ホーム フォーラム Texas Instruments インターフェース DS100BR210の使い方について

このトピックには1件の返信が含まれ、2人の参加者がいます。5 年、 11 ヶ月前Kevin Kevin さんが最後の更新を行いました。

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    投稿
  • #3841 返信

    MJ
    参加者

    DS100BR210の使い方について

    デバイス型番:DS100BR210

    DS100BR210について質問です。

    1)デバイスのCH CONTROLにOUTPUT MODE
    というのがありますが、
    1 = Normal operation
    0 = 10G-KR operation

    上記2つには出力にどのような違いを教えてください。

    2)現在本ICはSFP+(10G)とFPGAの中継で使っています。
    データシートのトップページにはSFP+の絵と字があるため
    210は本構成で使えると思ってましたが、TiサイトのDesign toolでは
    210はSFPを選択すると消えてしまいます。
    ただしSFPは1Gだと思うので、関係ないとも受け取れると考えています。

    ○ 210は10G SFP+でも使用可能でしょうか?
    ○ 111との違いは単に低いレートが通る通らないという違いになりますでしょうか?

    よろしくお願い致します。
    以上

    #3845 返信
    Kevin
    Kevin
    従業員

    お問い合わせありがとうございます。
    以下回答いたします。

    >1)デバイスのCH CONTROLにOUTPUT MODE
    > というのがありますが、
    >1 = Normal operation
    >0 = 10G-KR operation
    >
    >上記2つには出力にどのような違いを教えてください。
    (回答)
    “0” = 10G-KRを設定すると、よりリニアなドライブ特性が得られます。
    低周波電圧利得は〜1.3倍以下に低減されます。これにより出力振幅は入力振幅に依存します。
    “1” =通常動作を設定すると、出力振幅は、VOD/DEM制御を使用して設定されます。
    注意としてはこのレジスタビットを有効にするには、以下のレジスタもプログラムする必要があります。
    0x06 = 18’h
    0x08 = 04’h

    >2)現在本ICはSFP+(10G)とFPGAの中継で使っています。
    > データシートのトップページにはSFP+の絵と字があるため
    > 210は本構成で使えると思ってましたが、TiサイトのDesign toolでは
    > 210はSFPを選択すると消えてしまいます。
    > ただしSFPは1Gだと思うので、関係ないとも受け取れると考えています。
    (回答)
    これは、WEBENCHのバグと考えられます。
    TI-USからは210はSFPにもSFP+にも対応できると回答が来ております。

    >○ 210は10G SFP+でも使用可能でしょうか?
    (回答)
    はい。対応可能です。

    >○ 111との違いは単に低いレートが通る通らないという違いになりますでしょうか?
    (回答)
    いえ、異なります。
    DS100BR111と210の違いは流れるデータの方向のみです。
    (データシートのPin Configuration and Functions
    がわかりやすいかと思います)
    信号を送信専用装置から、受信専用装置に送るのでしたら、DS100BR210が向いています。
    2台の装置間で双方向の信号伝送をする場合、DS100BR111が向いています。

    Best regards,
    Kevin

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