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ご指摘通り、「システム側基板をUFPとして優位性を持たせて、かつソース(給電側)として設定」の実現は難しいと考えております。
接続されるデバイスの素性に応じて、貴社システム側の役割を変更する必要があるかと思いますが、
こちらに関しては妙案が無い状況でございます。
ご希望に添えない点があり申し訳御座いません。
何卒よろしくお願いします。
GC
オフラインにて対応させて頂いている為、本スレッドは一旦クローズとさせて頂けますと幸いです。
GC
①と②で貴社仕様についてご教示下さいましてありがとうございます。
③については、以下の通り報告させて頂きます。
DRP同士が接続された場合、どちらかがDFP、他方がUFPとなります。
TUSB320LAI/HAIのTry.SRC or Try.SNKをI2Cで設定頂けますと、DRP同士が接続された時にDFP or UFPの優位性も持たせることが可能となります。
(Try.SRCとTry.SNKについては、データシート 10,11ページ目の”7.2.1.3 Dual Role Port (DRP)”をご参照頂けますと幸いです。)
しかしながら、DRPで、かつ同Try.xxx設定が接続された場合は、優位性は無くなるものと想定されますので、接続されるデバイスの素性に依存してしまうものと考えられます。
貴社ご仕様を実現可能であるかについては、TUSB Type-C規格と合わせてご確認頂けますと幸いです。
また、参考情報扱いとなりますが、USB Type-Cの規格概要に触れつつ、TUSB320LAI/HAIを紹介させて頂いている動画が、以下URLの下部に御座いますので合わせて紹介させて頂きます。
-3:15頃からDRP同士接続時の説明
-6:30頃からTry.SRCとTry.SNKの説明
何卒よろしくお願いします。
GC
Shotaro様
お問い合わせありがとうございます。
ACA(Accessory Charger Adapter)をType-Cで実現と御座いますので、DFP時に5V/1.5A(CDP相当)の電力給電を実現されたいという認識でよろしいでしょうか?
また、VBUS 5Vの可変(9V、20Vなど)は不要という認識でよろしいでしょうか?
上記ご使用の場合、スタンドアローンでのご検討が難しいのですが(I2C設定用のMCUが必要)、一案として以下TI製品を紹介させて頂きます。
※ご仕様が異なっておりましたら申し訳御座いません。
<紹介>
VBSU 5Vの可変が不要な場合、USB Power deliveryの実装はせずとも、技術記事にも掲載されている、
USB Type-CのCCロジック & ポートコントローラのTUSB320LAI/HAIで構成可能と考えられます。
TUSB320LAI/HAI
https://www.tij.co.jp/jp/lit/ds/symlink/tusb320lai.pdf
PORT端子を未接続とし、DRPに設定頂ければ、接続されるデバイスに応じて給電側/受電側(DFP/UFP)の切り替えが出来ます。
(データシート 3ページの” Pin FunctionsのPORT”をご参照下さい。)
しかしながら、TUSB320LAI/HAIの電流通知設定が、デフォルトでは500mA or 900mA設定なっておりますので、
1.5Aで通知したい場合には、I2CによってCURRENT_MODE_ADVERTISE registerを変更頂く必要が御座います。
(データシート 11ページの” 7.2.2 Type-C Current Mode”、および17ページの” Table 8. CSR Registers (address = 0x08)のbit 7:6”をご参照下さい。)
何卒よろしくお願いします。
GC
再度確認を致しました。
EVMソースとシンクの接続で1.6Aの電流を引くことは正常動作となります。
Maximum operating currentが3A設定となっている為、1.6Aにも対応出来る設定となっております。
お時間を要してしまい申し訳御座いませんでした。
よろしくお願いします。
GC
詳細をご教示下さいましてありがとうございます。
Operating currentの値は推定で御座いますが、以下状況と理解しました。
もし認識違いがあればご教示頂けますと幸いです。
<弊社理解>
・Transmit Sink Capabilities(0x33)のSink PDOのOperating Currentを0.9Aから3.0Aへ変更
・0x33をReadすると3.0Aが反映されていることは確認出来る(つまり、I2CのWriteは正常と思われる)
・しかし、PDアナライザで情報を読み取ると、Sink CapabilitiesのOperating currentは3.0Aでは無く0.9Aとなっている
※または、”ソース側(PDアナライザ)への応答がない”と御座いますので、ソースとシンク間で通信自体が上手くいっていないという意味合いでしょうか?
GC
kimpo様
ご投稿ありがとうございます。
I2C通信が正常であれば、レジスタに値が反映されるかと思います。
お手数ですが、以下ご確認頂けますと幸いです。
・書き込みが出来ていないレジスタをご教示頂けますと幸いです。
・厳密な時間規定は御座いませんが、電源投入後に時間を空けて通信することで改善されませんでしょうか?
電源電圧が不安定な状態で、I2C通信が開始されていないかなどを懸念しております。
・I2C addressは一致しておりますでしょうか?
念のため確認頂けますと幸いです。
・ソース開発基板では正常にレジスタ書き込みが出来ている為、問題は無いかと思いますが、
I2Cの信号タイミングなどは、データシートに規定されているスペックに収まっておりますでしょうか?
GC
情報ありがとうございます。
改めて内容確認致しますので、少々お時間頂けますと幸いです。
GC
EVMソースのpeak currentも200%設定という認識でよろしいでしょうか?
Peak currentはSource capabilityに対しての設定となります。
ソース側の電流波形が確認出来ていない為、推定となってしまい恐縮ですが、
開発品ソースのPeak currentの設定値を変更頂くことで挙動差分が生じていることから、
開発ソースではIOCCによる電流制限が掛かっており、EVMソースは掛かっていなかったものと考えられます。
しかしながら、過電流制限値を高くすることで、過剰な電流が流れてしまう可能性も御座いますので、
ご仕様上問題無いかについてはご検討頂けますと幸いです。
また、Sink Capabilitiesが5V/0.9A onlyであれば、Sourceが5V/3Aであっても、電流は0.9Aになるとメーカーよりコメントを頂いております。
その為、1.6Aの電流を引く為にはSink capabilitiesのOperating currentを0.9A⇒3.0A設定にした方がよいとの助言を頂いております。
度々の確認となり恐縮ですが、EVMシンクのOperating currentは3.0Aではなく0.9A設定であるとの認識で正しいでしょうか?
GC
ご連絡ありがとうございます。
内容確認させて頂きますので、少々お時間下さい。
GC
ご連絡ありがとうございます。
承知致しました。
GC
再測定ありがとうございます。
レンジが100mVとなっておりますが、以下結果と理解しました。
誤認識があればご指摘頂けますと幸いです。
・EVMソースと開発品シンクでは0.9Aまで電流を引いている
・開発品ソースとEVMシンクでは0.8Aまで電流を引いている
負荷は8W(1.6A)と伺っておりましたが、EVMソースにおいては、0.9Aまでの電流値となっておりますので、
SourceとSink capabilityの設定通り、5V/0.9V供給になっております。
一方、開発品シンクにおいては、0.8Aと電流値が異なっておりますが、SourceとSink capabilityの設定範囲内となっておりますので、
USB PD通信は正常に行われているものと考えられます。
上記背景から、開発品ソースのハードウェア(回路上)で、意図せず電流を低減(VBUSラインを不安定に)している原因が無いかをご検証頂けますと幸いです。
また、IOCCについては、TI社の” TPS65987DDH Power Path Performance and Protection”をご参照頂けますと幸いです。
https://www.ti.com/lit/an/slva994/slva994.pdf
GC
波形のご取得ありがとうございます。
両方共にVBUSは5Vまで立ち上がっている旨理解しました。
低い設定になっていないものと推定しておりますが、VBUSのUndervoltage threshold(UV_VBUS)は何V設定となっておりますでしょうか?
(TPS65987Dデータシート”8.3.3.1.3 PP_HV OVP and UVP”をご参照頂けますと幸いです。)
また、先に相談させて頂きました通り、電流波形をご確認頂くこと可能でしょか?
負荷有無で挙動が変わるとのことでしたので、Over current clamp(IOCC)の設定値をご確認頂き、意図せず機能が働いていないかをご確認頂けますと幸いです。
(TPS65987Dデータシートの”8.3.3.1.1 PP_HV Over Current Clamp”をご参照頂けますと幸いです。)
その他、EVMソースと開発品ソースの回路で、異なる点が何か影響を与えていないかをご確認頂けますと幸いです。
何卒よろしくお願いします。
GC
ご連絡が遅くなり申し訳御座いません。
SourceとSinkのCapabilitiesを確認し合い、一致した最も高い電力を供給する動作となる為、
Sink Capabilitiesが5V/0.9A onlyであれば、Sourceが5V/3Aであっても、電流は0.9Aとなります。
上記背景から、S200設定 or 起動時(Sink capabilitiesが5V/0.9A)、
開発品ソースとEVMシンクの組み合わせで、5V(VBUSライン)が1.6Aを引けない挙動は正常と考えます。
(S201,2,3では、5V/3AのSink capabilities設定されている為、1.6Aが引けているものと考えております。)
一方、EVMソースとEVMシンクの組み合わせでは、0.9A以上の1.6Aが供給されているとのことですが、
SourceとSink capabilitiesに差分が無い為、ハードウェア差分により、負荷接続時の挙動が異なっていないかと推定しております。
つきましては、8W負荷接続時のEVMソースと開発品ソースの5V(VBUSライン)の電流波形をご取得頂くことは可能でしょうか?
また、8W負荷はどのようなものでしょうか(抵抗 or 特定デバイス)?
動作モードなどで、電流値が変動するものかを確認したく。
差支えない範囲でご教示頂けますと幸いです。
GC
改めて情報をご教示頂きありがとうございます。
挙動差分原因については、現在確認中で御座いますので、
少々お時間頂けますと幸いです。
GC
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