ホーム フォーラム Texas Instruments マイコン C2000 C28xCPUとCLAによるEMIF2の共有について

このトピックには1件の返信が含まれ、2人の参加者がいます。4 年、 6 ヶ月前Yojiro Yojiro さんが最後の更新を行いました。

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  • #10441 返信

    dues4a
    参加者

    C28xCPUとCLAによるEMIF2の共有について

    デバイス型番:TMS320F28375D

    C28xCPUとCLAの双方が、EMIF2を非同期に使用するアプリケーションを考えています。
    その際に以下の2点質問があります。

    (1) そもそもEMIF2をC28xCPUとCLAで同時に使用することは可能ですか?
      GPIOのGPxCSELnレジスタでCPUとCLAのどちらが使用するかを設定しているため、
      このレジスタを切り替えてからでないと使用できないでしょうか?

    (2) もし(1)が可能の場合、例えばC28xCPUがEMIF2を使用している最中にCLA側が
      EMIF2を使用するとどのような動作となりますか?

    以上よろしくお願い致します。

    #10461 返信
    Yojiro
    Yojiro
    従業員

    dues4aさん

    お問い合わせありがとうございます。

    (1) そもそもEMIF2をC28xCPUとCLAで同時に使用することは可能ですか?

    GPxCSELnレジスタは、GPIO設定のレジスタ操作に関する選択ですので、EMIF機能によるメモリアクセスには制限はございません。
    従いまして、EMIF2領域にC28xCPUとCLAが同時に使用可能となっております。

    (2) もし(1)が可能の場合、例えばC28xCPUがEMIF2を使用している最中にCLA側が
      EMIF2を使用するとどのような動作となりますか?

    EMIFメモリ領域に対して、アービターがありますので、先にメモリアクセスが行われている場合は、後から要求されたアクセスは保留されます。

    つまり、C28xCPUがEMIF2領域にアクセスしている間は、CLAのアクセスは保留され、C28xのアクセスが終了後にCLAの要求が実行されます。

    同時にアクセスの要求があった場合は、Technical Reference Manual6.4 CLA and CPU Arbitrationに記載されている優先順位で処理されます。

     

    ご確認のほど、よろしくお願いいたします。

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