ホーム › フォーラム › Texas Instruments › オーディオ › 出力段LCフィルタ、モノラルBTLモード時の不使用端子処理について
このトピックには4件の返信が含まれ、3人の参加者がいます。6 年、 1 ヶ月前に Osugi さんが最後の更新を行いました。
-
投稿者投稿
-
出力段LCフィルタ、モノラルBTLモード時の不使用端子処理について
デバイス型番:TPA3220DDW毎度お世話になります。
TPA3220DDWのにつきまして教えていただきたい事項があります。
①出力段LCフィルタについて
p30にありますステレオBTLの応用例にて
L:10uH
C:1uF
となっていますが、許容電流値や耐圧はどのように設定すれば
良いでしょうか。例えば、電源30V、スピーカ4Ωとすると
最大7.5Aが流れるため、コイルの許容電流値も7.5A以上が必要でしょうか
もしくは設計上想定される最大ゲイン時の電流値(3A程度と思われます)
を上限とし、コイルの許容電流値を下げることは可能でしょうか②モノラルBTLモード時の不使用端子処理について
モノラルオーディオ出力で仕様する場合、使用しない下段アンプの
PWM出力を停止し、消費電力を低減できるモノラルBTLモードでの使用を考えています。
このとき使用しない下段アンプの
OUT2_M
OUT2_P
のピンはオープン状態でも問題ないでしょうか以上何卒よろしくお願い致します。
お問い合わせありがとうございます。
以下に回答致します。>①出力段LCフィルタについて
>p30にありますステレオBTLの応用例にて
>L:10uH
>C:1uF
>となっていますが、許容電流値や耐圧はどのように設定すれば良いでしょうか。
>
>例えば、電源30V、スピーカ4Ωとすると
>最大7.5Aが流れるため、コイルの許容電流値も7.5A以上が必要でしょうか
>もしくは設計上想定される最大ゲイン時の電流値(3A程度と思われます)
>を上限とし、コイルの許容電流値を下げることは可能でしょうか
(回答)
現在USへヒアリングを行っております。
お時間いただけますようお願いいたします。
現状での回答ですと下記に評価ボードのユーザーズ・ガイドがございます。
こちらで利用されているインダクタやコンデンサをご参考にされると良いかと思います。
http://www.ti.com/lit/ug/slau754/slau754.pdfUSから返答があり次第追ってご連絡差し上げます。
>②モノラルBTLモード時の不使用端子処理について
>モノラルオーディオ出力で仕様する場合、使用しない下段アンプの
>PWM出力を停止し、消費電力を低減できるモノラルBTLモードでの使用を考えています。
>このとき使用しない下段アンプの
>OUT2_M
>OUT2_P
>のピンはオープン状態でも問題ないでしょうか
(回答)
はじめからモノラルオーディオ出力で仕様(設計)する場合は
データシート(SLASEN3B) のFigure 44. Mono BTL(Page 24)に示すように
IN2_PとIN2_MはAVDD に接続し、OUT2_PとOUT2_M はオープン状態でお願いいたします。Best regards,
Kevinお時間いただき申し訳けございません。
USにヒアリングしまして以下に回答致します。>①出力段LCフィルタについて
>p30にありますステレオBTLの応用例にて
>L:10uH
>C:1uF
>となっていますが、許容電流値や耐圧はどのように設定すれば良いでしょうか。
>
>例えば、電源30V、スピーカ4Ωとすると
>最大7.5Aが流れるため、コイルの許容電流値も7.5A以上が必要でしょうか
>もしくは設計上想定される最大ゲイン時の電流値(3A程度と思われます)
>を上限とし、コイルの許容電流値を下げることは可能でしょうか
(回答)
インダクタに関しましては、最低でも許容電流値がICの過電流保護以上ものを選定されるのが良いかと思いますが
インダクタの特性は、音質に関わりますのでどの程度を音質を許容できるかによります。
下記アプリケーションノートの「4 Inductor Selection for High-Performance Class-D Audio」をご確認いただき選定を行ってください。
http://www.ti.com/lit/an/slaa701a/slaa701a.pdfコンデンサに関しましては、確かに供給電圧以上の耐圧が必須ですが
こちらも音質に関わります、耐圧が低くなればそれなりに周波数特性も悪くなりますので
下記アプリケーションノートの「5 Capacitor Considerations」をご確認いただき選定を行ってください。
http://www.ti.com/lit/an/slaa701a/slaa701a.pdfデフォルト値としては、前回提示致しました評価ボードのものを
まずはご参考にして頂くほうが良いかもしれません。
http://www.ti.com/lit/ug/slau754/slau754.pdfBest regards,
Kevin毎度お世話になります。
追加問い合わせがありますので、お手数をおかけいたしますが、ご確認のほどお願い致します。
【CMUTEとRESET周辺回路の設計】
【目的】
1つのマイコン出力でTPA3220を起動・停止したい
データシートp25
9.4.1 Powering Up
の最終文にて>After a pre-charge time to stabilize the DC voltage across the
>input AC coupling capacitors, the ramp up sequence starts and completes once the >CMUTE node is charged to its final value.>入力AC結合コンデンサの両端のDC電圧を安定させるプリチャージ時間の後
>ランプアップシーケンスが開始し、CMUTEノードが最終値に充電されると
>完了します。とあります。
データシートp25
9.4.1.1 Startup Ramp Time
の2文目にて>With use of the recommended 33 nF CMUTE capacitor value
>the startup ramp time is approximately 20 ms.>CMUTEの推奨33nFコンデンサを使用した場合
>High状態になるまでのスタートアップ立ち上がり時間は約20msとなります。とあります。
また、
9.4.4 Device Soft Mute
最終文にて>External control of the soft mute function must provide high impedance output when
>not engaged (open drain output) to allow the CMUTE node to charge/discharge during
>device ramp up and ramp down when de-asserting and asserting RESET.>RESETをディアサート/アサートするとき
>デバイスのランプアップ/ランプダウン中にCMUTEノードが
>充電/放電できるようにソフトミュート機能の外部制御は
>(デバイス状態が?)確定されていないときはハイインピーダンス状態
>(オープンドレイン出力)を提供する必要があります。上記条件より
1ピンのみでリセット状態への移行と解除を行う場合
添付の検討回路の様にボルテージディテクタ(リセットIC)を用いて
MUTEピンのトランジスタをリセットピンより
AC結合コンデンサの充電時間+ミュートピンのコンデンサ充電時間
= 40ms以上遅延させてHi-Z/GND出力する
という方法を取る必要があるのでしょうか。データシートp24~27
4.1Device Functional Modes より抜粋
http://www.tij.co.jp/jp/lit/ds/symlink/tpa3220.pdf以上どうぞ、よろしくお願いいたします。
<p>Osugi様</p><p>ご連絡いただきありがとうございます。</p><p>問い合わせ内容を確認させていただいているところですが、文章中に回路を添付いただいているとの記載があります。</p><p>こちらのファイルを確認させていただきたいのでご対応いただけますでしょうか。</p><p>以上、よろしくお願いいたします。</p>
FI43101 様
毎度お世話になります。
大変失礼いたしました、添付資料がございますが、
直接メールをさせていただきますので、
こちらはクローズとさせてください。以上どうぞ、よろしくお願いいたします。
-
投稿者投稿