ホーム › フォーラム › Texas Instruments › オペアンプ › オペアンプの絶対最大定格について このトピックには1件の返信が含まれ、2人の参加者がいます。6 年、 1 ヶ月前に QT さんが最後の更新を行いました。 2件の投稿を表示中 - 1 - 2件目 (全2件中) 投稿者 投稿 2018年10月19日 4:41 PM #3765 返信 HenachokoEngineer4541参加者 オペアンプの絶対最大定格について お世話になります。 一般的にオペアンプの入力についての絶対最大定格は電圧で規定されていますが、トランスインピーダンスアンプとして使用する場合、入力は電流となりますが、この時、絶対最大定格はどのように考えたらよろしいでしょうか? お手数ですが、ご教示お願いいたします。 2018年10月19日 5:03 PM #3768 返信 QT従業員 HenachokoEngineer4541様 ご投稿いただきありがとうございます。 トランスインピーダンス(TIA)として使用する場合でも、同じ様にお考えください。 TIAの動作を下図の例に説明させていただきます。 TIAの場合、アンプの+入力端子は定電圧(上図の場合GND)に接続されるかと思います。 そうすると-入力端子もバーチャルショートにより定電圧(GND)に固定されます。 この様に両入力端子は定電圧ですので、適切な電源電圧で使用していれば、基本的に定格を超えることはないと考えられます。 また両入力端子に流れる電流は入力バイアス電流のみですので、アンプに電流が流れ過ぎて電流が壊れるという事は基本的に考えづらいかと思います。 出力電圧につきましては、0V(低電圧)+I*R1によって求められますので、電流が増えれば増えるほど出力電圧は上がります。 しかしながらオペアンプは出力電圧範囲以上の電圧を出力できませんので、 よっぽど大きい電流が流れない限り、出力が定格を超える事はないと考えます。 TIAの一般的な動作について説明させていただきましたが、 予期せぬ動作や、低インピーダンスノードとのショートがあった場合にはこの限りではございませんのでご注意ください。 ご不明点等ございましたら再度ご投稿いただければと思います。 以上、何卒よろしくお願い致します。 QT 投稿者 投稿 2件の投稿を表示中 - 1 - 2件目 (全2件中)