ホーム フォーラム Texas Instruments マイコン C2000 DC-submoduleとコンパレータの接続について

このトピックには2件の返信が含まれ、2人の参加者がいます。6 年、 5 ヶ月前Yojiro Yojiro さんが最後の更新を行いました。

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  • #2182 返信

    mickey.mouse
    参加者

    DC-submoduleとコンパレータの接続について

    デバイス型番:F28075

    DC-submoduleについて質問します。
    今までに28069で、内蔵コンパレータによりPWM信号をPlusByPlus(CBC)で保護をかけていましたが、
    28075(176pin)になり内蔵コンパレータが6モジュールとなり、ドキュメントでは接続信号名が理解できないので説明ドキュメントがあれば教えてください。
    28069までは
    Table 3-53. Digital Compare Trip Select (DCTRIPSEL) Field Descriptions
    0000 TZ1 input
    0001 TZ2 input
    0010 TZ3 input
    1000 COMP1OUT input
    1001 COMP2OUT input
    1010 COMP3OUT input
    を選択すればよかったが、
    <コード例>
    EPwm1Regs.DCTRIPSEL.bit.DCAHCOMPSEL = DC_COMP1OUT;
    EPwm1Regs.DCTRIPSEL.bit.DCBHCOMPSEL = DC_COMP3OUT;

    28075マニュアルでは、
    SPRUHM9–October 2014 / The eCAP input signals are sourced from the Input X-BAR signals as shown in Figure 12-49.
    入力信号名がTripin* となり1-12まであります。これが更にepwm x-barでマルチプレックスされているようで、ここの説明が見つかりませんでした。

    よろしくお願いします。

    #2184 返信

    mickey.mouse
    参加者

    EPwm1Regs.DCTRIPSEL.bit.DCAHCOMPSEL = TRIPIN4; とするならば

    コンパレータ1と接続するには、以下のような解釈でよいのでしょうか、

    EPwmXbarRegs.TRIP4MUX0to15CFG.bit.MUX0 = 1; /* MUX0を有効 */
    EPwmXbarRegs.TRIP4MUXENABLE.bit.MUX0 = 00;
    /* 4種類の信号から選択 Table 12-13. ePWM X-BAR Mux Configuration Table */
    /* 00は 選択種別の1なのでCMPSS1.CTRIPOUTH コンパレータの正論理出力 */

    よろしくお願いします。

    #2207 返信
    Yojiro
    Yojiro
    従業員

    ご確認いただいておりますTechnical Reference Manual(TRM)のバージョンが古いようですので、最新版(Rev.D / Literature Number: SPRUHM9D October 2014–Revised September 2017)をご参照ください。以下、Rev.Dをベースに回答します。

    TMS320F28075では、TRIPのソース信号をフレキシブルに設定できる機能として、EPWM X-BAR機能が追加されました。EPWM X-BAR機能の詳細につきましては、TRMのp.1012 7.2.1 ePWM X-BARに記載されております。

    EPwm1Regs.DCTRIPSEL.bit.DCAHCOMPSEL = TRIPIN4; とするならば

    コンパレータ1と接続するには、以下のような解釈でよいのでしょうか、

    EPwmXbarRegs.TRIP4MUX0to15CFG.bit.MUX0 = 1; /* MUX0を有効 */
    EPwmXbarRegs.TRIP4MUXENABLE.bit.MUX0 = 00;
    /* 4種類の信号から選択 Table 12-13. ePWM X-BAR Mux Configuration Table */
    /* 00は 選択種別の1なのでCMPSS1.CTRIPOUTH コンパレータの正論理出力 */

    コンパレータ1をPWMのトリップ信号として使用する場合は、ご提示いただいた設計で基本的に問題ありません。ただし、ご提示いただいたレジスタに一部誤りがあるようですので、以下の通りの設定をお願いいたします。

    ・MUX0を有効にする
    EPwmXbarRegs.TRIP4MUXENABLE.bit.MUX0 = 1;
    TRIP4信号出力に、MUX0を有効にするには、TRIP4MUXENABLEレジスタのMUX0ビットを1に設定します

    ・TRIP4のMUX0にコンパレータ1出力を設定する
    EPwmXbarRegs.TRIP4MUX0to15CFG.bit.MUX0 = 0;
    MUX0に、Table 7-2. ePWM X-BAR Mux Configuration Table よりコンパレータのCTRIPHを使用します。

     

    なお、TMS320F28075のコンパレータ機能(CMPSS)では、1モジュールにつき2つのDACが搭載されており、一つのアナログ入力に対し、2つの比較を同時に実行します。この機能によりヒステリシス機能を提供しております。このCMPSSの2つの出力がそれぞれCTRIPOUTH, CTRIPOUTLとなります。これらの信号は正論理・負論理ではありませんので、ご注意ください。
    コンパレータ機能もTMS320F28069より高機能となっていますので、CMPSS機能の説明についてもご一読ください。

     

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