ホーム › フォーラム › Texas Instruments › スイッチ、ロジック › SN74CBT3251 入力最大定格について このトピックには1件の返信が含まれ、2人の参加者がいます。6 年、 4 ヶ月前に William さんが最後の更新を行いました。 2件の投稿を表示中 - 1 - 2件目 (全2件中) 投稿者 投稿 2018年7月18日 12:31 PM #2500 返信 HIGA従業員 SN74CBT3251 入力最大定格について デバイス型番:SN74CBT3251 SN74CBT3251の入力が、最大定格-0.5Vを約1nsec超えるのは デバイスとして実質許容される量でしょうか? 波形を添付します。 Attachments:SN74CBT3251-1pin_Input.jpg 2018年7月19日 9:43 AM #2525 返信 William従業員 HIGA様 お問い合わせいただきありがとうございます。 本件について以下のように回答させていただきます。 経験的な意見になりますが、許容される量と考えます。 -0.5Vが規定されている理由は、端子の電圧がマイナスに下がると端子-GND間にあるESD保護ダイオード(GND側がアノード)を通じて電流が流れ、ダイオードが発熱して熱で壊れてしまうのを防ぐためです。いただいたマイナスに下がる電圧(約-0.863V)と時間(約60ns周期の中の1ns)程度であれば、経験的には許容される量と考えます。 このマイナス電圧が発生する原因としては、B4端子から先の部品につながるPCBパターン(あるいは配線)が持っているインダクタンス成分ですので、もしPCBパターン変更が可能であれば、配線の長さを短くすることや真っ直ぐにすることで、インダクタンス値を小さくなり、マイナスになる電圧や時間が短く出来ると思います。 あと、このマイナスになる電圧や時間は、SN74CBT3251のスイッチングスピードでも変化し、スピードが速くなると大きくなります。またこのスイッチングスピードは、電源電圧が高く、温度が低いときに早くなりますので、その条件でも大きく変わらないことを確認されるのをお勧めいたします。 以上、何卒よろしくお願いいたします。 投稿者 投稿 2件の投稿を表示中 - 1 - 2件目 (全2件中)