• 公開日:2018年06月13日

DDR3のZQCSコマンドを発行する間隔はどのように設定すればよいでしょうか?

ZQCSコマンドを1回発行することで、64クロック期間で0.5パーセントのインピーダンス・エラーを補正することが可能です。
ZQCSコマンドの発行間隔を算出するには、以下の数式を使用します:
ZQCSの間隔 = ZQCorrection (Tsens x Tdreiftate) + (Vsens x Vdriftwate)
算出時には、データシートにある「ODT Voltage and Temperature Sensitivity」に関する表にある最大値を使用してください。
ドリフト量に関しては、システム依存となります。
ZQCorrectionは、0.5%/64 Clocksと同じです。

ZQキャリブレーションに関しては、以下のような文書をマイクロンが公開しておりますので、ご参照ください。
TN-41-02: DDR3 ZQ Calibration