記事一覧

  • マイコン初心者が色判定可能なマシンを作ってみた 第1話「仕様を考えよう!製作実習はじまる!!」

    はじめに こんにちは。はじめまして。平成31年・令和元年度の新人FAEの“四代目ビリーK”です。マクニカでは新人FAEに対して「製作実習」というミッションが与えられます。これは、モノづくりをサポートするFAEとして「実際にモノづくりを体験してみよう!!」という教育研修の1つです。「何を作るかを考え……

  • シングルペアイーサネット(SPE/10Base-T1L )とは

    はじめに 10Base-T1L (シングルペアイーサネット)と呼ばれるイーサネットの新規格について聞いたことはありますか? この規格はIEEE 802.3cg-2019として新たにIEEEの承認を得た規格です。 IEEE 802.3cgには二つの規格があり、10Base-T1Lと10Base-……

  • ~TINA-TI~ 無料のお手軽回路シミュレーター 

    皆さんは自身が考案した回路の動作確認の際、どんな回路シミュレーターをお使いでしょうか? 中にはライセンス購入が必要なシミュレーターをお使いの方もいると思います。 今回は無償で使用できるTexas Instruments社(以下、TI社)のアナログ回路シミュレーター、「TINA-TI」をご紹介……

  • TI社のワンチップミリ波レーダーを動かしてみた

    ミリ波レーダーとは ミリ波レーダーとは、電磁波を使用して障害物を検知する技術です。 周波数30〜300GHz、波長が1〜10mmのミリ波帯の電磁波を使用することから、ミリ波レーダーと呼ばれています。 ミリ波レーダーシステムは高い周波数を扱うRF部品、デジタル信号に変換するADコンバータ、デ……

  • eDPリドライバSN75DP119 +1ソケットで波形品質向上!

      eDPの伝送距離を伸ばしたい 映像用内部インタフェースとして広く使われているeDP(embedded Display Port)ですが、よく使用されるアプリケーションとしては、ノートパソコンや液晶ディスプレイなどがあります。このようなアプリケーションの場合、内部のインタフェースの伝……

  • テキサスインスツルメンツ社のストール検出機能のご紹介   (ステッピングモータードライバーDRV8434A)

    はじめに ストール(失速)状態を検出する必要性については様々なケースがありますが、ほとんどがモーターやその駆動回路の保護が目的となっています。市場にはすでに多くのストール検出を行うシステムや半導体デバイスがございますが、今回ご紹介するのはテキサスインスツルメンツ社(以降TIと記載)が最近リリースし……

  • まだまだ現役!?DSPコアを活用してみよう

    はじめに 積和演算に特化したDSPコアは、画像や音声など様々なデジタル信号処理に利用されています。また、リアルタイム性を実現するためには、信号の入力から、演算、結果の出力までを高速に処理しなければなりませんが、とりわけDSPコアによる演算処理が重要になります。本稿では、DSPコアを効果的に使用する……

  • どれを使えばいいの?主要な産業用イーサーネット それぞれの特徴と最新動向

    FA(Factory Automation)や工場のIoT化に不可欠なフィールドネットワーク分野では、物理層にイーサ‐ネットを使用することで通信容量を増やし、かつハードウェアやソフトウェアに工夫を行うことでリアルタイム性を高めた”産業用イーサ―ネット”が近年の主流となっています。 また、現在E……

  • ドロップアウト電圧の正体!

    はじめに リニアレギュレーターを検討する際に、ドロップアウト電圧(VDO)という言葉を耳にすることがあると思います。 リニアレギュレーターのデバイス毎にドロップアウト電圧の値が異なります。 *ドロップアウト電圧についてはこちらをご参照ください。 ではなぜデバイス毎にVDOが異なる……

  • リニアレギュレーターのジャンクション温度の算出と実測値の比較

    はじめに ジャンクション温度(Tj)の算出を行う場合、データシートに記載されているθJAを使って(Tj)を求めている方が多いと思いますが、本記事ではそのTjの算出とデバイス表面温度の実測値からψJTを使って算出したTjの違いをみていきます。 詳しいTjの算出方法は、こちらの記事で紹介しており……