• 公開日:2018年04月25日
  • | 更新日:2018年04月27日

DDR3 SDRAMのダイナミックODT(dynamic on-die termination)とはどのようなものでしょうか?

ダイナミックODT(Rtt_WR)を使用することで、ライト動作中に、MRS(MODE REGISTER SET)コマンドを使用せず、DRAMの終端抵抗の値を変更することができます。
Rtt_WrおよびRtt_Normの双方を有効にすると、DRAMはWRITEバーストが開始されると終端抵抗の値をRtt_NormからRtt_Wrに変更します。バーストが完了すると終端抵抗の値はRtt_WrからRtt_Normに復元されます。
Rtt_WrはRtt_Normとは独立して使用されますが、終端されるのはWRITEのみとなります。