お問い合わせありがとうございます。
開発環境Code Composer Studio (CCS) の比較的新しいバージョンに存在するエラッタが、
ご指摘の状況に近いと思われますため、関連性が気になっております。
もしこちらのエラッタが該当する場合ですが、デバックランニング中のハードウェアーブレークは、
・開発環境 Code Composer Studio (CCS) のバージョン 9.2.0以前であれば、
以前に成功いただいております通りの手順で、可能と思われます。
・一方、CCSバージョン 9.3.0~10.1.0の場合は、エラッタご説明内の回避方法をお試しいただければ幸いです。
もし問題点が残る場合は、CCSのバージョンを教えていただければ幸いです。
現在お使いのバージョンと、もし以前にお使いのバージョンもご存じでしたらお願いいたします。
エラッタご説明の原文は以下のリンク先にございます:
https://sir.ext.ti.com/jira/browse/EXT_EP-9781
以下の様に解釈しております:
CCSv10.0.0 ならびに CCSv9.3.0 にて確認されているエラッタです。
・ターゲットの実行中に設定したハードウェアブレークポイントが反応しません。
・上記現象の発生後でも、ターゲットを一度停止、次にハードウェアブレークポイントを無効とし、改めてハードウェアブレークポイントを有効、実行を再開した場合は、ハードウェアブレークポイントが反応します。
回避方法:
・ハードウェアブレークポイントを通常の方法で設定します。
・Expressionウィンドウにて、「ANASTOP」という項目を追加します。
・この項目の値をゼロから1へ変更します。
お手数ですが、ご検討の程よろしくお願いいたします。