• 公開日:2023年03月03日
  • | 更新日:2023年03月04日

評価ボードの入力側にあるタンタルコンデンサ等の大容量コンデンサは、必須でしょうか?

 

出典: TPS543620 SWIFT™ Step-Down Converter Evaluation Module User’s Guide (Rev. A)

評価ボードの入力側に搭載されているタンタルコンデンサ等の大容量コンデンサは必須ではありません。
評価ボードの場合、安定化電源と評価ボード間に長いワイヤーで接続されたときに、入力電圧が発振して、正しくICが動作しない可能性があります。
(ワイヤーの持つ寄生LCR成分によるもの)
入力側にESRの高い大容量コンデンサがあることで、この発振を防ぐことができます。
※本来は、安定化電源と評価ボード間は太く短いワイヤーで接続することを推奨致します。

実際の基板では、入力電源とICはワイヤー等で接続することは無いかと思いますので、高ESRのコンデンサは不要です。
※入力側に高容量のコンデンサが必要なケースもございますので、データシートに記載された内容に従って下さい。

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