ホーム › フォーラム › Texas Instruments › データコンバーター › ADC:ADS8330のアナログ読み値がラッチアップするので対策を検討しています このトピックには2件の返信が含まれ、2人の参加者がいます。1 年、 4 ヶ月前に guest さんが最後の更新を行いました。 3件の投稿を表示中 - 1 - 3件目 (全3件中) 投稿者 投稿 2023年6月21日 10:50 PM #20592 返信 guest ADC:ADS8330のアナログ読み値がラッチアップするので対策を検討しています お世話になります。 表題にもあります様にADS8330で+IN0ピンを使用してアナログ値をサンプリングする回路を作成しているのですが、回路構成ミスがあり、+VAへの電源供給前にアナログ入力電位が+IN0ピンにかかってしまう条件がある事が分かり、その状態で電源をADS8330に供給した場合、アナログ読み値をSPI経由で読むと値が+VA電源電圧付近に張り付くという現象が観測されており、対策を実施すべく回路修正を実施しているのですが、対策が妥当であるか、や原因に関しての考察に不備はないか等アドバイスをいただきたいです。 (もし追加で実施した方が良い対策等あればご教授いただけますと幸いです。) 回路構成は概略ですが下記の通りです。 入力部→ボルテージフォロア(THS4031)→LPF→ADS8330→MCU また、電源シーケンスに関してデータシート上で特に明言されていない様なので、+VBD(+3.3V)投入後→+VA(+5V)投入というシーケンスで使用していますが、推奨電源シーケンス等ございましたら併せてご教授願います。 ※データシート内でAVDD(+VA?)が+1.5Vを越えた際にPOR回路が働くという記述は有りましたので、現状アナログ回路用の+VA(+5V)が最後に供給される電源シーケンスとしております。 観測されている現象の原因としましては、電源供給前に端子に電位が印加される事で絶対最大定格をオーバーしている事と同義となり、正常な起動が出来ないのではないか、という推測を しておりますが、他に考えられる原因等あればご教授ください。 現状検討している対策としては、下記の様に入力部にフォトモスリレーを追加し、電源立ち上がり前はリレーがOFFとなり絶縁される構成にする案で検討しています。 もしこの構成にて懸念点等ありましたらご教授いただきたいです。 ・対策案 フォトモスリレー(ノーマリーオープンタイプ)→入力部→ボルテージフォロア(THS4031)→LPF→ADS8330→MCU 以上、お忙しいところとは存じますが何卒宜しくお願い致します。 2023年6月22日 4:26 PM #20605 返信 UTM従業員 お世話になっております。 ご認識いただいている通り、+IN0ピンは絶対最大定格値が[VA+0.3V]となっております。 よっていただいた動作はおそらくこちらによるものだと考えられます。 また誤動作だけでなくデバイスが破壊されてしまう可能性もございますのでご注意いただければと思います。 いただいた電源シーケンス、対策法についても問題ないかと存じますが、 PORを確実に動作させるためには125mV以下の時間が最小で350ms必要ですので瞬間的な遮断時などはご注意いただければと思います。 以上です。 2023年6月27日 4:03 PM #20618 返信 guest ご返信遅くなりまして、申し訳ございません。 ご回答ありがとうございます。 原因の考察と対策に関しまして、認識に問題が無い旨承知致しました。 また、PORに関しての注意事項のご連絡もありがとうございます。 瞬断等、注意と発生時のケアを検討する様に致します。 以上、お忙しいところのご対応ありがとうございました。 投稿者 投稿 3件の投稿を表示中 - 1 - 3件目 (全3件中)