ホーム フォーラム Texas Instruments スイッチ、ロジック SN74HC14とSN74HC14Aの違いについて

このトピックには1件の返信が含まれ、2人の参加者がいます。6 年、 4 ヶ月前FUKU FUKU さんが最後の更新を行いました。

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  • #2454 返信

    HIGA
    従業員

    SN74HC14とSN74HC14Aの違いについて

    デバイス型番:SN74HC14;SN74HC14A

    <ご質問>
    SN74HC14NSRとSN74HC14ANSR の違いを教えてください。
    ※SN74HC14Aで、「A」が付くと古いデータシートで設計が
    古いのでしょうか。

    SN74HC14NSと、SN74HC14PWでは許容電力に違いは無い
    でしょうか。

    #2476 返信
    FUKU
    FUKU
    従業員

    お問い合わせありがとうございます。

    「SN74HC14」と「SN74HC14A」のデータシートで御認識頂いている通り、「A」付きは1998年7月から改版されておりません。
    ウエハー製造ラインのアップデート際に「A無し」の「SN74HC14」が主流製品になっております。
    「A」付き製品は、仕様は同等ですが、パッケージは PW(14pin-TSSOP)のみしかありません。
    お問い合わせの「A」付き「SN74HC14ANSR」NS(14pin-SO)はありませんので御注意願います。
    新規御採用におきましては、「A無し」の「SN74HC14」製品をお薦め致します。

    「SN74HC14NS」と「SN74HC14PW」はパッケージ違いですので、熱抵抗値(RθJA)が異なります。
    熱抵抗値は、NS(14-SO):76℃/W、PW(14-TSSOP):113℃/W ですので、「SN74HC14NS」の方が熱が逃げやすく、
    許容電力は大きくなります。ちなみに、許容電力 Pd は次式で概算されます。
     Pd = (Tj – Ta) / RθJA
    ここで、Tj:ジャンクション温度、Ta:周囲温度、RθJA:パッケージ熱抵抗値
    で、Tj、Ta が同じ場合、RθJAが小さいほど Pd は大きくなります。

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