記事一覧

  • アナログエンジニアがマイコンを触ってみた 第2回 Lチカ編

    アナログエンジニアがマイコンを触ってみた 第2回 Lチカ編 アナログ回路設計者である私達が、ひょんなことからルネサス製RXマイコンを使ってみることに。普段見慣れたデータシートとは違う、分厚いユーザーズマニュアル。聞いたことのない専門用語の数々。正直、どこから手をつけていいか分かりませんでした。今回……

  • いまさら聞けない!暗号技術の基礎 Part1

    情報セキュリティとは 情報セキュリティとは、各製品が扱うデータや情報を他者から守ることを言います。情報セキュリティというと、実際には、紙での資料なども入ってくるのですが、本記事ではデータに特化したサイバーセキュリティの観点で説明します。 具体的にはどうやって守っていくのか、ということ……

  • ADC入力をUARTで送信するシステムを試作してみた

    経緯/背景 とあるお客様からの「センサーからのアナログ入力をディジタル値に変換してUARTで出力するシステムを作りたい」とのご要望をいただき、PoC: Proof of Conceptとしてシステムを作ってみることにしました。 用意するもの ハードウェア 開発するためのPCと評価ボード、……

  • MCUbootを用いてルネサスマイコンのファームウェアアップデートをしてみた その2

    はじめに 前回、ルネサスのARMコアマイコンRAファミリのRA6M4と、ルネサスFlexible Software Package (FSP)を用いて、MCUbootのDirect XIPモードを実装してみました。 マイコンRA6M4は、最大1MBのROM(Code Flash)を持ち、Du……

  • ルネサス低消費マイコンの機能紹介

    低消費マイコンの需要 昨今マイコンを始めとしたデジタル製品において消費電流の削減等省エネに対する対応が注目されております。背景としては、IoT化の普及によりバッテリー駆動のアプリケーションにもマイコンが搭載されるケースが多くなり、マイコンの低消費電力性能がバッテリーの長持ちに直結すること、エネルギ……

  • ΔΣADCのしくみとRX23E-B

    ΔΣADCの基礎知識 AD変換(アナログ・デジタル変換)は、アナログ信号(電圧、電流、温度など)をデジタル信号(二進数)に変換するプロセスです。本資料では、特に高精度計測に適したΔΣADC(デルタシグマADコンバータ)について解説します。 AD変換とは AD変換は以下のステップで行われます。 ……

  • 機械学習の基礎について解説

    はじめに   AI(人工知能)は、すでに私たちの社会に不可欠な技術となっています。スマートデバイスの音声認識やオンラインショッピングのレコメンド機能、さらには製造業や医療現場の効率化など、幅広い分野で活用が進んでいます。このようなAIの発展を支えているのが「機械学習」です。AIを適……

  • ビギナーのためのCAN通信基礎

      CAN通信とは CANとは、Controller Area Networkの略称であり、1980年台にドイツのボッシュ社によって開発された通信プロトコルです。 主に車載ネットワークで使用されておりますが、車載用途だけでなく産業用ネットワーク等でも利用されております。 &……

  • MCUbootを用いてルネサスマイコンのファームウェアアップデートをしてみた

    はじめに ルネサスは、MCUbootを用いたファームウェアアップデートのアプリケーションノートとサンプルプログラムを提供しています。 アプリケーションノートでは、ルネサスFlexible Software Package (FSP)で提供されるMCUbootモジュールの適用方法を解説し、サン……

  • RL78でI2S通信を実現しよう!

    はじめに。 RL78に無い機能を実現したいと思ったことはありませんか?   RL78には、I2S通信のペリフェラルを搭載している製品がありません。 そのため、I2Sを搭載している他のファミリを選択された方もおられると思います。 じつは、RL78の新機能ELCLを使……