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このトピックには8件の返信が含まれ、2人の参加者がいます。6 年、 2 ヶ月前に Yojiro さんが最後の更新を行いました。
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TMS320F28377Sに関しまして
デバイス型番:TMS320F28377S現在CCS8を使用しTMS320F28377SにRAM書込にて検証を進めていますが、FLASHに書込が出来ずに困っています
TMS320F28027を使用した時は日本語マニュアル(jaja230)を参考にしましたが、これでは動作していない様子です
同様に追加した文
#include <string.h>
extern Uint16 RamfuncsLoadStart;
extern Uint16 RamfuncsLoadSize;
extern Uint16 RamfuncsRunStart;
#pragma CODE_SECTION(CpuTimer0ISR, \”ramfuncs\”);
~
memcpy(&RamfuncsRunStart, &RamfuncsLoadStart, (Uint32)&RamfuncsLoadSize);
これでFLASHに書き込めないのでしょうか?
お手数ですが書き込むにはどうしたらよいか教えて下さい
よろしくお願いします本件、ご状況いかがでしょうか。
恐れ入りますが、よろしくお願いいたします。
回答が遅くなり、大変申し訳ありませんでした。
ご確認いただいている手順は、FLASHに格納されるRAMで実行するプログラムコードを、RAMにコピーするための方法になります。
RAM実行で検証されているプログラムをFLASHからの実行(FLASHへの書き込み)を行うためには、以下の手順が必要となります。
●リンカコマンドファイルの変更
プログラムを配置は、リンカコマンドファイルというメモリ配置を定義したファイル(拡張子 .cmd)の内容に従い行われます。C2000wareでは、RAM実行用のコマンドファイルと、FLASH実行用のコマンドファイルが以下のフォルダに用意されております。
C:\ti\c2000\C2000Ware_1_00_05_00\device_support\f2837xs\common\cmd
今お使いのリンカコマンドファイルと対になるFLASH用のリンカコマンドファイルをプロジェクトから指定してください。
例えば、”2837xS_Generic_RAM_link.cmd”をお使いの場合は、”2837xS_Generic_FLASH_link.cmd”が対象となります。リンカコマンドファイルの指定方法には以下のいづれかの方法があります。以下の方法を複数指定するとリンクエラーとなりますので、ご注意ください。
- プロジェクトのGeneralプロパティから指定
プロジェクトのプロパティ画面にて、General設定の「Linker command file」にコマンドファイルを指定します。
- プロジェクトのLinkerプロパティから指定
プロジェクトのプロパティにて、Build – C2000 Linker – File Search Path画面の「Include library file or command file as input」リストにコマンドファイルを指定します。
- プロジェクトのファイル一覧に追加
プロジェクトのソースコードと同じように、プロジェクトの中にリンカコマンドファイルをコピーすることで、そのコマンドファイルが参照されます。複数存在する場合、使用しないファイルは右クリックメニュー → Resource Configurations → Exclude from Build..から参照しなくすることができます。
こちらの設定を行ってBuildしたオブジェクトで、デバッグを実行していただきますと、デバッグ開始時にFLASHへ書き込みを実行します。
なお、ご参照頂いております、JAJA230aの記載につきましては、古いコンパイラを対象としており、最新のコンパイラでは、
#pragma CODE_SECTION(CpuTimer0ISR, “.TI.ramfunc”);
として頂く必要があります。ツール(CCS)およびF2837xxの使い方につきましては、英語版になりますが以下のサイトにトレーニング資料が用意されておりますので、こちらも合わせてご利用いただければと思います。
http://processors.wiki.ti.com/index.php/C2000_Multi-Day_Workshopご回答有り難うございます。
確認させて頂きます。
先日のFLASH書き込みの件は無事書き込めるようになりました。ありがとうございました。
さて、また問題が発生しましたので、教えて頂きたいのですが、
クロックを外部20Mhzで使用していたのですが、仕様変更のため10Mhzへ変更したところ、
デバック接続が出来なくなりました。エラーメッセージは以下の通りです。
(Error -1156 @ 0x1) Device may be operating in low-power mode. Do you want to bring it out of this mode? Choose \’Yes\’ to force the device to wake up and retry the operation. Choose \’No\’ to retry the operation without waking the device. (Emulation package 8.0.27.9)
低電圧モード?と認識されたのでしょうか。YESを選択したのですが、FLASHに書き込み出来ません。書き込み設定を変えてRAMにしても書き込み出来ません。困ったのでクロックを20Mhzに戻したのですが、デバック接続が出来ない状態が続いています。再び書き込めるようにするにはどうしたらよいでしょうか。よろしくお願いします。使用環境 CCS8、XDS110、TMS320F28377S
Error -1156につきましては、さまざまな要因(デバイスの故障も考えられます)があり、原因を特定する必要がありますので、以下の項目について確認をお願いします。
・変更後のクロックは正しく発振しているか確認ください。
・電源ON後のXRS端子の状態を確認ください。Highとなっていますでしょうか。
・最後に書き込みを行ったファームウェアは正常に動作していますでしょうか。・XDS110の通信が問題ないか、Target Configuration File(ccxml)を開いて、の「Test Connection」を実施してください。詳細につきましては、以下URLからビデオで確認ください。
https://www.youtube.com/watch?v=o_2iMqZ1EbU
・クロックを未改造の基板、あるいはTI社のEVM(controlCARD or LAUNCHPAD)がありましたら、未改造の基板でもFlashの書き込みが失敗するか確認ください。
・Test Connectionで問題がない場合、以下の手順にて、内部メモリにアクセスできるか確認してください。- CCSの「View」メニュー →「Target Configurations」を選択して、Target Configurationsビューを開きます。
- リストからデバッグしているプロジェクトのTarget Configuration Fileを選択して、右クリックメニューから「Launch Selected Configuration」を選択してください。この前に、基板の電源を入れてください。
選択するとデバッグ画面に切り替わります。 - Debugビューに表示されるリストで”…Probe_0/C28x_CPU1 (Disconnected : Unknown)”を選択して、ツールバーにあるConnect Targetボタンをクリックしてください。
→ ここで、接続できますでしょうか。接続できるとソースコード画面に、No source available for “0x…..”というメッセージが表示されます。
エラーメッセージが表示される場合は、マイコンが正常に起動できていません。電源・クロック・リセット信号など回路を改めてご確認ください。
以上、ご確認のほど、よろしくお願いします。
ご返信頂きましてありがとうございます。
確認させて頂きます。
早速確認したところ、下記のようになりました。
・クロックはオシロで発振確認しました。20Mhzでした。
・XRS端子確認しました。HIGHになっています。
・最後に書き込んだソフトは動作していました。同じものを別基板へ入れても動作しています。
・XDS110の通信確認しました。Test Connectionでsucceededとなりました。
・内部メモリにアクセスできるか確認→これが出来ません。前回と同様のエラーメッセージが出ました
以下コンソールに出たメッセージ
C28xx_CPU1: GEL Output:
Memory Map Initialization Complete
C28xx_CPU1: Trouble Reading Register PC: (Error -1044 @ 0x0) The debug probe reported an error. Confirm debug probe configuration and connections, reset the debug probe, and retry the operation. (Emulation package 8.0.27.9)
C28xx_CPU1: Trouble Reading Register SP: (Error -1156 @ 0x1) Device may be operating in low-power mode. Do you want to bring it out of this mode? Choose ‘Yes’ to force the device to wake up and retry the operation. Choose ‘No’ to retry the operation without waking the device. (Emulation package 8.0.27.9)電源は3.3V確認、クロック確認までしました。
ほかに確認出来ること等ありませんか。お手数ですがよろしくお願いします。TMS320F28377Sの電源ON時のBoot ModeをWait Modeにて起動して、JTAG接続が可能かご確認いただけますでしょうか。
Wait Modeに設定するには、TMS320F28377Sの GPIO72をHigh,GPIO84をLowに設定してResetを解除してください。Wiat Modeに設定後でもJTAG接続ができない場合は、今一度JTAG回路を見直していただけますでしょうか。
http://dev.ti.com/tirex/#/?link=Development%20Tools%2FDebug%20Probes%2FXDS%2FDocuments%2FXDS%20Target%20Connection%20Guide
にJTAG接続のリファレンスが記載されております。ご確認のほど、よろしくお願いします。
- プロジェクトのGeneralプロパティから指定
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