ホーム › フォーラム › Texas Instruments › インターフェース › DP159の入力信号レベル
このトピックには9件の返信が含まれ、2人の参加者がいます。6 年、 6 ヶ月前に fyem_to さんが最後の更新を行いました。
-
投稿者投稿
-
DP159の入力信号レベル
デバイス型番:SN75DP159RGZDP159Mのディファレンシャル入力レベルについて、
マニュアル<http://www.ti.com/lit/ds/symlink/sn65dp159.pdf>
に、
Input differential voltage (peak to peak) : 75~1200mVpp
の記載がありました(P10)が、アイ開口については記述がありません。
最小どれくらい開いている必要があるのでしょうか?
なお、同資料P19、「Figure 11. Post EQ Input Eye Mask at TTP2_EQ」
の図は、アイ開口が40mVpp以上を示しています。この図は、何を意味しているのでしょうか?
急ぎ調査をお願いします。
fyem_to様
回答致します。
・ディファレンシャル入力レベルについて
DP159は内蔵のEqualizerでアイを開口させデータを再生します。
差動入力端子でのアイ開口の規定はございません。差動入力端子でのアイ開口が0mVppであってもEqualizerの出力でアイが40mVpp以上開口すればデータの再生は可能でございます。
・内蔵Equalizerの出力(Post EQ)でのアイ開口規定で、ここでの開口が40mVpp以上あれば入力データを正常に再生できるという意味でございます。
以上、宜しくお願い致します。
ご返答ありがとうございます。
「DP159は内蔵のEqualizerでアイを開口させデータを再生します。
差動入力端子でのアイ開口の規定はございません。」でしたら、入力レベル知る為には、内蔵EQがどのように設定されているかの情報が必要です。
slla358には、EQの初期設定を
{0x4D, 0x08} , //EQFTC = 0 and EQLEV = 8
{0x4C, 0x01} , //Enable Fixed EQにする様に書かれていました。ここで、「EQFTC = 0 and EQLEV = 8」の設定内容を知る
必要があります。この設定の時のEQ特性を教えてください。
あともう一点、質問させてください。
EQの特性は、Equalization Control Register の記述内容から、ゲインを上げる事は出来ても、下げる事はできないと思います。
従って、Post EQでのアイ開口が40mVであれば、入力も40mV以上の信号レベルがあれば、OKになると思います。
その場合、「input differential voltage (peak to peak) : 75~1200mVpp」の最低入力レベル 75mVは、
何を意味するのでしょうか?
上記および下記への回答を至急お願いします。
EQ設定を下記の様に行っていますが、
{0x4D, 0x08} , //EQFTC = 0 and EQLEV = 8
{0x4C, 0x01} , //Enable Fixed EQ
EQFTC と EQLEV について、動作仕様と設定範囲を教えてください。
よろしくお願いします。
fyem_to様
現在、メーカへ確認中の為、回答に時間を有していること申し訳ございません。
確認取れ次第回答致しますのでもう少々お待ち下さい。一部回答致しますのでご確認ください。
「input differential voltage (peak to peak) : 75~1200mVpp」は、
EQは低周波側でloss特性になっていますので、入力振幅としては75mVpp以上必要との意味でございます。データシートP28 Figure 26. Adaptive EQ Gain Curveをご参照ください。
以上、宜しくお願い致します。
ありがとうございます。
DP-159の最小入力振幅が75mVに対し、コンプライアンス試験の規定はありません。逆に、
入力振幅の規定は無いのですが、46mVのアイ開口の信号を入力してRXのテストをします。
・DP-159は、コンプライアンス試験を通せる実力があるのでしょうか?
・なぜ、DP-159の入力規定にアイ開口が含まれないのでしょうか?
EQFTC と EQLEV についての動作仕様と設定範囲と併せて、至急ご回答をお願いします。
fyem_to様
DisplayPortのコンプライアンス試験を合格することを確認しておりますので実力はあると考えます。
また、先の回答にも記載しておりますように、伝送路の特性によりアイが閉じた波形を内蔵のEqualizerで
アイ開口させデータを再生しますので、差動入力端子でのアイ開口規定はございませんが、
Equalizer disable時はEqualizerをスルーしますのでデータシートP19の
「Figure 11. Post EQ Input Eye Mask at TTP2_EQ」(アイ開口40mV以上)が
コンプライアンステストの46mVに相当する規定と考えられます。EQ特性に関しては、メーカフォロー中ですが、回答得られておりません。
お急ぎの所恐縮ですがお待ち下さい。以上、宜しくお願い致します。
fyem_to様
EQ特性に関して、メーカより回答得ましたので以下回答致します。
残念ながらEQ特性については保有しておりません。
本設定はユーザー側で値を変更して調整することは想定しておりませんので
設定範囲もございません。以上、宜しくお願い致します。
ご回答ありがとうございます。
入力振幅としても「Figure 11. Post EQ Input Eye Mask at TTP2_EQ」が参考になり、
・入力振幅 75mVpp以上
・アイ開口 40mV以上
だと判断できるのですね。承知しました。
EQについても承知しました。
-
投稿者投稿