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このトピックには6件の返信が含まれ、2人の参加者がいます。6 年、 6 ヶ月前に Take さんが最後の更新を行いました。
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TMDSEMU110-Uでのエラーについて
デバイス型番:TMS320F28377DTMS320F28377DにデバッグポートからROMの書込みを
試みましたが、添付画像の様なエラーが返されました。正常に動作するには、
何か専用のドライバが必要なのでしょうか?/*
・TIサイトにCCSver7.0以降のインストールが
必要と記述されていたので、既にインストール済です。
・購入付属品の20pin→14pin変換基板を使用して、
デバッグポートに接続しています。
*/大変申し訳ありませんが、画像のメッセージのみでは、エラーの詳細がわかりません。
何点か確認をさせてください。
1)エラー発生時のConsoleに表示される内容を全文テキストでコピー&ペーストしていただけないでしょうか。
2) Code Composer Studioからの書き込みは正常に行えておりますでしょうか。
3) Uniflashのバージョンはいくつでしょうか。
なお、エラーメッセージ画像の中に、error -1135が見えますが、こちらのエラーについては、
以下のサイトが参考なるかと思います。ご一読いただけないでしょうか。○Debugging JTAG Connectivity Problems – C28x the debug probe reported an error
よろしくお願いいたします。
頂きました内容につきまして、返信致します。
>1)エラー発生時のConsoleに表示される内容を全文テキストでコピー&ペーストしていただけないでしょうか。
[CPU1 Log]
[2018/5/22 13:04:21] Status: IcePick_C_0: Error connecting to the target: (Error -2131 @ 0x0) Unable to access device register. Reset the device, and retry the operation. If error persists, confirm configuration, power-cycle the board, and/or try more reliable JTAG settings (e.g. lower TCLK). (Emulation package 6.0.576.0)
[CPU2 Log]
[2018/5/22 13:07:23] Status: IcePick_C_0: Error connecting to the target: (Error -2131 @ 0x0) Unable to access device register. Reset the device, and retry the operation. If error persists, confirm configuration, power-cycle the board, and/or try more reliable JTAG settings (e.g. lower TCLK). (Emulation package 6.0.576.0)
>2) Code Composer Studioからの書き込みは正常に行えておりますでしょうか。
Code Composer Studioからも書込みが出来ません。
ちなみに従来使用していたXDS100v2に置き換えて書込みを試した結果、正常に行えました。
>3) Uniflashのバージョンはいくつでしょうか。
UniFlashのバージョンは、”Version: 4.1.1.1250″です。
宜しくお願いいたします。
ご確認ありがとうございます。
XDS100をご利用の場合に問題がなく、XDS110に置き換えたときに発生する場合は、以下のことが考えられます。
XDS110はXDS100と比べてドライブ能力が弱く、TRSTやTDOなどJTAG信号を基板側で
プルアップ・プルダウンがTI社のリファレンス・要求と異なる場合に、XDS110の出力が、規定電圧に
ならない場合がございます。エミュレータヘッダからの回路に関して、以下の推奨回路とご確認いただけますでしょうか。
回路図上問題がない場合、一度JTAG信号(TRST, TDI, TDO, TMS, TCLK)の信号波形を取得いただけますでしょうか。
XDS100(正常接続)とXDS110(接続失敗)で、どのような信号レベルに差があるのか確認いただくと、
解決に結びつくことがあります。
推奨回路との差異を確認し、再度動作確認を行いました。
結果としては、正常動作を行うようになりました。
nTRSTラインのプルダウン抵抗の定数が2.2k[Ω]になっていたのが原因のようです。
4.7k[Ω]に抵抗値を変更することで、正常動作しております。
アドバイス有難うございました。
本レスにて追加の質問となりますが、
TCK/RTCKの22[Ω]のダンピング抵抗について、F28377Dのデータシート上には記載が無く、
ご案内頂いた推奨回路には記載が有ります。
実装の有り無しでJTAG接続についてどういった影響が予想されますでしょうか?
ご確認いただいた推奨回路の上にあるNoteによりますと、最新のXDSコントローラが以前の製品より信号の立ち上がり時間/立ち下がり時間が早い信号ドライバを使用するため、反射の影響を抑えるためとあります。
Note: The following diagram deviates from previous TI documentation in that TI now suggests utilization of series termination resistors on the JTAG clock signals and TDO. The reason for this change is the latest XDS controllers utilize signal drivers with faster rise and fall times than previous generations, thus increasing the chances of reflections on these critical signals.
実装がない場合は、通信エラーが起こり、JTAG接続が切断される可能性があります。
ご返信有難う御座います。
頂きました内容にて不明点がクリアになりましたので、一旦Closeとさせていただきます。
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