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以下に回答致します。
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(1)
75.00MHzのようですので、27MHzとの最小公倍数を考えますと、VCO動作範囲に近しいところで
2700MHz or 3375MHzとなり、残念ながら、LMK04208にて生成することができません。LMK04208を選択頂いた背景は何でしょうか?
ご要求事項をご連絡頂ければ、適切なデバイスをご紹介致します。-------------------------------
(2)
上述の通り、27MHzと75MHzの最小公倍数の整数倍がVCO周波数範囲内にないため、
LMK04208で両周波数を生成することはできません。-------------------------------
(3)
私も確認をさせて頂きましたが、LMK04208 TICS Pro GUI上でのエラー表示は限定的のようです。
分周比の構成が正しいかは見ていて、赤字のコメントが定位置に表示はされるようですが、
具体的にどこがというところまでは完璧に表しているものではないので、
それぞれの設計値が推奨範囲内にあるかご確認をお願いしたく存じます。-------------------------------
以上、よろしくお願い致します。
追加のご質問に回答致します。
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【ご質問】
CLKin0,CLKin0*(28pin,29pin) とCLKin1,CLKin1*(25pin,26pin) に COMS信号を入力する際、端子のインピーダンスを 何Ωとして設計すればよろしいでしょうか。【回答】
LMK03328と同様とお考え下さい。通常、CMOSドライバーの出力電流IOH、IOLは10mA以下です。
50Ωの負荷を接続した場合、3.3V電位を維持するには66mAの駆動能力が必要となります。伝送路を50Ωの特性インピーダンスにする必然性はございません。
CMOS回路では110Ωシングルエンドの伝送路が使われることが多々ございます。-------------------------------
よろしくお願い致します。
- この返信は5 年、 3 ヶ月前に Kawai さんが編集しました。
以下に回答致します。
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◆P21 8.1.11 Default Startup Clocks の記載関連
[Q1] CLKout4(nominal frequency) ->CLKout3とOSCout(OSCin frequency)の順に出力という解釈で正しいでしょうか。【回答】
現物がなく確認ができませんが、レジスタ初期値から確認しますと、
以下のようになるかと考えます。CLKOUT4:内蔵VCO周波数/25、LVDS出力
CLKOUT3:外付けVCXO 周波数(OSCIN周波数)、LVCMOS出力
OSCOUT:外付けVCXO 周波数(OSCIN周波数)、LVDS出力念のため、製品部へ確認中です。
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[Q2] P45 Figure 16 の接続での使用を想定します。その場合、OSCin =external VCXO となり nominal frequency =OSCin frequency となると認識しましたが正しいでしょうか。
【回答】
Q1の回答をご参照ください。-------------------------------
[Q3] the device must not be using Crystal mode. とありますが、Default Startup Clocks に記載の通り起動させる為には 「P44 Figure 15 の記載(External VCXO or Tunable Crystal)」のTunable Crystal は使用禁止という認識で正しいでしょうか。
【回答】
Tunable Crystalを使用するためには、
発振回路をONにする必要があり、レジスタ設定が必須のため、使用できません。“Default Startup Clocks”の記述はレジスタへアクセスする前、
電源起動直後の動作について説明しております。-------------------------------
◆P48 8.5.1 Special Programming Case for R0 to R5 for CLKoutX_DIV and CLKoutX_DDLY の記載関連
[Q4] この章にある 特別な場合でなくても、program が実行される前に、必ず「Initial Programming Sequence」に記載の通り 一度推奨の設定で起動するという認識で正しいでしょうか。【回答】
8.5.2項「Recommended Programming Sequence」に記載の通り、
R0から順にR30までプログラム頂く方法が推奨です。
これらレジスタはお客様の仕様に合わせた設定値を書き込んで頂きます。この手順を踏んだ場合、P14 Figure 2/3にあるような特別な追加クロックは不要です。
R6以降の設定時のクロックパルスがそれに相当となるため。もし、R0-R5のみをProgramし、Special Programingに該当する
条件の場合は、Extra Clockを生成頂きます。-------------------------------
[Q5]「Initial Programming Sequence」に記載の通り起動した際、CPout1とCPout2 の挙動(電位など)は 一般的な VCXO(Vcont端子)の仕様に対して問題とならないと認識していますが 正しいでしょうか。
【回答】
「一般的な VCXO(Vcont端子)の仕様に対して問題とならない」とは
どの様な問題を想定されてますでしょうか?レジスタの書き換えでVCXOを破壊するような制御電圧を発生させることはございません。
ただ、ロック過程で制御電圧は大きく変化することはございます。CPOUTはチャージポンプ電流ですので、
ループフィルタ設計とループ特性に合わせて適切な値を選択すべきと考えます。
WEBENCHを使用し、位相マージンをご確認ください。-------------------------------
◆起動時のシーケンスに関して
[Q6] 先にも出ました「Initial Programming Sequence」にある推奨設定での起動となるため、電源投入やリセットに関する初期シーケンスはないという認識で正しいでしょうか。(データシートに記載がないか確認しましたが見つけられませんでした。)
【回答】
電源は単一電源です。
すべての電源ピンは基本的に同時立ち上げを推奨します。
ただし、各電源ピンはデータシートの記載に従い、フェライトビーズで分離頂きます。-------------------------------
◆VCXOの仕様に関して
[Q7] P111 Figure37 から 特別なVCXOである必要はなく、±100ppm程度のもので Vcontで調整して使う認識で正しいでしょうか。違う場合には 推奨される VCXOの型式を教えていただけますと幸いです。
【回答】
LMK04208EVMのUser Guide Appendix Bに記載されている位相ノイズ特性は
EPSON製 VG-4513CA-122.8800M-GFCT3 を使用した際の特性です。P111の情報はTunalble XTALと内蔵発振回路を使用する方法での例となりますが、
制御電圧範囲がCPOUT1の出力範囲に相応し、クロック出力レベル、
周波数がOSCINの仕様を満たすものをご使用頂きます。LMK04208評価ボードでは、上記のEPSON社製 VG-4513CA-122.8800M-GFCT3、
を使用しており、Absolute Pull In Range は ±30ppm の製品です。Pull In Rangeに関しましては、数値が大きいと位相ノイズ特性が悪くなる傾向となります。
VCXOの位相ノイズ性能についてもご確認ください。-------------------------------
以上、ご確認の程お願い致します。
- この返信は5 年、 3 ヶ月前に Kawai さんが編集しました。
ご質問の件、以下にコメント致します。
(1) 構成を確認させて頂きたいので、TICS-Pro でご設計されたファイルをお送り頂けますでしょうか?
*File→Save にて保存可能な .tcs ファイルをお送りください。尚、75MHzとは、74.25MHzや74.175MHzを指しているという理解で正しいでしょうか?
(2) LMK04208の内蔵VCOの動作範囲は、データシートに記載の通り、2750~3072MHz
となります。この範囲を満たさないため、赤でエラー表示となっているのではないかと考えます。
設定ファイルをお送り頂きましたら症状を確認させて頂きますが、VCO周波数はスペック内で
ご使用頂くことが大前提となります。(3) 基本的に、TICS Por上でエラーがなければ、ツールで確認できる範囲の設定は
正しくできていると考えられますが、エラーとして表示されないケースも
あるかもしれませんので、推奨範囲内での設計となっているかご確認ください。尚、ループフィルタの設計を含めた系の安定性まではTICS Proでは確認が出来ていない
と思いますので、WEBENCHでのシミュレーションも併用ください。できましたら、評価ボードで実際に動作確認頂くことをお勧めします。
- この返信は5 年、 3 ヶ月前に Kawai さんが編集しました。
完全にマッチするデバイスはございませんが、
DS280DF810ですと、Retimerとして下記のデータレートをサポートします。20.2~28.4 Gbps
10.1~14.2 Gbps
5.05~7.10 Gbps残念ながら、13~20Gbpsをカバーできる製品はございません。
具体的に使用されるデータレートは何Gbpsとなるのでしょうか?
本製品のフルデータシートは公式に開示されておりませんので、
技術的に詳しい内容をこちらのフォーラムでサポートすることができません。フルデータシートをご要望、または、より詳しい技術的なお問い合わせの際は、
弊社までメールにてお問い合わせ頂ければと存じます。- この返信は5 年、 4 ヶ月前に Kawai さんが編集しました。
CDRに使用されているVCOの動作範囲が20.6Gbps~25.8Gbpsとなっております。
資料に記載の通り、この範囲に加え、2分周、4分周したデータレートには対応可能です。具体的に記載しますと、DS250DFxxxのCDRは下記データレートにLOCKすることが可能です。
(Retimerとして使用する場合)20.6~25.8 Gbps
10.3~12.9 Gbps
5.15~6.45 Gbps尚、CDRをBypassし、Repeater / Redriver としてご使用頂くことにより、上記以外の信号を通すことも可能です。
ただし、CDRが未使用となりますので、
・Jitterを取り除くことはできません
・CTLEはAdaptive動作できませんので、手動でのGain調整が必要となりますまた、補足ですが、DS250DF810は片方向8CHとなりますが、DS250DF230は片方向2CH品となります。パターン設計の観点でDF230の方が設計し易いかもしれませんので、両デバイスご検討頂ければと思います。
基本的には同等であると思いますが、CLKOUT4の試験がされていない以上、
CLKOUT1/2/3のスペックから外れたものも含まれる可能性はあると考えます。メーカー様へ確認の結果、CLKOUT4は試験がなされていないとの回答でした。
従いまして、残念ながら保証値はございません。ドライバ回路はCLKOUT1/2/3と共通回路となりますので、
参考値となりますが、データシートに記載されているCLKOUT1/2/3のスペックを
ご確認頂きたく存じます。恐れ入りますが、宜しくお願い致します。
本件、メーカー様へ確認しておりますので、
恐れ入りますが、回答までお時間を頂けますようお願い致します。以上、宜しくお願い致します。
本件、お時間を要してしまい、申し訳ございません。
メーカー様へ確認の結果、LMK03328 データシート (SNAS668D) P.32 の 10.3.2.2項
の記載は誤記であり、レジスタ初期値で起動するためには、以下のように設定してください。レジスタ初期値で起動するためのGPIO[3:2]設定
・HW_SW_CTRL = Low (Soft Pin Mode)
・GPIO2 = VIM (0.9V)
・GPIO3 = VIM (0.9V)以上、宜しくお願い致します。
LMK03328のREF入力の内蔵50Ω終端をONにし、
外部3.3V CMOSドライバーを直接接続されるという理解で、間違いないでしょうか?この回路が正しく働くか否かは、
使用される3.3V CMOSドライバーの仕様にかかっており、
一般的なCMOSドライバーでは期待通りの結果は得られないと考えます。通常、CMOSドライバーの出力電流IOH、IOLは10mA以下です。
50Ωの負荷を接続した場合、3.3V電位を維持するには66mAの駆動能力が必要です。また、3.3V CMOSでVoH=1.65Vでの電流駆動能力を保証するデバイスは無いと考えます。
伝送路を50Ωの特性インピーダンスにする必然性はございません。
CMOS回路では110Ωシングルエンドの伝送路が使われることが多々ございます。以上、宜しくお願い致します。
- この返信は5 年、 6 ヶ月前に Kawai さんが編集しました。
はい、ご認識の通りです。
LMK03328データシート(SNAS668D) P.38, Table 4 に従ってご設計ください。
以上、宜しくお願い致します。
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>1). 本事象は、TI社のEVB(評価ボード)とGUI(TICS-Pro)をご使用時に確認できた症状でしょうか?
> >いいえ、別途基板を製作し、そちらでの症状です。【回答】
TI社評価ボードにて動作をご確認頂くことは可能でしょうか?
弊社では、ご指摘の症状が確認できておりません。-------------------------------
>2). TICS-Proをご使用の場合、初期状態では、Readbackができませんが、
> ツール上でのReadback設定は正しくできておりますでしょうか?
> >Readback設定とはTICS-Pro上どこになるのでしょうか?
> ”Raw Registers”内のREADになるのでしょうか?【回答】
レジスタのReadは、Raw Registersタブ内にて
「Read」または「Read All」から実施しますが、
SPIの設定をUSB2ANYの設定に合わせるため、4-wire SPI modeへの変更が必要です。“LMK04828B/LMK04826B-EVMでの操作例” となりますが、下記設定により、
3-wire SPI のDisable と PLL2_LD端子をMISO(SPI Readback)として
切り替えることで、TICS-ProのRaw Register タブ上でのReadができるようになります。R0x0[4] = “1” //Disable SPI 3-wire mode
R0x16E = “0011 1011” //PLL2_LD_MUX=SPI_Readback, PLL2_LD_TYPE=Output(push-pull)*この設定適用により、PLL2_LD端子機能を変更しておりますので、
Readbackを有効にすると、PLL2のLock StatusがLED D4で確認できなくなります。-------------------------------
(3) >正しい値がReadできるクライテリアは、
①2度Readすること
②時間を空けること
①②どちらでもない。
全てのレジスタを設定している中で、何処かのレジスタが設定された段階で
値が反映されているのではと考えている。【回答】
弊社では、ご指摘の症状が確認できておりません。アドレス0x106 以外に本症状が確認できたレジスタがあるのでしたら、
調査致しますがメーカーからもそのような問題情報はございませんでした。-------------------------------
以上、宜しくお願い致します。
- この返信は5 年、 6 ヶ月前に Kawai さんが編集しました。
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