ホーム › フォーラム › Texas Instruments › 電源IC › UCC28180のVSENSE抵抗について このトピックには1件の返信が含まれ、2人の参加者がいます。2 年、 8 ヶ月前に Polnaref さんが最後の更新を行いました。 2件の投稿を表示中 - 1 - 2件目 (全2件中) 投稿者 投稿 2022年3月14日 4:29 PM #18085 返信 guest UCC28180のVSENSE抵抗について データシート上、UCC28180のVSENSE抵抗は1MΩ程度推奨とありますが、待機電力改善のため3MΩ程度にしたいです。 実動作に何か問題があるのでしょうか? また、抵抗の上限値を確認する方法を教えて下さい。 2022年3月14日 5:05 PM #18087 解決済み提案を取消 | 返信 Polnaref従業員 御問合せ頂きまして有難う御座います。 VSENSE端子内にはエラーアンプがあり、エラーアンプには40uA(typ)の電流を流入させる必要があります。 VSENSE抵抗を大きくした場合、抵抗を導通する電流とVSENSEに流れ込む電流の「比率」が大きくなるため、出力電圧が設計時に想定した値より高くなります。 抵抗を導通する電流は、VSENSEに流れ込む電流よりも、十分に大きい値にする必要が御座います。 また、VSENSE抵抗を大きくすることで、電圧ループのインピーダンスが高くなり、ノイズ(EMS)耐性の低下、ノイズによる誤動作が懸念されます。 ノイズ耐性の維持のため、VSENSE端子にセラコンを配置することも可能ですが、応答性が悪化するため、大きな値のセラコンを使用することは推奨いたしかねます。 従いまして、VSENSE抵抗は1MΩ程度として頂きたく存じます。 以上、設計の一助となれば幸いで御座います。 Polnaref 投稿者 投稿 2件の投稿を表示中 - 1 - 2件目 (全2件中)