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ishi1126 様
Register 86の「LEFT_LOP/M Power Status」に関しましてはご指摘の通り、
Status Registerではなく、Control Registerであり、R/Wになります。
正しいStatus RegisterはRegister 94の「LEFT_LOP/M Power Status」です。
Data Sheetの改版が遅れており、申し訳ございません。Kato
ishi1126 様
お問い合わせ頂きましたTLV320AIC3109-Q1のRegister設定に関しまして
対象の製品はAudio Codecになりますので、ご使用の目的に応じて
適切な設定が必要になります。
そのため、AEC-Q100には対応しておりませんが、評価Boardと専用GUIが
用意されておりますので、そちらをご活用頂くことを推奨致します。
あいにく弊社にこの評価Boardがなく、ご提供頂きましたたRegister設定を
実機で確認することが出来ません。TLV320AIC3109-Q1 Evaluation Module and USB Motherboard
http://www.ti.com/tool/TLV320AIC3109EVM-KPage 0のRegister 0でPageの選択を行いますので、誤って異なるPageで
Read/Writeすることがないように現在のPage確認を推奨しております。Kato
Osugi 様
TEST用送信ということですので、本件はクローズとさせて頂きます。
Kato
ishi1126 様
トグルスイッチのON/OFFにより負荷急変のような状態になろうかと思います。
Inductorの故障とのことですので、Inductorの飽和による過電流が考えられますが、
実際に電流プローブでON/OFF時のInductor電流をMonitorして頂くことを推奨致します。Kato
ishi1126 様
負荷切り替え時にInductorが故障に至ったとのことですが、
その現象が何によって引き起こされたのか?によりますので、
明言することは出来ません。
例えば、負荷の8Ωと7.2Ωが並列に接続されるような瞬間があれば、
Inductorの直流重畳特性次第ではありますが、想定以上の電流が
流れた可能性はございます。Kato
ishi1126 様
ご提案頂きました通り、/SDをLowにAssertして頂いた上で、
負荷を切り替えることを推奨させて頂きます。Kato
NT 様
出力段にLC Filterを適応されているという前提でご説明させて頂きます。
SCPのTriggerとなる出力電流のThresholdを確認したいということですので、
Inductor電流が測定出来るように電流プローブが挟めるような太い線材で、
配線を引き出して下さい。
OscilloscopeでInductor電流をMonitorすることで出力電流のThresholdを
確認することが出来ます。
負荷にはDummy Loadを接続し、通常動作時においてInductor電流が
測定出来ることを確認した上で、短絡試験(Speaker端子を天絡、地絡)を実施し、
VDD、Vo+ or Vo-、及びLC Filter後のSpeaker端子も合わせてMonitorして下さい。
Inductorの直流重畳許容電流に余裕がない場合にInductorの飽和に伴い、
急峻に大電流が流れることで、SCPが間に合わず、DeivceがDamageを
受ける場合がありますので、ご注意下さい。
TPA2011D1はData Sheetに記載がございます通り、短絡を検出しますと、
100ms毎に短絡がクリアされたかどうかをDevice自身で確認を繰り返します。TPS82140のCurrent LimitのMinimum値が3Aですので、TPA2011D1の短絡電流が
3Aを超えない限り、正常に動作るうと思われますが、上記の通り、
TPA2011D1でご使用になるInductorにもよるところもございます。いずれにしましてもご使用条件に依存致しますので、実際にご評価頂き、
ご確認下さいますよう、宜しくお願い致します。Kato
ishi1126 様
調査結果をご教示下さり、ありがとうございます。
原因が明確になり、ほっと致しました。今回のご用途はMono Speakerになりますが、より低電圧で
PBTL構成によりMono Speakerを駆動可能な製品もございます。TPA3138D2 10-W, 3.5-V to 14.4-V, Inductor Free, Stereo Class-D Speaker Amplifier
http://www.ti.com/product/TPA3138D2また、TPA3138D2とTIの類似製品とを比較した資料もございますので、
お手すきの際にご一読頂けますと幸いです。TPA3138 Transition Guide – from TPA3110, TPA3113
http://www.ti.com/lit/an/slaa839/slaa839.pdfKato
ishi1126 様
波形を取得して下さり、ありがとうございます。
SpeakerをBTL接続で使用されていると思いますので、Oscilloscopeの波形演算機能を使用して
Speaker端にかかる電圧差分を表示して頂けますでしょうか?
具体的にはL5のSpeaker側とL6のSpeaker側をMonitorして頂き、波形演算機能により”L6 – L5″の
演算波形を取得願います。また、C87、C88を未実装にした場合にL5のSpeaker側の波形を拝見しますと、3.7MHz程度で
発振しているように見受けられます。
Lが33uHですので、浮遊容量の概算より57pF程度と思われます。
そこで、C87、C88を未実装の状態から100pFを追加した場合に発振周波数が2.2MHz程度に変化すれば、
LC共振によるものと判断することが出来ます。
発振はInductor、Capacitor、基板Patternなどに起因しますが、直流重畳許容電流に余裕のある
Audio Amp向けのInducotrをご使用願います。Kato
ishi1126 様
C87、C88を10uFから1uFにご変更頂いても/FAULT PinがLowにAssertされるとのことですが、
TPA3112D1の入力を無信号にした際に(DACの入力をZero Dataとした際に)、Oscilloscopeで
LC Filter後の出力波形をご確認頂くことは可能でしょうか?
33uHと1uFによるLC共振を疑っております。
/FAULT PinがLowにAssertされるTimingでTriggerをかけ、その直前の出力波形をMonitorして下さい。
また、ReferenceとしてC87、C88を未実装にした場合の出力波形も取得して頂けますと幸いです。Kato
ishi1126 様
通常動作時だけでなく、出力短絡時も考慮しておく必要がございます。
出力短絡によりInductorが飽和することで、短絡保護が間に合わず、
Deviceが損傷することがございます。
また、通常運用時においても瞬間的に変化した電流によりInductorが飽和し、
同じくDeviceが損傷する場合がございます。
安全のために大電流対応品をご使用頂きたいところですが、最低でも
2A以上の電流が許容可能なInductorのご使用を推奨させて頂きます。Kato
ishi1126 様
お問い合わせ頂きましたTPA3112D1に関しまして以下の通りご回答させて頂きます。
推定原因となりますが、Inductorの飽和に伴う過電流による損傷と思われます。回路図に関しまして以下の内容をご確認、ご検討願います。
また、TPA3112D1EVMの回路図が参考になりますので、User’s Guideも合わせてご確認下さい。TPA3112D1EVM Audio Amplifier Evaluation Board
https://www.ti.com/lit/ug/slou272a/slou272a.pdf・LC Filterの定数見直し
33uHと10uFの構成ですとQ値が高く、外乱等による共振の可能性があります。
そのため、66uHと0.68F、あるいは33uHと1uFの組み合わせにご変更願います。
LC Filterに関するCalculation Toolがございますので、ご活用下さい。Class-D LC Filter Designer
http://www.ti.com/tool/LCFILTER-CALC-TOOL・LC FilterのLの再選定
現在使用されているInductorの直流重畳許容電流は0.5Aですので、
小さ過ぎると考えます。
最低でも2A以上のものをご使用下さい。・LC FilterのCの再選定
10uF/16Vを使用されていますが、セラコンの場合、DCバイアス特性を考慮し、
50V耐圧品、あるいは25V耐圧品をご使用下さい。・PVDD用Decoupling Capの見直し
Data Sheetに記載されております通り、PVDD用Decoupling Capとして
トータル220uF以上をご使用願います。・EMC対策
EMC対策が必要な場合にはData Sheetに記載されております通り、
出力とGND間にSnubber回路を追加して下さい。・フォトリレー
フォトリレーによりSpeaker負荷を切り離すような機能と思われますが、
LCによる無負荷共振の可能性がございますので、十分ご評価下さい。Kato
NT 様
TPA2011D1のData Sheet p.14に関連する内容が「9.3.2.1 Effect on Audio」に記載されておりますが、
EMI抑制のためにLow CostのFerrite Beadsを使用することが出来ます。
更なるEMIの抑制、THD+Nの向上、音質などを重視される場合にはLC Filterを適用します。
選定ポイントに関しましては以下の通り、Application NoteがReleaseされておりますので、
そちらをご参照願います。
また、評価ボートとは異なるお問い合わせ内容ですので、閲覧者の利便性を考慮し、
今後は新規にご投稿頂けますと幸いです。Filter-Free™ Class-D Audio Amplifiers
http://www.ti.com/lit/an/sloa145/sloa145.pdfLC Filter Design
http://www.ti.com/lit/an/slaa701a/slaa701a.pdfKato
tamah 様
PCM270xCはHID Pinをポーリングし、10ms毎にHID割り込みベクタを更新します。
これはPCM270xCが接続されているOSによって解釈され、HID Command(0xE9、0xEA)は「Volume Increment」、
及び「Volume Decrement」として定義されています。
Windowsはこれを2%のVolume Stepと定義しており、特殊なSoftwareを実行しない限り変更することが出来ないようです。
また、Windowsでは1sあたりのVolume Step数も制限されています。
例えば、40ms間、HID入力をアサートした場合、8%のVolume Upが保証されません。
Windowsではおそらく2%~4%に制限されます。Kato
NT 様
TPA2011D1に関するお問い合わせに関しまして以下でご対応させて頂きましたので、
本件はクローズさせて頂きます。https://emb.macnica.co.jp/forums/topic/9226/
Kato
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