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このトピックには11件の返信が含まれ、2人の参加者がいます。5 年、 9 ヶ月前に telekinesis さんが最後の更新を行いました。
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BQ24297のBC1.2のDCD作動タイミングについて
デバイス型番:BQ24297富士エレクトロニクス各位
度々お世話になっております。
TI製充電IC BQ24297について、お伺いしたいのですが
USB接続時の自動データコンタクト検出は規格上Vbusの立ち上がり後何msec後に実施しているのでしょうか?おそらく、BQ24297では220msec後だと思うのですが、他社製ICでは30msec程度で実施しているものもあり
正確な規格のご教示をお願いします。また、特定のPC+特定USBハブにおいて、BQ24297のDCDタイミングでハブのD+がハイインピーダンスとなり
DCDが正常に行えない問題が発生しております。
この問題について、データコンタクト検出で[SDP,CDP,DCP]以外のポートと検知した場合には
2sec後にREG07のIINDET_EN機能で
再度ポート判別を実施することで対策とするつもりなのですが
この機能について、注意点や問題点などはございますでしょうか?お手数ですが、
どうぞ、宜しくお願い致します。富士エレクトロニクス各位
お世話になっております。
もう2点、追加で確認したいのですが、
1.本ICについて、USBを接続し、D+,D-Vbus,GNDが接続した後
Vbus立ち上がりから
何msec後にREG08[2] goes HIGHとなるのでしょうか?
また、データシートのp19より
Vbus立ち上がり⇒REG08[2] goes HIGH⇒
Vbus立ち上がりかつREG08[2] goes HIGHで
「Turn on D+ IDP_SRC and the D– pull-down resistor RDM_DWN for 40 ms」
が作動するという認識でよろしいでしょうか。2.BQ24297のデータシートp19のData Contact Detectionについて、
Detect VBUS present and REG08[2] = 1 (power good)
• Turn on D+ IDP_SRC and the D– pull-down resistor RDM_DWN for 40 ms
• If the USB connector is properly attached, the D+ line goes from HIGH to LOW, wait up to 0.5 sec.
について、本来のBC1.2では
DP側定電流源接続+DM側プルダウンさせ
300~900msecの間に10msec以上D+が0~0.8Vとなれば[SDPorCDPorDCP] と判定
となっていると思うのですが、
このデータシートの記述は間違っているのではないでしょうか?
恐らく、
D+ IDP_SRC and the D– pull-down resistor RDM_DWN ⇒
D+が0.5sec以内に40msec期間以上LOで[SDPorCDPorDCP] と判定
が正しい記述になると思うのですが、
Data Contact Detectionについて正しい方法、規格のご確認をお願いします。質問が多数に渡り大変恐縮なのですが、ご回答のほど
宜しくお願い致します。telekinesis様
いつもお世話になっております。
一つ目に投稿頂いた内容について以下に回答を記載させて頂きます。(お問合せ)
TI製充電IC BQ24297について、お伺いしたいのですが
USB接続時の自動データコンタクト検出は規格上Vbusの立ち上がり後何msec後に実施しているのでしょうか?
おそらく、BQ24297では220msec後だと思うのですが、他社製ICでは30msec程度で実施しているものもあり
正確な規格のご教示をお願いします。
また、特定のPC+特定USBハブにおいて、BQ24297のDCDタイミングでハブのD+がハイインピーダンスとなり
DCDが正常に行えない問題が発生しております。
この問題について、データコンタクト検出で[SDP,CDP,DCP]以外のポートと検知した場合には
2sec後にREG07のIINDET_EN機能で
再度ポート判別を実施することで対策とするつもりなのですがこの機能について、注意点や問題点などはございますでしょうか?(回答)
Vbusの立ち上がり後、200ms(Typ)が設計ターゲット値となっております。
検出完了時間については、最大で0.9secかかる仕様となっており、
現在ご対応頂いております2sec後にREG7のIINDET_EN機能を使用し、
再度ポート判別を実施する対策で問題無いと考えます。
お手数をお掛けしますが現行の対策方法にてご対応頂ければ幸いでございます。以上
宜しくお願い致します。富士エレクトロニクス
Undertale様ご返信ありがとうございます。
検出完了時間については、最大で0.9secかかる仕様となっており、
⇒この0.9secというのは,BQ24297において
・0.5sec間DCD回路形成&判別⇒0.4secで内部処理(DCD合計で最大0.9sec)⇒ primary detection or non-standard
adapterとしてREG08[7:6]に00書き込みもしくは
・DCD開始からprimary detection,全てのポート判別が完了しREG08[7:6]にポート種類書き込み
までが最大0.9secということでしょうかメインシステムがREG08[7:6]を読み込むタイミングに関わっており
お手数ですがご回答の程、宜しくお願い致します。富士エレクトロニクス
Undertale様度々申し訳ございません。
2sec後に再度DCDを実施するよう変更した所、添付図のような波形となりました。
fig1は、おそらくNGハブのハイインピーダンス状態が2回目のDCD前に終了し、DCD開始時にすぐ判別
fig2は、NGハブのハイインピーダンス状態が2回目のDCD開始時も維持しており、途中でハイインピーダンスが解除されDCD判別に成功しているものだと思われます。
両方とも同一ハブの同一環境で実験しており、ハブの抜差しのたびにハイインピーダンス期間が変わっています。そこで、もし貴社もしくはTI様がご存知であれば教えて頂きたいのですが、
ハブをPCに繋いでからD+,D-がハイインピーダンスとなる期間について、
Vbus立ち上がり後何msec以内にプルダウンしなくてはならないといった規格値はあるのでしょうか。現在、REG08[7:6]の値を読み込んでから2.0sec後に再度DCDを実施していますが、
この2.0secという値について、ハブの標準規格上問題ないという結論に至れれば、喜ばしく思います。
規格が無いのであれば、それでも構いません。どうぞ、宜しくお願い致します。
Attachments:
telekinesis様
いつもお世話になっております。
二つ目(1月17日)に投稿頂いた内容について以下に回答を記載させて頂きます。(お問合せ1)
本ICについて、USBを接続し、D+,D-Vbus,GNDが接続した後
Vbus立ち上がりから何msec後にREG08[2] goes HIGHとなるのでしょうか?
また、データシートのp19よりVbus立ち上がり⇒REG08[2] goes HIGH⇒ Vbus立ち上がりかつREG08[2] goes HIGHで
「Turn on D+ IDP_SRC and the D– pull-down resistor RDM_DWN for 40 ms」が作動するという認識でよろしいでしょうか。(回答1)
Vbus立ち上がりから250msec(typ)にてREG08[2] goes HIGHとなります。
またご記載頂きました、”Vbus立ち上がり⇒REG08[2] goes HIGH⇒ Vbus立ち上がりかつREG08[2] goes HIGHで
「Turn on D+ IDP_SRC and the D– pull-down resistor RDM_DWN for 40 ms」が作動する”
という認識でお間違えございません。(お問合せ2)
BQ24297のデータシートp19のData Contact Detectionについて、
Detect VBUS present and REG08[2] = 1 (power good)
• Turn on D+ IDP_SRC and the D– pull-down resistor RDM_DWN for 40 ms
• If the USB connector is properly attached, the D+ line goes from HIGH to LOW, wait up to 0.5sec.
について、本来のBC1.2ではDP側定電流源接続+DM側プルダウンさせ300~900msecの間に10msec以上D+が0~0.8Vとなれば[SDPorCDPorDCP] と判定となっていると思うのですが、
このデータシートの記述は間違っているのではないでしょうか?
恐らく、
D+ IDP_SRC and the D– pull-down resistor RDM_DWN ⇒
D+が0.5sec以内に40msec期間以上LOで[SDPorCDPorDCP] と判定
が正しい記述になると思うのですが、
Data Contact Detectionについて正しい方法、規格のご確認をお願いします。(回答2)
データシート記載内容が混乱を招く表記となっており申し訳ございません。
BC1.2の仕様については記載頂いたご認識の通り考えます。
データシート中の0.5sec記載箇所については、D+/D-ワイヤが差し込まれ、0.5secのタイマーが
切れていない事を検出した場合、Primary detection(SDP or CDP or DCP検出)へ進むことを指しております。(追加のお問合せに関しまして)
1月22日にご返信頂いた内容及び波形を添付頂いた内容については確認後折り返しご連絡させて頂きます。
可能でございましたら波形を添付頂いた投稿についてFig1波形及びハブのご仕様を合わせてご教授頂ければ幸いでございます。以上
宜しくお願い致します。富士エレクトロニクス
Undertale様お世話になっております。
状況説明不足となり、申し訳ございません。ハブの仕様についてですが、
host側接続が USB3.1 typeC(オス)
device側接続が、USB3.1 typeC(メス)×1+USB3.1 type A(メス)
となっているハブです。イメージ的には、下記の製品が近いです。(この製品ではありません)
https://www.amazon.co.jp/dp/B07HMPMWF8/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_qQwsCbDYKWJ79BQ24297を使用したデバイスを、USB2.0ケーブル経由でハブのtypeAメスに接続し、その後ハブをPCに接続すると
ハブのD+,D-が15kΩでプルダウンせず、接続後数秒間ハイインピーダンス状態となりDCDに失敗している状況です。
このD+がハイインピーダンスとなる理由は不明です。デバイス未接続の状態で、50Hz電源ノイズを利用してD+の状態を確認した所
添付図のようにVbus接続後100msec程度はプルダウンしているのですが、
その後HiZが始まり、約0.85sec後に一度HiZを止めプルダウン
次にHiZを再開し、Vbus接続後2.29sec後にHiZを終了させる挙動を示しています。
この図ではVbus接続後2.29secでHiZを終了させているのですが、PCとの組み合わせによってはVbus接続後3.34秒間HiZとなるものもあり
このHiZ期間について明確な規格があれば知りたい所存です。また、fig1の添付漏れについて申し訳ございません。
波形を添付します。
この図の場合、
1度目のDCD時はハブD+がハイインピーダンスとなり、DCDに失敗していますが、
2sec後のDCDタイミングではD+のハイインピーダンスが終了しDCDに成功しています。また、追加で一点確認したいのですが、
Vbusの立ち上がり後、200ms(Typ)でDCDを開始することについて、
この200msecの間は内部で処理を行っているのでしょうか?
もし可能であれば、Vbus立ち上がり後30msec程度でDCDを実施するよう変更したいです。お手数ですが、どうぞ宜しくお願い致します。
Attachments:
telekinesis様
いつもお世話になっております。
1月22日にご返信頂いた内容について以下に回答を記載させて頂きます。(お問合せ)
この0.9secというのは,BQ24297において
・0.5sec間DCD回路形成&判別⇒0.4secで内部処理(DCD合計で最大0.9sec)⇒ primary detection or non-standard
adapterとしてREG08[7:6]に00書き込み
もしくは
・DCD開始からprimary detection,全てのポート判別が完了しREG08[7:6]にポート種類書き込み
までが最大0.9secということでしょうか(回答)
DCD開始からprimary detection,全てのポート判別が完了しREG08[7:6]にポート種類書き込み
までが最大0.9secとなります。(追加お問合せについて)
こちら波形及び状況をご教授下さりありがとうございます。
ハブをPCに繋いでからD+,D-がハイインピーダンスとなる期間について、
Vbus立ち上がり後何msec以内にプルダウンしなくてはならないといった規格値等があるか否か
確認を取らせて頂き折り返しご連絡させて頂きます。また、追記頂いたお問合せについて以下に回答をさせて頂きます。
(お問合せ)
Vbusの立ち上がり後、200ms(Typ)でDCDを開始することについて、
この200msecの間は内部で処理を行っているのでしょうか?(回答)
こちらはVBus立ち上がり後、内部のREGN LDOを起動する時間となっております。
その為、申し訳ございませんが200ms(typ)より短い時間での立ち上げができない仕様と
なっております。以上
宜しくお願い致します。telekinesis様
いつもお世話になっております。
USB2.0 specification等を調査させて頂きましたが、
以下ご記載頂いているHi-Z期間に関する情報を見つける事ができませんでした。
お力になれず恐縮ではございますが、ご了承頂けますと幸いです。>デバイス未接続の状態で、50Hz電源ノイズを利用してD+の状態を確認した所
>添付図のようにVbus接続後100msec程度はプルダウンしているのですが、
>その後HiZが始まり、約0.85sec後に一度HiZを止めプルダウン
>次にHiZを再開し、Vbus接続後2.29sec後にHiZを終了させる挙動を示しています。
>この図ではVbus接続後2.29secでHiZを終了させているのですが、PCとの組み合わせによってはVbus接続後3.34秒間HiZとなるものもあり
>このHiZ期間について明確な規格があれば知りたい所存です。以上
宜しくお願い致します。富士エレクトロニクス
Undertale様お世話になっております。
HiZ期間について、承知いたしました。大変恐縮なのですが、更に一点お伺いしたいことがあります。
手元のPCにて
BQ24297を組み込んだ製品をUSB 2.0ケーブルでtypeCポートに接続
PC本体シャットダウンし、ACアダプターを差し込んだ所、VbusがHiとなりDCDが作動(D+がHiZのためunknownとして検出)
その後PCを立ち上げてもBC1.2の4.6.3にありますVbusの立下りが発生しなかったため、
DCDが作動せず、ポート種類判別がunknownのままであったためdeviceのCPUとの通信が開始されない
という問題が発生しました。この問題については、このPCのみの挙動であり、他のPCでは発生しておらず、
恐らくこのPCのみの仕様だと考えております。ただ、この点についても
PCのUSB typeC端子について
・シャットダウン時のVbus挙動
・シャットダウン時のD+挙動
・PC起動時のDetect Renegotiationの有無
の正式な規格をご存知であればご教示頂けないでしょうか。PCメーカの独自規格となっており、
Detect Renegotiationの実装は自由なのであれば致し方無いのですが、
ご協力のほど、宜しくお願い致します。telekinesis様
いつもお世話になっております。
ご確認ご返信下さりありがとうございます。
PCのUSB typeC端子についてのお問合せとなる為、
下記URLのインタフェースに関するお問合せフォーラムへ
移動させて頂きました。https://emb.macnica.co.jp/forums/topic/5018/
お手数をお掛けしますが上記URLをご確認頂ければ幸いでございます。
以上
宜しくお願い致します。富士エレクトロニクス
Undertale様承知いたしました。
USB typeC3.0の電源OFF時VbusやD+規格については、
ご提示のトピックで確認いたします。どうぞ、宜しくお願い致します。
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