記事一覧
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日本発の産業ネットワーク! MECHATROLINKとは?
近年、ファクトリーオートメーションの業界ではIndustory4.0という言葉が現れました。あらゆる産業機器がネットワークへつながることはもちろん、乱立していた独自通信はオープンネットワークへと変わっていき、シェアを伸ばしました。オープン化することによって産業プロトコルは集約されてはいきましたが、結……
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ドローンを自作する方法 回路図、プリント基板の作り方
ドローンやコントローラを自作するためには、プリント基板を作成する必要があります。プリント基板を業者に発注する際は、回路図を完成させなくてはなりません。今回のコラムでは、プリント基板作成の発注をするため、基板の仕様を決定して回路図を完成させるプロセスについて解説します。 今回制作するドローンは、……
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産業用ネットワークの種類・最新情報 その2【FL-net、MECHATROLINKなどを紹介】
産業用ネットワークとは、工場で稼働している機器同士をデジタルの通信技術を用いて接続するというものです。以前の記事(https://emb.macnica.co.jp/articles/4277/)で概要と代表的な規格について紹介しました。今回は、産業用Ethernetの中から前回掲載できなかった規格……
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よく分かる! シリアル通信基礎講座
現在、コンピュータ間、その付属部品間での通信方法には、大きくシリアル通信方式と、パラレル通信方式が一般的となっております。それぞれの通信方式を簡単にご紹介しますと シリアル通信:1つのデータ伝送路を使い。1ビットずつデータを送信する方式 図.1 シリアル通信 パラレ……
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ドローンを自作する方法 ~部品や回路図の基礎知識~
今回制作するものは、「残業監視ドローン MrkⅡ」です。前回、挑戦して浮かなかったのですが、改めてドローンがホバリングでき、なおかつコントローラで操縦できるようにすることを目指します。この残業監視ドローンで、「定時を過ぎた社員の後ろで、不愉快な音と光を出し続け、退社を促す」ということが最終目的です。……
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ネットワークトポロジーとは?スター型、バス型、リング型を図解
室内で過ごすときは、テレビを見たり、ゲームをしたり、タブレットで本を読んだり、振り返ってみるとこれらの機器は全てネットにつながっています。十数年前はネット=パソコンという認識しかありませんでしたが、最近はテレビやゲームだけではなく、洗濯機や冷蔵庫などもインターネット化されており、当たり前のようにスマ……
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誰でも使える! ステレオカメラで物体検知
はじめに 世の中には、様々な測距可能なセンサが出てきています。今回は、画像と同時に3D-Lidarの様な3次元点群データが取得可能なステレオカメラについて、基本技術と応用例を紹介します。 ステレオカメラとは? ステレオカメラとは、その名の通り2つのカメラで構成されており、測距ができるセンサ……
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LTspiceを使ってみよう – 導入編
LTspiceとは アナログ・デバイセズ社(旧Linear Technology社)が無償提供するLTspice XVIIは、無制限のノード数が扱えるSPICEベースの高性能シミュレータで、特にスイッチング・レギュレータのシミュレーションは、通常のSPICEシミュレータ使用時に比べ飛躍的に高速化さ……
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ESD試験にはデバイスレベルとシステムレベルがある!?
ESD (Electro Static Discharge) 対策は、静電気によるシステム誤動作やデバイスの破壊から守るために行われます。 例えば、工場の出荷検査などでオペレータが触った際にデバイスを静電気によって壊したり、パソコンや通信システムが市場で静電気によって誤動作したりしないよう、E……
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RS485の終端抵抗について
今回は、RS485の終端抵抗についてご紹介します。RS485は双方向通信を行うため両端に終端抵抗が必要になり、この終端抵抗を入れることで反射を抑え、信号品質を向上させていることがわかります。 終端抵抗の役割について 終端抵抗は、信号の反射を抑えるために、最終端に入れる抵抗になります。反射波がある……