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このトピックには5件の返信が含まれ、2人の参加者がいます。6 年、 2 ヶ月前に Pukkuru さんが最後の更新を行いました。
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位相反転有無
デバイス型番:LMV321お世話になっております。
LMV321のデータシートには、位相反転有無記述や特徴として敢えて書いてはありませんが、”位相反転無し”と考えて良いでしょうか?
最近の単電源R-Rアンプは、当然という傾向でしょうか?以上、ご教示の程、宜しくお願い致します。
Pukkuru様
ご投稿いただきありがとうございます。
ご質問の件、残念ながらLMV321において位相反転を防止する機能はございません。
入力端子の一方、もしくは両方が-0.3V以下になった時に位相反転が発生する可能性がございます。
なお、TLV9001には位相反転防止機能がございますので、よろしければそちらもご検討ください。
http://www.tij.co.jp/product/jp/TLV9001
以上、よろしくお願い致します。
QT
QT 様
早々、ありがとうございます。
・LMV321の機能、承知しました。
・TLV9001のステイタスが、”開発中”となっています。生産は始まっている様な感触ですが、流通はこれからかと、認識しました。アナデバのAD8541で進めます。
Pukkuru様
コメントいただきありがとうございます。
OPA348も位相反転防止機能がございますので、こちらもご検討いただければ幸いです。
http://www.ti.com/product/opa348?qgpn=opa348
(AD8541と同等性能かつ入力バイアス電流が小さいです)
何卒ご検討の程よろしくお願い致します。
QT
QT 様
代替品のご紹介ありがとうございます。AD8541(LMV321)検討の背景は、
正負信号でアナログ信号処理した後、ある信号は、マイコンの内蔵AD変換器に入力します。
正負信号を圧縮し、正側信号化のレベルシフトが必要になりますが、無調整で多数製造しますと、中には0V以下の負成分が出るものが出そうです。*アナログ回路は、全て無調整で生産します。圧縮とレベルシフト後のRR単電源アンプとして、AD8541が存在します。
この為に、位相反転無しは重要でした。
更に、AD8541の出力電流は大き目でしたので、AD変換器駆動用アンプとしても都合が良いと考えております。
別の目的として、AD変換器の入力範囲内に抑えてくれる過大電圧保護デバイスとしてもAD8541に役割付けしております。OPA348は、出力駆動電流がAD8541の半分ですが、置き換えて良いか悩むところです。
Pukkuru様
コメントいただきありがとうございます。
ご要求について理解しました。
まず、出力駆動電流について気にされておりますが、
今回AD変換器とバッファの間にRCフィルタは挿入されますでしょうか?
もし挿入される様であれば、アンプのピーク電流はあまり気にされる必要はございません。
これは、ADCへの電流はほとんどがそのフィルタのCから供給されるためです。
ADCバッファとして優先的にアンプに求められる特性は主にGBW、スルーレート、セトリング時間、安定性となります。
単純にその観点のみ考えた場合、TLV316も検討に値するかもしれません。
http://www.ti.com/lit/ds/symlink/tlv316.pdf
以上ご確認の程よろしくお願い致します。
QT
- この返信は6 年、 2 ヶ月前に QT さんが編集しました。
QT 様
度々、ありがとうございます。今回当該の単電源アンプ~マイコン(AD入力端子)間には、RCフィルタを入れています。
駆動電流の考え方、承知致しました。アナログ信号は、信号処理フィルタのコンデンサ容量が大きく困る程の超低速ですので、OPA348で考えさせて頂きます。
色々、ご教示頂きありがとうございます。
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