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このトピックには3件の返信が含まれ、2人の参加者がいます。3 年、 9 ヶ月前に Polnaref さんが最後の更新を行いました。
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TPS659037の使用方法について
TMDXIDK574の回路図を参考に、TPS659037を使用する回路を
設計しようとしておりますが質問がございます。質問(1)
TMDXIDK574ではJACKよりVMAINを入力すればTPS659037がOnすると認識しております。
認識が正しい場合、VMAINの起動時のTPS659037のOn Requestsの条件は
RPWRON又はPWRONのLow検出でしょうか?質問(2)
+24VからTPS659037用の+5VをDCDC(例えばLM73605)で生成し、
+24Vから+5Vを生成するDCDCのPower GoodをTPS659037のPWRONかRPWRONに接続し
TPS659037をOn/Off制御使用としておりますが可能でしょうか?
もし可能である場合、PWRONかRPWRONのどちらにPower Goodを接続した方が
宜しいか教えて下さい。質問(3)
TPS659037のデザインガイド(SLIA088)では、
SMPS Switch Nodesの出力のコンデンサの合計の容量は
負荷側のコンデンサと合わせ57uF以下で使用することを推奨されておりますが
TMDXIDK574では、CPUのバルクコンデンサを合わせたTPS659037のSMPS Switch Nodesの
出力のコンデンサの合計の容量が57uFを越えております。問題ないのでしょうか?- このトピックは maidaが3 年、 9 ヶ月前に変更しました。
maida様
御問合せ頂きましてありがとう御座います。
回答(1)
VCC1への入力電圧が「POR (power-on reset) rising-edge threshold」を超えることで起動いたします。
詳細はデータシート「5.4.4 Startup Timing and RESET_OUT Generation」項を御参照ください。
RPWRON及びPWRONは、TPS659037がACTIVE又はSLEEPの状態で使用致します。回答(2)
前述の通りRPWRON及びPWRONはACTIVE又はSLEEPの状態で使用する機能であるため、VCC1にEnable機能を備えたロードスイッチを設けるのが確実と考えます。回答(3)
セラミックコンデンサの直流重畳特性を考慮した実行容量が57uF以下であれば問題御座いません。御参考になれば幸で御座います。
Polnarefご回答ありがとうございます。追加で質問がございます。
質問(1)の回答で、VCC1への入力電圧が「POR (power-on reset) rising-edge threshold」を超えることで起動すると教えて頂きましたが、データシート「5.4.1 Embedded Power Controller」のFigure 5-18に記載されておりますState Diagramより、VCC1を入力しPOR (power-on reset) rising-edge thresholdを超え、かつVSYS_LOを越えても”No Supply”状態から”OFF”状態までしか遷移せず、TPS650037のすべての電源回路の出力がオフのままの認識です。
TPS650037のすべての電源回路の出力をオンするには、”OFF”状態から更に”ACTIVE”状態まで遷移させる必要があり、”ACTIVE”状態まで遷移させるには、データシートTable 5-9. ON Requestsに記載されている条件のどれか1つを満たす必要があるため、TMDXIDK574ではRPWRON又はPWRONのLow検出かと思っておりますが認識は合ってますでしょうか?質問(3)の回答で、”セラミックコンデンサの直流重畳特性を考慮した実行容量が57uF以下であれば問題御座いません。”と回答頂きましたが、TMDXIDK574のVSMPS1_2には47uF用意され、接続先のVDD_MPUには47uFと10uFが2個接続しており合計114uFで57uFを大きく超えていると思いますが、問題ございませんでしょうか?
maida様
デバイスの起動ではなく、システム(EVM)の起動に関する御問合せであると理解致しました。
読み違えておりましたこと、お詫び申し上げます。回答(1)
はい、RPWRON又はPWRONの、どちらかの電位がLowとなることで、シーケンスがスタート致します。回答(2)
はい、可能です。
その場合の使用PinはRPWRONになると思われます。回答(3)
VDD_MPUはTPS659037のSMPS1とSMPS2の2つの相を使用して御座います。
1相あたりの最大負荷容量が57uFのため、2相であればその倍までは許容可能となります。御参考になれば幸で御座います。
Polnaref -
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