ホーム フォーラム Texas Instruments 電源IC TPS65986の端子処理について

このトピックには7件の返信が含まれ、2人の参加者がいます。6 年、 3 ヶ月前KJ KJ さんが最後の更新を行いました。

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  • #1501 返信

    nakagawa
    参加者

    TPS65986の端子処理について

    デバイス型番:TPS65986

    TPS65986に関しまして以下の、端子の処理方法をご教示お願いいたします。

     

    ・BUSPWRZ端子はVIN3.3V未供給時にVBUSから電源供給する「Dead-Battery or No-Battery Support」で使用するピンと理解していますが、この機能を用いない場合は100kΩを介してLDO3.3Vに接続するようにデータシート「5.pin Configuration and Functions」に記載されていますが、「6.23 BUSPOWERZ」の項目をみると、BUSPOWERZの電圧はDIS1の場合0.8V以下にしても無効化できるように見受けられます。DIS1と2の差はなんなのでしょうか?無効時に0.8V以下であれば良いのであれば、はBUSPWRZ端子はPullDownでもよいのでしょうか?

     

    ・PP_CABLEピンに関してPP_5V0と接続した際に22μF、0.1μFのコンデンサを接続するようにデータシートの「9.2.2.2.1 Port Power Switch」の項目に記載されていますが、その場合PP_5V0ピンに接続するよう指示されているCPP_5V0(TYP 4.7μF)も併せて接続するべきなのでしょうか?

     

    以上、宜しくお願い致します。

    #1527 返信

    nakagawa
    参加者

    お手数ですが、以下のピンの端子処理に関してもご確認をお願いいたします。

    ・各GPIOピンはアプリケーションでpush-pull output設定の場合、Floatピンとして使用でき、アプリケーション未使用時は1MΩでGND接続するようにとデータシート記載がありますが、そのアプリケーション設定は「Application Customization Tool」で行うのでしょうか。またその場合、各GPIOを設定する項目はどこにあるのでしょうか?

    以上、宜しくお願い致します。

    #1552 返信
    KJ
    KJ
    従業員

    nakagawa様

    端子処理に関して以下ご回答致します。

    ・BUSPWRZ端子
    VBPZ_DIS1とVBPZ_DIS2に差異はございません。
    (別機種のTPS65982の場合は動作が異なりますがTPS65986の場合は同じです)
    未使用時にはどちらでも問題ないと考えますが、念の為TPS65982の仕様に合わせ、
    100kΩを介してLDO_3V3に接続(VBPZ_DIS2)頂く事を推奨させて頂きます。

    ・PP_CABLE端子
    22uF+0.1uFを推奨としていますが、TPS65982EVM上には150uFのコンデンサも併せて
    使用されておりましたので、メーカに確認しました。
    背景は、USB Type-C PD 仕様規定に電源ポートには120uF以上の容量を付けることを
    規定されており、その点を合わせての使用しております。
    上記の理由から、22uF+0.1uFに加えて、120uF以上のコンデンサを付けることを推奨致します。

    追加で頂いておりますご質問についても確認取れ次第回答致します。

    #1555 返信
    KJ
    KJ
    従業員

    nakagawa様

    ・各GPIO端子
    ご認識の通り、アプリケーション設定は、「Application Customization Tool」で行います。
    下記URLの資料(SLVUAH7B)のP.38 13.2 Digital I/Oに説明記載ございますのでご確認ください。http://www.ti.com/lit/ug/slvuah7b/slvuah7b.pdf

    以上、宜しくお願い致します。

    #1708 返信

    nakagawa
    参加者

    KJ様

    ご回答ありがとうございます。

    お手数ですがもう一点、ご質問のご回答お願いいたします。

    TPS65986とTUSB1046Aを用いて、DisplayPort×2+USB3.0構成を設計する場合、Receptacle間のSBU信号はTUSB1046Aと接続すればよいと理解していますが、評価ボードではSBUを分岐してTPS65986とTUSB1046Aそれぞれに接続しているように見受けられます。このような端子処理は必須なのでしょうか?必須でない場合はどのような目的で行われているのでしょうか?

     

    お手数ですが、ご回答お願いいたします。

    #1755 返信
    KJ
    KJ
    従業員

    nakagawa様

    はい、ご認識の通り、DisplayPort×2+USB3.0構成の際はTUSB1046Aとの接続で問題ございません。

    評価用ボードでは、どちらに接続するかをユーザ側で選べるように抵抗部品のパッドをシェアしております。
    基本的にはどちらか一方の接続であり、デフォルトはTUSB1046A側接続となっております。

    以上、宜しくお願い致します。

    #2706 返信

    nakagawa
    参加者

    追加でご質問させていただきます。

    TPS65986の「8.3.4.7 USB2.0 Low-Speed Endpoint」のUSB Billboard機能に関して、デバイスのエラー情報等をホストに通知するための機能と認識しておりますが、正しいでしょうか?

    この機能はTPES65986のUSB D±端子が未使用時GND接続でよい旨が記載されていることから、必須ではないと認識していますが、その場合何らかの他の手段でBillborad情報をホストに通知する必要はあるのでしょうか?

    #2793 返信
    KJ
    KJ
    従業員

    nakagawa様

    以下回答致します。
    はい、ご認識の通り、Billboard機能は、「デバイスのエラー情報等をホストに通知するための機能」です。
    ただし、Billboard機能はUSB規格に準じますので、今後の使われ方については適時USB-IF規格を
    ご確認ください。

    USB Billboard機能は、オルタネート・モードへの対応が求められるUSB Type-Cデバイスには実装
    しなければなりません。
    逆に言えば、オルタネート・モード非対応のデバイスは実装しなくてもよいと理解できますので、
    必ずしも本デバイスを使用したとしてもBillboard情報をホストに通知する必要はないと考えます。

    以上、宜しくお願い致します。
    KJ

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