記事一覧

  • 次世代IoT通信規格「Matter」について

    Matterとは スマートホームの市場が広がるにつれ、さまざまなメーカーやプラットフォームが独自の通信規格を採用してきました。 その結果、製品ごとに互換性がなかったり、操作アプリがバラバラだったりと、ユーザーにとって使いづらい状況が続いていました。 こうした課題を解決するために登場したのが「M……

  • ルネサスエレクトロニクスBLE製品 DA14531MOD (2) SPS UART ボーレートを変更してみました

    冒頭 本記事では、ルネサス製品であるDA14531MODを搭載したボード「BLE TINY Click」(MIKROE社)を使用し、ルネサスのBLEソリューションであるSerial Port Service(SPS)の動作確認についてご紹介します。「ルネサスエレクトロニクスBLE製品 DA1453……

  • ルネサスエレクトロニクスBLE製品 DA14531MOD (1) SPSサンプルコードを動かしてみました

    冒頭 本記事では、ルネサス製品であるDA14531MODを搭載したボード「BLE TINY Click」(MIKROE社)の動作確認についてご紹介します。 DA14531MODとは DA14531MODは、ルネサス社のBLEソリューションで、低消費電力・アンテナ内蔵・ソフトウェアが付属している……

  • ビギナーのためのCAN通信基礎

      CAN通信とは CANとは、Controller Area Networkの略称であり、1980年台にドイツのボッシュ社によって開発された通信プロトコルです。 主に車載ネットワークで使用されておりますが、車載用途だけでなく産業用ネットワーク等でも利用されております。 &……

  • 【ルネサス社】電池残量検知ICの専用GUIツール使ってみた

    はじめに この記事では、ルネサス社が提供する電池残量検知ICであるFGIC(Li-ion Battery Fuel Gauge IC)を用いて、 専用GUIツールである”RSB tool”が、バッテリーの状態によってどういった表示となるかをご紹介します。   ・バッテリー残量を正確に表示した……

  • MCUbootを用いてルネサスマイコンのファームウェアアップデートをしてみた

    はじめに ルネサスは、MCUbootを用いたファームウェアアップデートのアプリケーションノートとサンプルプログラムを提供しています。 アプリケーションノートでは、ルネサスFlexible Software Package (FSP)で提供されるMCUbootモジュールの適用方法を解説し、サン……

  • ルネサス社 センサーシグナルコンディショナーとは

    製品概要 ・ルネサス社のSSCは最大24ビットの高分解能出力を提供し、センサーのオフセット、感度、温度ドリフト、非直線性などを高精度に補正します。 ・抵抗性センサーや圧力センサーなど、多様なセンサーに対応し、産業・車載・コンシューマ向けなど多くのアプリケーションに適しています。 ・アナ……

  • HVPAKでLEDドライバー作ってみた

    製品概要(HVPAKとは) 2021年ルネサスエレクトロニクスはDialog Semiconductor社を買収しました。 GreenPAKとは、GreenPAKは旧Dialog社のミックスドシグナルのプログラマブルデバイスです。 ※GreenPAKの基礎知識や情報についてはこちらの記……

  • RL78でI2S通信を実現しよう!

    はじめに。 RL78に無い機能を実現したいと思ったことはありませんか?   RL78には、I2S通信のペリフェラルを搭載している製品がありません。 そのため、I2Sを搭載している他のファミリを選択された方もおられると思います。 じつは、RL78の新機能ELCLを使……

  • ローサイド電流検出回路のオペアンプ使用法について_その1

    民生、産機、車載など多様な分野で電流検出が実施されます。その方法についても多様化しており、代表的な方式として 以下のモノが挙げられます。 メリット デメリット 磁気式コアレス電流センサ (磁気式コア有り方式に対して、) 省サイズ化可能 機構設計が複雑になるケース……