• 公開日:2018年12月12日
  • | 更新日:2022年10月14日

[7SEGルーレット貯金箱製作] 第6話 完成したものは・・・

前回まで

こんにちは、すーさんです。

前回までで7セグルーレット貯金箱の基板と各機能を実現させるためのプログラムが完成しました。

今回は制作物の筐体を作っていきます。製作実習、ラストスパートです!

筐体製作

木材が一番加工しやすいということを聞いたので、筐体は木材で作っていくことにします。

まずスチレンボードで簡単な模型を作ります(写真1)。

これを元に木材を切ってネジ止めする作戦です(写真2)。

しかし1度目木材を切り終えてから、模型からつくったにも関わらず寸法ミスに気がつき、切り直しに。

炎天下の中木材を切っていたのでやり直すのは心が折れそうでしたが、落ち込む時間もないので急いで切り直し、ようやく形になりました。

 

完成したものは・・・

こちらが完成した7セグルーレット貯金箱です(写真3)!

小学生の夏休みの自由研究みたいなやつと思った人はたくさんいるでしょう。私は作っている時にそう思いました。
以下の機能は実現することができました。

・コイン投入口にコインを通過させると、スタートスイッチが押せるようになる。
・1回通過させると、枚数カウント用7セグのカウントが1進む。
・コインを通過させた回数と同じ回数スタートスイッチを押すことができる。
・スタートスイッチを押すとルーレットが開始。
・ストップスイッチを押すとルーレットが停止。
・ストップスイッチを押した後の7セグの表示はランダム。
・ルーレット停止後、コインを通過させると7セグルーレットは初期状態 ,になる。
・7セグルーレットの表示が全て7になれば、コインボックスを開ける事ができ、LED(青)が点灯する。
・枚数カウントの表示が00=100枚まで7が揃わなかったら、コインボックスを開けることができ、LED(赤)が点灯する。
・コインをコインボックスから取り出した後、コインを通過させるとコインボックスの鍵が閉まり、LEDが消灯する。

センサ部分をコインの種類を判別できるようなものに入れ替えることは時間の都合上できませんでしたが、なんとか形にはできたと思います。

(7が揃った時)

(枚数100枚になった時)

汗だくの製作物発表会

製作実習の締めくくりとして技術部の方々に、実習の成果を発表します(写真4)。

想像以上にたくさんの方が来られ、とても緊張し汗だくに。大勢の人の前で話すのは中々慣れないものです。
1ヶ月間何をやってきたか発表した後に動作デモを行いました。

デモ中も上手く動いてくれるか緊張し、周りの反応を見る余裕なんてなかったです。

途中ストップスイッチが1つ、一回押しただけでは反応せず、2回目押した際に止まるという動作不良もありましたがなんとか全ての機能を披露することができました。

最後に

発表会が終わり、1ヶ月間の製作実習は終了です。
この1ヶ月は毎日、間に合うか不安の日々でした。ですが周りの先輩方に助けて頂き、進み続けなんとか形にすることができました。

実習の中で、この先働いていく上で自分に足りないと感じたことはたくさんありました。
回路図設計やプログラム、半田付けなどの技術的なことや、スケジュール管理、人にわかりやすく説明することなど、上げればキリがないです。と同時に製作実習が始まる1ヶ月前よりかは、前進できたのかなと思います。
今後も足りないと思ったこれらのことを、意識しもっと先に進めるようにしたいです。

そして1日でも早く皆様の力になれるよう日々精進していきます!

以上で7SEGルーレット貯金箱製作はおしまいです。
最後まで読んでくださった皆様ありがとうございました。

すーさん

[7SEGルーレット貯金箱]シリーズ