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御問合せ頂きまして有難う御座います。
ご指摘の通りLM3880と同様に、動作は電源電圧に依存いたします。
ON/OFF制御とは別に、電源電圧を保持して頂く事をお勧め致します。Polnaref
御問合せ頂きまして有難う御座います。
VSENSE端子内にはエラーアンプがあり、エラーアンプには40uA(typ)の電流を流入させる必要があります。
VSENSE抵抗を大きくした場合、抵抗を導通する電流とVSENSEに流れ込む電流の「比率」が大きくなるため、出力電圧が設計時に想定した値より高くなります。
抵抗を導通する電流は、VSENSEに流れ込む電流よりも、十分に大きい値にする必要が御座います。
また、VSENSE抵抗を大きくすることで、電圧ループのインピーダンスが高くなり、ノイズ(EMS)耐性の低下、ノイズによる誤動作が懸念されます。
ノイズ耐性の維持のため、VSENSE端子にセラコンを配置することも可能ですが、応答性が悪化するため、大きな値のセラコンを使用することは推奨いたしかねます。
従いまして、VSENSE抵抗は1MΩ程度として頂きたく存じます。
以上、設計の一助となれば幸いで御座います。
Polnaref
御問合せ頂きましてありがとう御座います。
当デバイスはリモートセンスされた電圧と、設定された基準電圧を比較し制御を行うものであり、インダクタ直近での電圧との比較は行われていないため、特段の補正動作は御座いません。
VSNS端子にはVoutから20uA程度の電流が流入するため、Vout-VSNS間のインピーダンスを下げ、電圧降下を小さくすることで、精度の良い出力電圧になると考えます。Polnaref
御問合せ頂きましてありがとう御座います。
実現可能と考えます。
但し、起動時にはVout(負電圧出力)には必ず、一瞬ですが正の電圧が現れます。
(参考 https://emb.macnica.co.jp/tech_blog/13472/)
負荷となるICによっては正の電圧が許容できない場合があるため、十分ご確認頂きたく存じます。御参考になれば幸で御座います。
PolnarefTI社より回答が御座いましたのでお知らせ致します。
後日弊社担当者より直接ご連絡させて頂きますので、本スレッドは閉じさせて頂きます。Polnaref
差分と致しまして、D-CAP制御の方が応答(負荷変動に対する電圧回復)が速い特徴が御座います。
メモリのクロック周波数が高く、且つ数多くのメモリを1つの終端電源ICで駆動させるには、応答が速いD-CAP制御が優位となる場合が御座います。
では、どの程度の周波数とメモリの数でモードを使い分けたらよいか、については、使用するL値や部品の配置等によって変わるため、事前の検討は難しく、実機で御確認のうえ御判断頂く他に御座いません。曖昧に回答となり申し訳御座いません。
Polnaref申し訳御座いません。誤記です。
TPS51716 : D-CAP2
TPS51916 : D-CAP 又は D-CAP2
特性と致しまして、D-CAP2の方がDC/DCの出力リップルを押さえることができます。
もしリップルが気にならないようであれば、D-CAP制御が可能なTPS51916でも良いと思います。>> 内部制御方式にD-CAP2を選択した場合、TPS51916の設定可能なスイッチング周波数は500kHzと670kHzで、
>> TPS51716の選択可能なスイッチング周波数と同じという認識で合ってますでしょうか?
はい。同じ動作となります。
詳細は各データシートのTable 2を御参照ください。Polnaref
御問合せ頂きましてありがとう御座います。
メーカーへ確認致します。回答が得られ次第お知らせ致します。
Polnaref
御問合せ頂きましてありがとう御座います。
差分はDC/DCのスイッチング周波数です。
どちらも選択式ですが、
TPS51716 : 500kHz、670kHz
TPS51916 : 300kHz、400kHz、500kHz、670kHz
と設定できます。また、内部制御方式は
TPS51716 : D-CAP
TPS51916 : D-CAP 又は D-CAP2
となって御座います。
内部制御方式の差分については下記資料を御参照ください。
https://www.tij.co.jp/jp/lit/an/jaja236/jaja236.pdf
https://www.tij.co.jp/jp/lit/an/jaja465/jaja465.pdf特性と致しまして、D-CAP2の方がDC/DCの出力リップルを押さえることができます。
もしリップルが気にならないようであれば、D-CAP制御のみのTPS51716でも良いと思います。御参考になれば幸で御座います。
Polnaref御問合せ頂きましてありがとう御座います。
1.御認識の通りです。
2.入力インピーダンスはHigh-Zのため、入力信号がそのまま出力に現れることは御座いません。オーバーシュートは配線上に存在する寄生インダクタンスによるものと考えます。
SN74LVC245Aの出力にダンピング抵抗を配置し、対策として頂きたく存じます。御参考になれば幸で御座います。
Polnaref>> Coutを増設すれば、L値にリップル電流の比が30%を超えるような定数を選択しても、出力電圧を安定して出力可能との認識で合ってますでしょうか?
御認識の通りです。Coutを増設することで実装面積が圧迫されます。
また、安定性確保のため、位相余裕度の確認は必須と考えます。御参考になれば幸で御座います。
Polnarefお問い合わせ頂きましてありがとう御座います。
>> 動作モードにFCCMを選択した場合でも同じことが言えますでしょうか?
はい。
設計上の最大負荷電流に対し、リップル電流の比が20%~30%となるよう、L値を決定して頂きたく存じます。>> 30%より大きくなるような定数のコイルを使用した場合、動作はどのようになりますでしょうか?
応答特性は向上しますが、出力リップル電圧が大きくなります。
応答特性の向上によりクロスオーバー周波数が高くなるため、位相余裕が減少し、出力発振の原因となる可能性が御座います。
安定性を確保するためには、Coutを増設する必要が御座います。
却って20%より小さくなる場合には、リップル電圧が減り綺麗な出力電圧が得られますが、応答特性は緩慢となります。高圧DC/DCのリップル電流を定格負荷電流の20%~30%内に収めるのは、応答特性と電圧の安定性、出力リップル電圧それぞれを鑑みた最適点と考えます。
御参考になれば幸で御座います。
Polnarefお問い合わせ頂きましてありがとう御座います。
・オペアンプの検出(インプットされてアウトプットに反映できるレベル)できる最小電圧は?
【回答】
回路によってはどんな小さな電圧も検出します。
例えば、屋内の蛍光灯から発せられる電磁波ノイズも、そのまま増幅することは可能です。
ただし、入力電圧ノイズ以下の電圧は、信号とノイズの区別ができなくなります。・オペアンプの検出できる最小電圧が製品ごとにことなるのか?
【回答】
異なります。
オペアンプには、上記にあります入力電圧ノイズの他に、
・入力オフセット電圧
・入力バイアス電流
・入力端子容量
・帯域幅
・スルーレート
等のパラメータが存在しており、それらは全て設計上の制約にもなります。
パラメータは製品により異なります。・低ノイズ品の検出できる最小電圧は?
【回答】
上記回答とデータシートを見比べて頂きますと、自ずと解は見えてくると考えます。
具体的な入出力仕様を御教え頂ければ、それに見合った製品を御案内させて頂きます。Polnaref
御問合せ頂きましてありがとう御座います。
ICの電流ドライブ能力と、出力がHigh→Low(又は逆)へ変化する際のスキューが非常に早いこと、
により、パターン上の寄生インダクタンスが影響し、オーバーシュートが発生しているものと
推察いたします。
ダンピング抵抗にて対策可能と考えます。御参考になれば幸で御座います。
Polnaref -
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