時、その原因を特定するデバッグ作業には多くの時間を要します。 特に、ハードウェアとソフトウェアが密接に連携する組み込み開発では、複雑な問題が起きやすく、効率的なデバッグ環境が不可欠です。 e² studioは、ルネサス製マイ……

  • 車載制御マイコン

    車載制御用マイコン 1. はじめに 自動車の電子制御は、電動化・自動運転・コネクテッド化の進展により複雑化しています。これに伴い、車載制御用マイコンには高性能・高信頼性・低消費電力・セキュリティ対応など多様な要求が求められています。 本資料では、ルネサスの代表的な車載マイコン「RH850」……

  • Renesas製車載マイコンRH850シリーズラインナップ

    自動車の電子制御は、かつての「機能別制御」から「統合制御」へと進化しています。従来主流だった機能別にユニットを配置する構成(ドメイン構成)は、今後は車両内をエリアごとに分けて制御ユニットを配置する構成(ゾーン構成)へと移行していくと予測されています。 この変化に対応するため、ルネサスエレクトロ……

  • モビリティ業界ビギナー必見!車載E/EアーキテクチャとSDVの基本・トレンドをざっくり解説!

    E/Eアーキテクチャの基本とトレンド E/Eアーキテクチャとは? Electrical/Electronic Architecture、直訳すると「電気/電子構成」となり、ECUやアクチュエータをハーネスで繋いだシステム設計構造を表します。 ここでいうECUはElectronic Cont……

  • AUTOSAR Classic Platformの概要とRenesasのMCALソリューションについて

    はじめに(AUTOSARとは) AUTOSAR(AUTomotive Open System ARchitecture)とは2003年に車載電子システムの標準ソフトウェア基盤策定を目的として発足されたコンソーシアムであり、自動車業界におけるシステム設計方針の標準化を進めることを目標としています。 ……

  • e² studioをインストールしてみよう

    e² studioとは e² studioはルネサスのEclipseベースの開発環境です。 e² studioはコードを書くときの便利機能や、豊富な拡張機能を備えています。例えばコードを作成したり、サンプルコードをダウンロードしたり、プログラムの動きを確認するデバッグまで、開発に必要な作業を……

  • タッチパッドPoCを作成してみた

    静電容量タッチパッドについて 静電容量タッチセンサはスマートフォンやエレベータ等、様々な箇所に使われております。また、タッチセンサはいくつか種類がありますが、ほとんどが静電容量式タッチを採用しております。 静電容量タッチの技術を応用し、面でのタッチ箇所を検出するタッチパッド技術が普及しており……