ホーム フォーラム Texas Instruments マイコン C2000 McBSP動作について

このトピックには1件の返信が含まれ、2人の参加者がいます。6 年、 5 ヶ月前Ge Ge さんが最後の更新を行いました。

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  • #1591 返信

    ti _dsp_user
    参加者

    McBSP動作について

    デバイス型番:SM320F28335-EP

    2つのF28335を対向させて、下記の様な接続で相互にMcBSPで複数ワード以上を含
    むフレームの送受信を行う場合、

    DSC-A     DSC-B
    MCLKR <--- MCLKX MFSR <--- MFSX DR <--- DX DX ---> DR
    MFSX —> MFSR
    MCLKX —> MCLKR

    DSC-A/B共にGSYNC=1で同期動作をさせるとすると、
    DSC-Aからの送信時は、DSC-AのMCLKXからのクロックがDSC-BのMCLKRに入るの
    で、DSC-BのSRGのクロックソース はMCLKRとなりますが、
    その場合、DSC-Aのクロックソースは何にしておけばいいのでしょうか?
    それとも、この様な場合は受信側(DSC-B)のみGSYNC=1として、送信側は
    GSYNC=0として動作させる必要があるのでしょうか?
    その場合は、以下の様にレジスタ設定を切り替えるということになりますでしょ
    うか?

    送信時
    GSYNC=0 クロック同期なし
    SCKLME=0 SRGの入力クロックはLSPCLK
    CLKSM=1 SRGの入力クロックはLSPCLK
    FSXM=1 内部で送信フレーム同期生成(送受信共通?)
    FSGM=1 内部で送信フレーム同期生成(送受信共通?)
    FWID=X  設定要
    FPER=X  設定要
    FSRM=0 受信フレーム同期はFSXピン経由で外部ソースから生成(送受信共通?)
    CLKXM=1 内部CLKXはSRGによりドライブ。MCLKXは出力ピン(送受信共通?)
    CLKRM=0 MCLKRは内部CLKRを供給する入力ピン(送受信共通?)

    受信時
    GSYNC=1 クロック同期あり
    SCKLME=1 SRGの入力クロックはMCLKR
    CLKSM=0 SRGの入力クロックはMCLKR
    FSXM=X 内部で送信フレーム同期生成(送受信共通?)
    FSGM=X 内部で送信フレーム同期生成(送受信共通?)
    FWID=X 設定不要(GSYNC=1では無視されるので送信時の設定のままでよい?)
    FPER=X 設定不要(GSYNC=1では無視されるので送信時の設定のままでよい?)
    FSRM=0 受信フレーム同期はFSXピン経由で外部ソースから生成(送受信共通?)
    CLKXM=1 内部CLKXはSRGによりドライブ。MCLKXは出力ピン(送受信共通?)
    CLKRM=0 MCLKRは内部CLKRを供給する入力ピン(送受信共通?)

    また、この場合は送受信それぞれの
    XFRLEN
    RFRLEN
    はどの様に設定すべきでしょうか?(FPERとの関連性等)

    上記の質問を含めまして、冒頭にあげた様な、
    「2つのF28335を対向させて、下記の様な接続で相互にMcBSPで複数ワード以上を
    含むフレームの送受信を行う場合」について、
    送受信側それぞれでどの様なシーケンスとなるのか、どの様なレジスタ設定を行
    うべきかご教示いただけないでしょうか。

    #1792 返信
    Ge
    Ge
    従業員

    > DSC-A/B共にGSYNC=1で同期動作をさせるとすると、
    > DSC-Aからの送信時は、DSC-AのMCLKXからのクロックがDSC-BのMCLKRに入るの
    > で、DSC-BのSRGのクロックソース はMCLKRとなりますが、
    > その場合、DSC-Aのクロックソースは何にしておけばいいのでしょうか?
    > それとも、この様な場合は受信側(DSC-B)のみGSYNC=1として、送信側は
    > GSYNC=0として動作させる必要があるのでしょうか?
    > その場合は、以下の様にレジスタ設定を切り替えるということになりますでしょ
    > うか?

    クロックソースはGSYNCの値によらず選択可能です。
    GSYNC=1とすると、以下のマニュアルの36pagに記載の図のようにCLKGが同期して動作いたします。

    TMS320F2833x/2823x Multichannel Buffered Serial Port (McBSP) Reference Guide http://www.ti.com/lit/ug/sprufb7b/sprufb7b.pdf

    SPIのマスター、スレーブのような形で使用するのであれば、
    ご連絡いただいた方法で良いと思います。

    > また、この場合は送受信それぞれの
    > XFRLEN
    > RFRLEN
    > はどの様に設定すべきでしょうか?(FPERとの関連性等)

    FPERは同期パルスの時間間隔(周期)を決めるもので、
    XFRLEN、RFRLENは通信するデータのサイズに関わるものになりますので、
    それぞれ、御社所望の仕様に設定しご利用下さい。

    > 上記の質問を含めまして、冒頭にあげた様な、
    > 「2つのF28335を対向させて、下記の様な接続で相互にMcBSPで複数ワード以上を
    > 含むフレームの送受信を行う場合」について、
    > 送受信側それぞれでどの様なシーケンスとなるのか、どの様なレジスタ設定を行
    > うべきかご教示いただけないでしょうか。

    McBSPは柔軟にシーケンスを組むことが可能なシリアルポートになりますので、
    御社で実装したいシーケンスを、それぞれのF28335で実現するようにレジスタ設定をしていただければと思います。

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