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  • Yojiro
    Yojiro
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    0x3fb02b番地は、何らかの要因によりリセットが発生し、ブートロムのWAIT modeの処理が実行されている状態になります。TMS320F280049Cの環境では、CPU Resetなどによりリセットベクタから動作を開始すると、このWAIT modeの処理が実行されます。

    Watchdogが有効になっているためにリセットが発生する、/XRS信号が不安定でリセットが入力されるなど、CPUがリセットされる要因をご確認いただければと思います。

    参考までにC2000Wareに収録されているサンプルプログラムでも同様の問題が発生するかご確認いただけないでしょうか。
    また、現象が発生する評価ボードは、F280049CのLaunchpadでしょうか。

    ご確認のほど、よろしくお願いいたします。

    返信先: BSL Password #4597
    Yojiro
    Yojiro
    従業員

    ご指摘の記述につきましては、パスワードの設定ではなく、BSLのカスタマイズを行うための領域設定および情報の設定方法になります。
    カスタマイズできる内容としては、
    ・パスワード不一致時にRAMを消去する/しないの設定
    ・BSLの通信I/Fの設定(I2C or UART)
    (ただし、FR2155ではUARTのみの対応になります。I2C-Onlyを設定されますと誤動作の原因となります。)
    ・通信I/FがI2Cのときのデバイスアドレス
    になります。

    パスワードにつきましては、割り込みベクタの32バイトが固定的に使用されます。
    初回書き込み時は、割り込みベクタは未書き込みですので、全データが0xFFとなります。
    2回目以降は、書き込み済みのファームウェアの0xFFE0~0xFFFFの内容がパスワードとなります。
    従いまして、BSLでファームウェアの更新を行う際には、ファームウェアの0xFFE0~0xFFFFの値を保存しておく必要があります。

    上記の内容につきましては、BSL User’s Guide(SLAU550)にて、以下のように記載されておりますので、ご確認ください。

    ・1. Introduction
    The BSL password is equal to the content of Interrupt Vector table on the device.
    ・4.1.5.2 RX Password
    The BSL core receives the password contained in the packet and unlocks the BSL protected commands if the password matches the top 16 words in the BSL interrupt vector table (located between addresses 0xFFE0 and 0xFFFF).

     

    ご確認のほど、よろしくお願いいたします。

    返信先: 電源立ち上げシーケンスについて #4566
    Yojiro
    Yojiro
    従業員

    電源立ち上げ時の各電源端子の電圧につきましては、データシートの4.7.1項に以下の通り定義されております。

    The voltage on VDDIO should be greater than VDD or no less than 0.3 V below VDD at all times. VDDIO, VDD3VFL, VDDOSC, and VDDA should be powered up together and be kept within 0.3 V of each other during operation.

    • VDDIOは、VDDより高いか低くても0.3V以内に収める必要があります。
      → このことから、VDDIOを立ち上げ後、VDDを立ち上げることは問題ありません。
    • VDDIO・VDD3VFL・VDDOSC・VDDAは、全ての電圧が0.3Vに収まるように同時に立ち上げてください。

    DSPリセット状態のピン状態につきましては、データシートのFigure 4-6. Power-on ResetおよびFigure 4-7. Warm Resetに記載されております通り、入力状態となっており、Pullup are Disabledとなっております。従いまして、リセット状態(/XRS = Low)では、ハイインピーダンス状態となります。

    ご確認のほど、よろしくお願いします。

     

     

    返信先: SCI BOOT USB変換 #4529
    Yojiro
    Yojiro
    従業員

    TMS320F28377S側は、SCIブートとして、UARTのTX/RXをUSB変換ICによりUSBの仮想COMポートとしてPCに認識させるということでよろしいでしょうか。

    この場合、PCからはSCI Boot用のアプリケーションで問題ございません。書き込みソフトウェアにつきましては、C2000Wareに収録されております。

    ※C2000向けのソフトウェアにつきましては、controlSUITEからC2000wareにて提供されております。

    C2000Wareをインストールしていただきますと、
    C:\ti\c2000\C2000Ware_1_00_06_00\utilities\flash_programmers\serial_flash_programmer
    にSCIブート用のPCアプリケーションが用意されておりますので、こちらをご利用ください。

    なお、TMS320F28377Sには、USB機能が搭載されており、USB Bootも用意されております。
    こちらは、
    C:\ti\c2000\C2000Ware_1_00_06_00\utilities\flash_programmers\usb_flash_programmer
    にありますので、ご確認ください。

    ご確認のほど、よろしくお願いいたします。

    返信先: VREFHIA-VREFLOA間コンデンサについて #4519
    Yojiro
    Yojiro
    従業員

    ご指摘のコンデンサにつきましては、ノイズ対策のために使用されるもので、低ESRのコンデンサが推奨されております。従いまして、電解コンデンサはお薦めしておりません。

    返信先: TMS320F28004xのADCの割り込みチャネル #4477
    Yojiro
    Yojiro
    従業員

    はい、

    ADCxy = ADCxINTy  (x=[A, B, C], y=[1, 2, 3, 4])

    との認識で問題ございません。

     

    表記が統一されておらず、ご不便をおかけいたしますが、読み替えていただければと思います。

    返信先: TMS320F28004xのADCの割り込みチャネル #4473
    Yojiro
    Yojiro
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    ADCINT1は、PIE Channel Mappingの中で、INT1に割り当てられております。

    ご確認のほど、よろしくお願いいたします。

    返信先: TMS320F28004xのADCの割り込みチャネル #4471
    Yojiro
    Yojiro
    従業員

    TMS320F28004xのADC割り込みにつきましては、ADCモジュール毎に、

    • 4つの変換終了(End-of-Conversion)割り込み: ADCxINTy
    • 1つのADCイベント割り込み: ADCx_EVT

    があります。

    ADCxINTyは、16個のSOCの中から4つを選択して割り込みとして、選択したSOCの変換終了時に発生する割り込みになります。

    ADCx_EVTは、変換結果を後処理ブロック(Post Processing Block)で処理された結果からゼロクロス検出、上限・下限比較により発生する割り込みになります。この割り込みは、Figure 13-9におけるADCEVTINTになります。

    全体像は、Figure 13-1. ADC Module Block Diagramが参考になるかと思います。

     

    ご確認のほど、よろしくお願いいたします。

    返信先: バス制御端子について #4454
    Yojiro
    Yojiro
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    8bitアクセスができないことを直接的に記載されている資料はありませんが、TMS320F28377SのCPUコア(C28xコア)は32bitのデータアドレスにより4Gword(1word=16bit)のアドレス空間にアクセスすることが、TMS320C28x CPU and Instruction Set Reference Guide (SPRU430)のp.16「1.3 Memory Map」に記載されております。

    The C28x uses 32-bit data addresses and 22-bit program addresses. This allows for a total address reach of 4G words (1 word = 16 bits) in data space and 4M words in program space.

    つまり、CPU自体が16bit単位でしかメモリにアクセス出来ないことを示しております。

    EMIFのガイドライン資料では、p.7の「Table 5. EMIF Signal Substitutes」DQMxの項に、

    Dynamic control of the byte enable signals is not required for 16-bit memories because the C28x is 16-bit word addressable.

    とC28xコアが16bitワードでアクセスであることを示しております。

     

    ご確認のほど、よろしくお願いいたします。

    返信先: TMS320F28377S #4329
    Yojiro
    Yojiro
    従業員

    Launchpadの回路設計では、お手軽に評価を行っていただくために、一部データシートの推奨設計と異なる設計がされている場合があります。

    可能な限り、データシートの推奨設計通りに設計いただくことをお薦めしております。

    デジタル電源やモータ制御向けのリファレンス・デザインで使用されるcontrolCARD (TMDSCNCD28379D)では、各ピンにデカップリングコンデンサをつけられています。

    回路構成・基板面積などで推奨設計通りの実装が難しい場合は、貴社の設計基準に従って、十分ご評価の上実装いただけたらと存じます。

    返信先: EMIFバイトイネーブルについて #4275
    Yojiro
    Yojiro
    従業員

    Technical Reference ManualのEMIF機能の説明につきましては、他の8ビットアクセス可能なCPUと共通のIPを使用しているため、16bit メモリでもご指摘の接続で記載されております。

    C2000向けの説明として、アプリケーションノート
    Design and Usage Guidelines for the C2000™ External Memory Interface (EMIF)
    が公開されておりますので、こちらも合わせてご確認ください。

    上記アプリケーションノートでは、DQMx信号について、以下のように記載されております。
    p.7 「3.2 Pin Multiplexing Conflicts」Table 5. EMIF Signal Substitutes

    DQMx信号は16bitメモリで使用される場合、常にLow(Enable)が出力されているものとなります。
    32ビットメモリを使用される場合に、上位16bit/下位16bitを制御するために使用される信号となります。

    返信先: USB Bootについて #4240
    Yojiro
    Yojiro
    従業員

    データシート、Technical Reference Manualを確認しましたが、外部クロックに3.3Vオシレータや水晶発振子を切り替えるためのレジスタ設定はありません。

    データシートのUSB Bootの記述に関しては、外部の20MHzのクロックが必要であることを示しているもので、single-endのオシレーターでも特に問題はないものと考えております。

    返信先: VDDIOの消費電流について #4232
    Yojiro
    Yojiro
    従業員

    TEST CONDITIONSに記載されている設定を行った状態になります。
    OperationalのTEST CONDITIONSの中で、IDDIOに影響するポイントとしては、
    • Code is running out of RAM.(4)
    • All I/O pins are left unconnected.
    になります。注釈4で動作させている機能が記載されています。この機能の中で通信機能やPWMはIO設定を機能ピンとして使用する設定になります。機能端子として使用しないI/Oはリセット後の初期値のまま、入力のプルアップ未設定となります。
    また、全てのI/O端子はフローティングになっていますので、回路によっては、この先につながる部品により消費電流は変わってきます(Table 5-1.の注釈1より)。

    IDDIOは、IO端子の入力プルアップ時の電流や、出力でH/Lを切り替えや維持するための電流になります。
    IOに接続する部品・装置などで消費される駆動電流に依存いたします。

     

    返信先: バス制御端子について #4176
    Yojiro
    Yojiro
    従業員

    はい、ご認識の通り、メモリ側でUBおよびUL信号が非アクティブとなるようにプルアップまたはプルダウンで固定させてください。

    返信先: バス制御端子について #4167
    Yojiro
    Yojiro
    従業員

    RNWは、通常時High(Read)が出力されており、Writeアクセス時にCS(Chip Select)と同じタイミングでLowアクティブとなる信号になります。
    OEは、Readサイクル内でアドレスを確定させてデータバスを読み込める状態になったときにアクティブになる信号になります。詳しくは、Technical Reference ManualのFigure 24-11.などのタイミングチャートをご参考にしていただければと思います。

    各信号の制御タイミングにつきましても、上記と同様にデータシートやTechnical Reference Manualに記載されておりますので、ご確認ください。

    EMIF機能につきましては、ガイドライン資料(Design and Usage Guidelines for the C2000™ External Memory Interface (EMIF))が用意されております。こちらも合わせてご一読いただけますでしょうか。

    なお、TMS320F28377SではCPU自体が基本的に16bitでのアクセスになります。8bitアクセスは行われませんので、16bitバスメモリにあるUB(Upper Byte)やLB(Lower Byte)信号は基本的に使用されません。

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