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このトピックには11件の返信が含まれ、2人の参加者がいます。4 年、 7 ヶ月前に KJ さんが最後の更新を行いました。
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ADS1256同期動作
デバイス型番:ADS1256ADS1256日本語マニュアルのP24、データレディの項目に
PGAゲイン、データレート、入力バッファの状態、入力チャネル、OFC,FSCへの書き込み、センサー検出回路のイネーブル、ディスエーブル、
これらが変化すると同期動作を行いDRDYをハイにします。とあるが、
P18,P19、入力マルチプレクサの項目ではチャネル変更のタイミングで同期動作が行われるような記述は無く
自分でSYNC,WAKEUPコマンドで同期をとっている。
どちらが正しいのか?mizuki様
ご投稿ありがとうございます。
記述されております内容については、どちらも正しいです。日本語データシートP20に以下記載がございます。
”ADS1255/6は、同期、入力マルチプレクサ切り換え、あるいは
スタンバイ・モードからのWAKEUPの後で、アナログ入力を連続
変換します。”データの変換はSYNCをトグルさせる方法と、入力MUXを切り替える方法と、
スタンバイモードからの復帰による方法がございます。SYNCをトグルする方法とスタンバイモードからの復帰による方法はワンショット、
MUXを切り替えるのは連続モードに向いています。以上、宜しくお願い致します。
KJ同期のときDRDYはHighになる。
なのでMUXによる同期の場合もDRDYはHighになると思えるのですが
P19の図19.ADS1256の入力マルチプレクサのサイクリングでは
MUXのタイミングでDRDYはHighにならずにSYNCのタイミングまでLowの状態ですが
この場合なぜMUXのタイミングでDRDYはHigh(動作同期)にならずに
SYNCのタイミングになるのでしょうか?mizuki様
データシートP18に記載ございますように、
MUXによる同期の場合は、SYNC及びWAKEUPの両コマンドによりDRDYがHighとなります。
つまり、WAKEUPのタイミングでDRDYがHighとなります。
誤解を与えてしまい申し訳ございません。以上、宜しくお願い致します。
KJ申し訳有りません。よくわからないのですが、
MUXで同期動作は行っている。
MUXで同期動作を行っているがDRDYはHighにはならない?
と言うことでしょうか?
つまりMUXによる同期動作の場合は
AD変換開始するが変換の間DRDYはHighにはならない?
と言うことでしょうか?mizuki様
MUX時はSYNCではDRDYはHighにならずにWAKEUPでHighになります。
WAKEUP後に、アナログ入力を変換します。以上、宜しくお願い致します。
KJ
恐れ入ります。
SYNCでDRDYがHighにならずにWAKEUPでHighになるのは理解しています。
WAKEUP後というかWAKEUPコマンドのシフトインする最初のSCLK後のマスタークロックの
最初の立ち上がりエッジで同期をとるんですよね。
そうではなくMUXで同期をとると言われているのに
なぜMUXのタイミングでDRDYがHighにならないのかを確認したく
質問を質問しています。
以下の問いに対する回答がいただきたいです。MUXで同期動作を行っているがDRDYはHighにはならない?
と言うことでしょうか?
つまりMUXによる同期動作の場合は
AD変換開始するが変換の間DRDYはHighにはならない?宜しくお願いいたします。
mizuki様
データシート記載のMUX動作で同期をとると示しているのは、
MUX切り替え時にSYNK、WWAKEUPコマンドを入力すること含めた動作を想定している為、
MUX動作時のDRDYがHighになるタイミングは先に回答した通りでございます。マルチプレクサ・レジスタ(MUX)を変更しただけでは同期はされない為、DRDYはHighに
ならないと考えます。以上、宜しくお願い致します。
KJありがとうございます。
この質問の最初に戻らさせていただきます。
PGAゲイン、データレート、入力バッファの状態、入力チャネル、OFC,FSCへの書き込み、
センサー検出回路のイネーブル、ディスエーブル、
これらが変化すると同期動作を行いDRDYをハイにします。とあるが、入力チャネルが変化すると同期動作を行い。と言うことですよね。
この入力チャネルとはMUXでの切替とは別のことでしょうか?
mizuki様
英語版データシートを改めて確認しましたところ、以下記載でした。
” perform a synchronization operation to force DRDY high. ”自動的に同期ではなく、各種パラメータ変化後に同期を実行することをユーザ側へ求めております。
よって、PGAゲイン、データレート、入力バッファの状態、入力チャネル、OFC,FSCへの書き込み、
センサー検出回路のイネーブル、ディスエーブルの変化時には同期を実行頂くようお願い致します。以上、宜しくお願い致します。
KJありがとうございます。
例えば2.5SPS(約400ms)で変換中にMUXでchを切り替えた場合
その変換のタイミングは崩れることなく入力chのみ入れ替わる動作になる。
でよろしいでしょうか。
(もちろん値は途中からchが変わっているのであてにはならない。)mizuki様
メーカへ確認しておりますのでもう少々お待ちください。
以上、宜しくお願い致します。
KJmizuki様
メーカより回答入手致しましたので報告致します。
ADS1256のマルチプレクサで入力を切り替えることは、ステップ変更同様に考える必要があります。
変更中にマルチプレクサの入力が変化した場合、出力データは前のチャンネルと新しいチャンネルの混合となります。
これまでご説明した通り、SYNCコマンドを発行することで正しいデータを読み取ることが可能です。
SYNCコマンドなしでMCU等でタイミングを手動で切り替えるケースはございますが、推奨される通信方法ではございません。推奨される手順(データシート図19)での実行頂けますようお願い致します。
以上、宜しくお願い致します。
KJ -
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