ホーム › フォーラム › Texas Instruments › オペアンプ › 未使用品の処理について このトピックには1件の返信が含まれ、1人の参加者がいます。1 年、 1 ヶ月前に guest さんが最後の更新を行いました。 3件の投稿を表示中 - 1 - 3件目 (全3件中) 投稿者 投稿 2023年9月7日 3:25 PM #20874 返信 guest 未使用品の処理について お世話になります。 未使用ピンの適切な処理方法について、こちらのTech Noteを拝読しました。 https://www.ti.com/lit/an/sboa204a/sboa204a.pdf 現行品は適切な処理方法とは異なっており、下記のような処理を行っています。 1)非反転・反転入力をGNDに接続し、出力ピンをFloatingさせる 2)非反転・反転入力・出力ピンをGNDに接続する この場合、どのような影響が考えられるかご教示頂きたいです。 下記のように考えているのですが正しいでしょうか。 ・双方の入力ピンをGNDに落としていても僅かに電位差が生じれば、電位差に応じて出力ピンから出力しようとする ・出力ピンが浮いていればその分の電圧が出力され、出力ピンがGND接続ならば無用な電流が消費される ・結果としてこれら電圧・電流変動が使用中のピンにcross talkして、望ましくない影響を及ぼす 2023年9月20日 5:45 PM #20904 返信 FI43101従業員 guest様 フォーラムサイトにアクセスできない時にメールで返信させていただいておりましたが、 共有のため、フォーラムにも記載させていただきます。 —回答 オペアンプによっては、入力の+ピンと―ピンをGNDに接続すると出力が飽和(または位相反転)して消費電流が増加する可能性がございます。 ①入力の+ピンと―ピンおよび出力をGNDに接続した場合、 実際には入力ピン(+/-)間にはオフセット電圧が存在します。 オフセット電圧はオープンループゲインによって増幅されるため、出力の飽和に至る可能性がございます。 オペアンプによっては、入力電圧範囲がGNDを許容していない場合は動作定格外の動作となり、 場合によっては位相反転の可能性も考えられます。 記事の内容では他のchに影響を及ぼす可能性も低いと記載されていますが、オーバーストレスがかかった場合はオペアンプ自身が損傷をうけるため他のchにも影響するものと考えられます。 ②入力の+ピンと―ピンおよび出力をGNDに接続した場合の影響について、 入力ピンの+ピンと―ピンをGNDに接続したときに出力が飽和する可能性があります。 出力が飽和すると電源-GND間に過電流が流れる可能性があると考えられます。 TIの関連記事がございましたので、ご確認いただけますでしょうか。 https://e2e.ti.com/blogs_/archives/b/thesignal/posts/the-unused-op-amp-what-to-do 2023年9月21日 10:36 AM #20924 返信 guest 承知しました。 ご回答くださりありがとうございました。 投稿者 投稿 3件の投稿を表示中 - 1 - 3件目 (全3件中)