ホーム フォーラム Texas Instruments スイッチ、ロジック Δt/Δvについて(SN74LVC2G126)

このトピックには1件の返信が含まれ、2人の参加者がいます。6 年、 5 ヶ月前William William さんが最後の更新を行いました。

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  • 投稿者
    投稿
  • #2211 返信

    Take
    参加者

    Δt/Δvについて(SN74LVC2G126)

    デバイス型番:SN74LVC2G126DCUR

    ①電源電圧、出力電圧振幅3.3Vで使用する場合、
     Δt/Δvを算出するための電圧範囲は、何Vから何Vで定義されますでしょうか。

    ②電源電圧3.3VにおけるΔt/Δvの推奨動作条件は最大10ns/Vと記載があります。
     10ns/V以上の値になるように入力電圧波形をなまらせた場合、
     出力波形のチャタリングが懸念されると思いますが、
     チャタリングが起きないICの実力値としては
     Δt/Δv はどの程度見込まれますでしょうか。

    #2215 返信
    William
    William
    従業員

    Take様

    お問い合わせいただきありがとうございます。
    本件について以下のように回答させていただきます。

    ① Δt/Δvを算出するための電圧範囲は、VCC*10%(またはVCC*90%)からVCC*90%(またはVCC*10%)になります。
     以下のTI資料がご参考になるのではと思います。
      Solving CMOS Transition Rate Issues Using Schmitt Triggers
    http://www.ti.com/lit/wp/slla364a/slla364a.pdf

    ② 残念ですが具体的な値はありません。データシートのΔt/Δvの範囲内での使用をお勧めいたします。
     ただ、どうしてもΔt/ΔvがMax値以上になる場合は、前出の資料のようにシュミットトリガ入力のICの使用を検討いただくのが
     1つの方法かと考えます。

     以上、何卒よろしくお願いいたします。

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