• 公開日:2018年10月19日

複数のLAUNCHCC3220MODASFを同時にデバッグすることはできませんか?片方のLaunchPadを認識することができません。

LAUNCHCC3220MODASFのオンボードエミュレータは、全て同じシリアル番号で出荷されています。XDS110ユーティリティツール(xdsdfu)を使用することでシリアル番号の変更ができますので、この方法で対応する必要があります。

■変更手順:

1. シリアル番号を変更するLaunchPadのみPCに接続します。
2. コマンドプロンプトを起動後、XDS110ユーティリティツールのフォルダへ移動します。

> c:\> cd c:\ti\ccsv7\ccs_base\common\uscif\xds110

3. Launchpadの接続状態を確認します。

> c:\ti\ccsv7\ccs_base\common\uscif\xds110> xdsdfu -e

4. LaunchpadのXDS110をプログラミングモード(DFUモード)に変更します。

> c:\ti\ccsv7\ccs_base\common\uscif\xds110> xdsdfu -m

5. シリアル番号を変更し、XDS110を再起動します。

> c:\ti\ccsv7\ccs_base\common\uscif\xds110> xdsdfu -s <シリアル番号> -r
※シリアル番号は空白を除く8桁の英数字

6. コマンドプロンプトを起動後、XDS110ユーティリティツールのフォルダへ移動します。

コマンド入力後、ドライバのインストールが開始されますので、ドライバインストール終了後、(3)のコマンドでシリアル番号が変更されたか確認して下さい。