ホーム フォーラム Texas Instruments マイコン MSP430 ADC設定の違い(sample mode)

このトピックには8件の返信が含まれ、2人の参加者がいます。6 年前クライフ クライフ さんが最後の更新を行いました。

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  • #3788 返信

    dengensekkeiGT
    参加者

    ADC設定の違い(sample mode)

    デバイス型番:MSP430FR2155TBDT

    現在Timer Trigger1を利用してADCをおこなうコード作成をおこなっております。
    ADCSHPで設定できるExtended Sample ModeとPulse Sample Modeの違いについてよくわかりません。
    シーケンス図、英文を見ましたが、下記解釈で合っていますでしょうか?
    ・Extended Sample ModeはSHIピンのUP変化でサンプルスタート、DOWN変化でサンプル停止+コンバージョン開始
    ・Pulse Sample ModeはSHIピンのUP変化でサンプルスタート、DOWN変化が短いならADCSHTで設定したサンプリングタイムで
     コンバージョンへ移行する。DOWN変化までが長ければDOWNがサンプリング停止となる。
    ・SHIピンでのサンプリングスタートはどちらも一緒。
    ・サンプリング時間は、マイコンPIN端子を内部Cおよび内部Rと接続している時間であり、
     この時間は長い方が十分に内部が充電されるため外部電圧Vsに対して精度が出る。
    もし間違っている箇所あればご指摘頂きたく思います。

    #3816 返信
    クライフ
    クライフ
    従業員

    dengensekkeiGT様
    お問い合わせいただきまして、ありがとうございます。

    ・Extended Sample ModeはSHIピンのUP変化でサンプルスタート、DOWN変化でサンプル停止+コンバージョン開始

    →こちらはご認識の通りです。

    ・Pulse Sample ModeはSHIピンのUP変化でサンプルスタート、DOWN変化が短いならADCSHTで設定したサンプリングタイムでコンバージョンへ移行する。DOWN変化までが長ければDOWNがサンプリング停止となる。

    →Pulse Sample Modeは、ADCSHTxビットで定義したサンプリングタイマでtsample(サンプリング時間)を規定します。
    そのため、コンバーション開始はSHIに依存せず、ADCSHTx規定のユーザー指定間隔でサンプリング時間を任意に設定できます。

    ・SHIピンでのサンプリングスタートはどちらも一緒。

    →こちらはご認識の通りです。

    ・サンプリング時間は、マイコンPIN端子を内部Cおよび内部Rと接続している時間であり、この時間は長い方が十分に内部が充電されるため外部電圧Vsに対して精度が出る。

    →こちらもご認識の通りです。
    逆に十分なサンプリング時間を設けないと、変換結果が想定と異なる可能性があります。

    以上、よろしくお願いいたします。
    Cruijff

    • この返信は6 年、 1 ヶ月前に クライフ クライフ さんが編集しました。
    #3818 返信

    dengensekkeiGT
    参加者

    Pulse Sample Mode のマニュアル内のFig21-8(添付)については、特殊な設定でしょうか?
    SHIの端子Downからその前のTsamplを検出している様に見えます。
    ご説明お願いしたく思います。

    #3842 返信
    クライフ
    クライフ
    従業員

    dengensekkeiDT様

    Figure 21-8.については、リファレンス電圧を内部電圧で使用される場合のタイミングチャートになります。

    図中の注記で書かれていますが、「REFGENACT=1」がセットされるまでtsampleを設ける必要があります。
    Pulse sumple modeでは、ADCSHTxにて内部リファレンス電圧がアクティブになるまでサンプリング時間を設ける必要があります。

    以上、ご確認をよろしくお願いします。
    Cruijff

    #3856 返信

    dengensekkeiGT
    参加者

    ご回答ありがとうございます。
    「Pulse sumple modeでは、ADCSHTxにて内部リファレンス電圧がアクティブになるまで
    サンプリング時間を設ける必要がある」というのはわかりました。
    Figure 21-8にてSHI信号のDownとSAMPCONのDownが同期している様に見うけられましたので、
    SHIのDownからその前のTsamplにて検出しているのでは無いかと思った次第です。
    SHIは外部信号ですので、Downするのがもっと後になる場合かあるかと思います。
    その場合にはStopSamplingについてはSHI信号のDownと同期するという認識で合っていますでしょうか?
    何度も質問をお返しして申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。

    #3934 返信
    クライフ
    クライフ
    従業員

    dengensekkeiGT様

    Pulse Sample Modeではあくまで、ADCSHP=1に設定し、ADCSHTxで設定することでサンプリング時間をユーザーの任意に設定することができるモードになります。
    そのため、SHI信号はあくまでサンプリング開始のトリガのみで、Pulse Sample Modeではサンプリング時間までHighを維持する必要はありません。
    上記はUser’s Guide P.544 21.2.5.2 Pulse Sample Mode の内容になりますので、合わせてご確認ください。

    Figure21-8の表記につきましては、メーカーへ問い合わせをさせていただきますので、少々お待ちください。

    お手数ですが、よろしくお願いいたします。
    Cruijff

    #3971 返信
    クライフ
    クライフ
    従業員

    dengensekkeiGT様

    メーカーへ確認したところ、
    「SHI信号はあくまでサンプリング開始のトリガのみで、Pulse Sample Modeではサンプリング時間までHighを維持する必要はありません。」
    この解釈で間違いない、とのことでした。

    Figure 21-8について非常に分かりづらく紛らわしいと思いますが、上記解釈でご覧いただければと思います。

    以上、よろしくお願いいたします。
    Cruijff

     

     

    #3972 返信

    dengensekkeiGT
    参加者

    少し質問認識がずれている様です。
    SHIをHで持続させる必要は無いという事はわかりました。
    Hを持続させた場合にどうなるかという事を知りたいです。
    お聞きした内容から予想すると次の様になるかと思います。
    この認識があっているか間違っているか教えてください。

    「SHIは外部信号なのでDownするのがもっと後になる場合かあると思います。
    その場合にはStopSamplingについてはSHI信号のDownと同期せず、SHIのDownよりも前にStopSampling完了する」

    #3977 返信
    クライフ
    クライフ
    従業員

    dengensekkeiGT様

    「SHIは外部信号なのでDownするのがもっと後になる場合かあると思います。
    その場合にはStopSamplingについてはSHI信号のDownと同期せず、SHIのDownよりも前にStopSampling完了する」

    上記のご理解で問題ございません。

    以上、よろしくお願いいたします。
    Cruijff

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