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William さんが最後の更新を行いました。
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guestTPS3703-Q1のRSENSE計算について
TPS3703-Q1のデータシート 9.1.4 Adjustable Voltage Thresholdsについて質問がございます。
RSENSEを計算できるとありますが、eq.4,eq.5を組み合わせるとIsense=0となり、
RSENSEは無限大ということにならないでしょうか。
ご確認よろしくお願い致します。
■データシート
お問合せ頂きましてありがとう御座います。
TPS3703のデータシート(資料番号:SBVS344D)、ページ20の等式4”Rsense=Vsense/Isense”に使われる
VsenseとIsenseの値は、ページ6の7.5 Electrical CharacteristicsにありますIsense
(Input current, SENSE pin)に書かれている値をご使用ください。
具体的にはVsense=5V、Isense=1.5uA(MAX)となっておりますので、
Rsense(SENSE端子ーGND間内部抵抗)は、Rsense=Vsense/Isense=5V/1.5uA≒3.33MΩです。
こ存じのように、この抵抗は外部のR2抵抗との合成抵抗となりますのでR2の値はわずかに小さくなります。
そのためR1とR2の抵抗だけで計算されるVMONの検知電圧より実際の検知電圧はわずかに大きくなり、
Inaccuracy(不正確さ)につながっています。
以上、何卒よろしくお願いいたします。
William
guestご回答くださりありがとうございます。
ご提示いただいた条件において内部抵抗の最小値は Rsense(min)=5 / 1.5 u=3.33 Mohmでした。
しかし、Threshold OptionによってVsense端子へ実際に印加される電圧は異なるかと思います。
これらの違いを加味した上でも3.33 Mohmが最小値となると考えて良いでしょうか。
※1.2V, 3.3Vのモニタリングに使用しているため、Vsenseが5Vを超えることはないという前提です。
お待たせしており申し訳ございません。
現在確認しております。わかり次第ご連絡いたしますので
少々お時間いただけますでしょうか。
以上、何卒よろしくお願いいたします。
William
回答が遅くなり申し訳ございません。
TI社に確認しましたところ、Rsenseの最小値はThreshold Optionにかかわらず、3.33MΩより小さくなることはないということでした。
そのため、データシート(Ver.SBVS344D)のページ20にありますFigure 9-4の回路構成を使用される場合は、Rsense値の最小値が3.33MΩになることを前提にInaccuracy(不正確さ)を計算していただけますでしょうか。
以上、何卒よろしくお願いいたします。
William
guest承知しました。
ご回答くださりありがとうございました。※以前のようにベストアンサーやトピックを閉じるボタンがありませんが、そのまま放置で問題ないでしょうか。
トピックを閉じる処理は弊社で行う仕様に変更させて頂きましたのでそのままにして頂いて問題ございません。
以上、何卒よろしくお願いいたします。
William
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